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2006年10月

バガボンド画集 WATER&墨

買っちゃいました♪

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バガボンド画集『WATER』

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そして『墨』

いまや最低でも一世帯に1セットはあるであろう(大袈裟・・・)、超大人気マンガ『バガボンド』。実際私も、いまだに未見のお友達には「貸してあげてもいいけど、できれば購入してMyバガボンドを持っておくべきだと思うよ」と、かなりおせっかいな薦め方をすることもあったりなかったり。

先日、最新刊である24巻を読んだ時に、2種類の画集が同時に発売されていることを初めて知りまして、後日、本屋さんで実物を手に取り「ほ、ほしい・・・。でもこんなもん買ったらまたダンナ様に叱られる・・・」と、しばらくその場で一応悩んだのですが・・・

なんと!珍しいことにダンナもほしいって言うの♪さっすが!大人気マンガ『バガボンド』!なんの後ろめたさも感じることなくご購入~♪わーいわーい

しかしこりゃ買って正解です。やっぱ画集サイズの紙に印刷された絵って、迫力が違いますもの。画集用に描き下ろされたものや未発表のものも結構あって、期待通りかなり見応えあります。武蔵をはじめバガボンドの登場人物達が現代の服装をしているイラストとか、着物なんだけどタバコを手に持っていたり足元だけブーツだったりするイラストとか、おばばマーブルチョコとか、遊び心があって観てて楽しくなっちゃう。

ある程度絵が上手くて、お話も面白いマンガを描くマンガ家さんはたくさんいるけど、井上雄彦氏はやはり誰もが認める別格。井上氏が様々なテイストで描く自由自在な美しい線、はっとするような色彩、生き生きとした表情や動きの武蔵や小次郎・・・本当に素晴らしいの一言に尽きます。

11月28日発売のDVD『DRAW』は、井上氏がバガボンドを描く現場にカメラが入り、ただ純粋に描くこと、そのテクニックを何週間にもわたり記録したものなんですってね。そりゃあ買わなきゃね。

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007/ドクター・ノオ

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『007/ドクター・ノオ』の画像を探していたら、当時の日本公開時のポスターとおぼしきものを発見、妙にツボにハマっちゃいました。

このトロンとしたお顔のショーン・コネリー・・・あまりにも似てなさ過ぎ。植木等さんに見えるのは私だけですか?

007シリーズにはほとんど興味のなかった私が、なぜこの記念すべき第1作をわざわざレンタルして観たのかと言うとー。

6代目ジェームズ・ボンド、ダニエル・クレイグ。彼に見事ハートを撃ち抜かれちまったからデス!!(くさ・・・)わーい

以前、ダニエル・クレイグが生粋の007シリーズファンには不評だというニュースを聞いた時には、「ふーん。そうなんだ」くらいの感じで別段興味は沸かなかったのですが・・・。まるで、新ジェームズ・ボンドへのバッシングに対する皮肉のようにも受け取れる、『007/カジノ・ロワイヤル』の特報!アレにやられちゃいました。

ダニエル・クレイグのなんとも言えずクラシカルな雰囲気漂う、あの超シブい佇まい―。うっひょーむちゃくちゃカッコいいではないですかっ!『トゥームレイダー』とか『ミュンヘン』にも出てたの?マジで?全然記憶にございません。私のバカバカ~

ブロンドなんてボンドじゃないとか不細工とか、いろいろ言われていらっしゃるようだけど、個人的には断然気に入っちゃいました。ダニエル・クレイグばかりでなく、このたびのボンドガール、エヴァ・グリーンにしろ、悪役らしいマッツ・ミケルセンっていう俳優さんにしろ、大御所ジュディ・デンチにしろ、予告編を観る限りみなさん気品があって、往年の銀幕スターの雰囲気をどことなく持ってらしてなんだかステキなの♪

007/カジノ・ロワイヤル ソニーピクチャーズオフィシャルサイト

12月1日の公開がとっても待ち遠しい今日この頃なのですが、007シリーズってあまりマトモに観たことないし、今回の『カジノ・ロワイヤル』はボンドが007の資格を持つに至るまでを描くいわゆる007ビギンズであり、派手になり過ぎた同シリーズの原点に立ち返ってみたりしているそうなので、予習復習の意味も込め、とりあえず超基本篇『ドクター・ノオ』をチェックしてみることにしたのでした。

オープニングがいきなりオッシャレ~♪定番のテーマ曲にやっぱりワクワクしちゃう。そしてジェームズ・ボンドの歴史的初登場シーン・・・

” Bond・・・James Bond. ”

うぎゃーかっこいい~!その昔、白いお髭をたくわえたショーン・コネリーになぜか夢中だった時期があったのですが、ジェームズ・ボンドを演じる彼はやはり格別でございます。当たり前か。

シリーズに不可欠な美女はたくさん登場するけど、なかでも特筆すべきは貝を拾う女ハニー役のウルスラ・アンドレス。なんかもう”ウルスラ”っていう名前が既にゴージャスな美女っぽい。濡れシャツ着こなしコンテストナンバーワンですな。DVD特典の”ドクター・ノオ メイキング”の中で紹介されている、映画の撮影中に女性カメラマンが撮ったウルスラのモノクロ写真の数々・・・むちゃくちゃ美しいです。

悪役ドクター・ノオもとってもいい味出してたのに、案外あっさりやられちゃうのですね。あれ?長毛種のニャンコをよしよしするシーンは?って思ってしまった。アレは別の映画?

ちょっと気が早いかもしれないけど、007気分が高まりました♪

ところで。特典映像の劇場公開時予告編を観てみたら、ショーン・コネリーが上のポスターそっくりなヘン顔でいっぱい写ってた。似てないわけではなかったのね。。。でもやっぱりヘンな顔・・・

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ギャグマンガ日和

いつもマンガを読ませてくれる楽しい美容院 ” NEZI-SHIKI ”

ある日、店長オススメの『ピューと吹く!ジャガー』を手渡され、「あーコレ、気になってたけど読んでなかったんです♪」などと言いつつ読んでみた。

読みながら、「ジャガーさん好きなら、『ギャグマンガ日和』も好きだと思いますよ。マンガは読んだことないけど、アニメがむちゃくちゃオモロイから。似たテイストです」と教えてあげると、「それ、他のお客さんにも同じこと言われた!」と、驚愕する店長。

てゆーか私つい最近まで、ジャガーさんとギャグマンガって、同じ作者だと思ってました。てへ。

月刊ジャンプで連載中のマンガの方は全く知らなかったんですけど、ある日キッズステーションで偶然目にしたアニメ版『ギャグマンガ日和』。1話につき大体5分くらいしかなくて、いつもあっという間に終わってしまうのですが、他に類を見ないギャグのイキオイと内容の濃さからして、そのくらいでちょうどいいのかも?

とりあえず私のつたない文章ではおもしろさがなかなか伝わらないと思うので、公式サイトのリンク貼っときます。

増田こうすけ劇場ギャグマンガ日和 アニメ公式サイト

いつもギャグマンガの放送の合い間に、しつこいくらいに”監督 大地丙太郎”出演のギャグマンガの番宣が入るのですが・・・

(ナレーション)国際的天才アニメ監督・大地丙太郎は語る・・・

(大地)「これはぁ~原作を読んでほんっとに笑ったからぁ、アニメ化するなら他の人にはやってほしくなかったんだよね~」

(なぜかその隣りで頷き微笑む、マンガ家・江口寿史氏)

といった内容。なぜそこに江口寿史さんがいるのか分からんし、そもそも大地丙太郎ってそんなに有名なヒトなの?っていう程度の認識でありましたので、これを期に大地さんのプロフィールなど調べてみました。

過去の作品で、あぁ!と思ったのは『すごいよ!!マサルさん』。やっぱこの手のシュールなギャグがお好きなのね。しかし一般的には『おじゃる丸』の大地丙太郎で、”アニメを作らせたら日本一イケてる50歳”だそうです。大人気アニメ『おじゃる丸』、観たことないけど大人にもかなり評判イイみたいですもんね。

そんなワケで、人に勧めたからには原作『ギャグマンガ日和』も読んでみることにして、とりあえず1、2巻を購入。1巻の頃はまだややイキオイにかけますが、2巻になると増田こうすけ的不条理ギャグにかなり拍車がかかってきている様子。たぶん、3巻、4巻とどんどんエスカレートしていくんだろうなぁ・・・と予想。

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ギャグマンガ日和 月刊少年ジャンプ公式サイト

アニメは原作にほぼ忠実、というかもうそのまんまなのだけど、セリフの言い回しやテンポなど、アニメへの変換の仕方や絵柄のセンスが「ほんとだ!天才だ!」と思いました。

『ギャグマンガ日和』『ギャグマンガ日和2』、それぞれ全12話。『2』の方のDVDは近日発売だそうな。もちろん私は全話録画保存してありますが。全く予想もつかないバカバカし過ぎるギャグの数々を満喫したいあなたに、激オススメします。

    

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トリスタンとイゾルデ

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私もずいぶんと大人になって、かつてはよほどのことがないと観なかったラブストーリーモノも、いつのまにやらけっこう平気で観られるようになりました。(でも韓流的な純愛モノは未だに・・・)

そうは言ってもこの映画は、そんなに楽しみにしていたわけではないんですけど、先日映画館で観てしまったのです、予告篇を。そんでもうなんだかよく分からぬうちに、心をワシヅカミされちゃいまして。このすんごく王道な切ない感じ、美男美女な感じ・・・、なんだよぅ、イ、イイじゃないかよぅ!

そんなワケで、さっそく「トリスタンとイゾルデ」をセレクト~♪

「ロミオとジュリエット」の原点にもなった物語、というだけでも、どのような結末になるのかは大体想像がつくのですが、それに加え非常に丁寧で分かりやすい展開で素直にお話に入り込めました。

トリスタン役は「スパイダーマン」でお馴染みのジェームズ・フランコ。スパイダーマンは大好きだけど、彼がこんなに胸板の厚いセクシーガイだったとは・・・!一見何考えてるか分からないんだけど、内に暗く激しいものを秘めている、という感じが非常に良かったです。あんな風に見つめられたら、イゾルデでなくとも女性なら誰しもクラッときちゃうことでしょう。

しかし個人的には、少年トリスタン役のトーマス・サングスター君に萌え。

「ラブ・アクチュアリー」の時とあまり印象は変わらないのですが、身長がグッと伸びているみたい。冒頭にちょこっと出ているだけだったけど、むちゃくちゃ存在感ありました。将来が楽しみなような、このままカッコかわいくあってほしいような。

そしてイゾルデ役はソフィア・マイルズ。今回初めて見たなぁと思ったけど、けっこう大作にちょこちょこ出演しているんですね。絶世の美女ってワケではないけど、勝気な優等生タイプのイゾルデが影のあるトリスタンに惹かれる、という図がイイのです。

二人の物語の背景であるアイルランドとアイルランドに隷属する国々との対立もとても簡潔に描かれていて、最後、アイルランドとコーンウォールの戦いのシーンはなかなか爽快感がありました。マーク王めっちゃいい人だし。よっ!王様の鏡!

美しい風景と音楽に彩られた、スタンダードな中世悲恋物語・・・。たまにはこういうのもいいのだ。「恩人は裏切れない」とか言いつつ不倫みたくなっちゃうのも、若さゆえの激しさという感じで眩しかったデス。

この映画、韓流マニアのうちのママリンをお誘いして観に行ったのですが、映画の途中、身を乗り出す程にかなり夢中なご様子でしたので、終わってから「どうだった?」と聞くと、「トリスタンより、マーク王とトリスタンのお友達の方がカッコ良かった」とのこと。ああそうですか・・・。でも、トーマス・サングスター君絶賛は同意見でした。

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16ブロック

16blocks

16ブロック→わかりやすく言うと、東京駅から新宿駅までの近距離・・・って言われても、いまいちピンとこない地方在住、常識知らずで方向オンチな私。。。

いつの時代もアクション映画の個人的ナンバーワンは、「ダイ・ハード」でありました。テレビの洋画劇場で放送された「ダイ・ハード」を録画し、繰り返し観るうちに、裸足で敵を挑発しまくる男・ジョン・マクレーンの声は、江戸っ子口調がコミカルでやたらハマってた野沢那智版日本語吹き替えがいつのまにやら自分内スタンダードに。しかしDVDでは桶浦勉さんのが採用されているんですってね。そんなのやだやだマジでやだー

ブルース・ウィリス=ジョン・マクレーン。ブルース本人からすればけっこう迷惑かもしれないそんな勝手な思い込みがある為に、「アンブレイカブル」で無敵のヒーローだった時も、「シン・シティ」で撃たれても首つっても死なない刑事だった時も、「そりゃそうだよ!ジョン・マクレーンだもの!」と妙に納得していたのでした。イメージ通りのキャラクターを演じてくれるブルース・ウィリス・・・誰がなんと言おうと大好きなのっ。

ついでに言うとリチャード・ドナー監督の「リーサル・ウェポン」も、もちろん大好きなアクション映画のひとつです。そんでリッグス役は、先日亡くなられた鈴置洋孝さんのお声が印象深いなぁ。ご冥福をお祈りします。。。

さて今回もブルース・ウィリスは、期待を裏切らない不運な刑事役であります。しかし映画冒頭に出てくる彼はやたらと覇気がなく、いつも以上に御髪が・・・だわ、お腹デップリだわ、足は引きずってるわ・・・急に老け込んでしまったように見えて、思わず字幕を読むのも忘れるほどスクリーンのブルースに目が釘付けになりました。でもアレはああいう役作りだったのですね。あまりに哀愁漂っててちょっと泣きそうになっちゃったよ。

人生にも仕事にも嫌気がさしている酒浸りの老刑事ジャックでしたが、眠っていた内なる正義感にはやはり逆らえなかったのです!・・・という展開であることは分かっていても、仲間を撃って証人エディを守り、老体に鞭打ってたった一人で悪徳警官チームに立ち向かう姿にはやはり「うぉー!きたー!」って感じで胸が高鳴りました。やっぱブルースはこうでないとね♪しかし相手は20年来の元相棒であり、こんな時どんな行動に出るか、次はどんな手で来るか、お互いにすっかり分かりきっているようでそう簡単には相手を出し抜けず~。この辺の攻防戦はホント魅せ方が上手くて、まんまとハラハラドキドキさせられちゃいました。

そしてモス・デフ演じる、鼻にかかったウザい声でどうでもいいことをしゃべりまくる証人エディ。最初は「もういいからとにかく黙っとけ~」って感じでしたけど、バスルームのシーンで見る目が変わっちゃった。泣き顔をぐっと堪え、鏡を見つめ、自分に活を入れるかのようにシャドウボクシングするエディ。すごく短いシーンだけど、銃で撃ち殺されそうになった恐怖に打ち勝ち、ケチな悪党でしかいられなかったこれまでの自分をなんとしても変えるべく決意しているのだなぁ・・・というのが分かり、なんだか上手い演出だなぁと感心してみたりして。

元相棒フランクの言葉に心を揺さぶられたり、「俺は悪いヤツだよ」などど呟いたりしつつも、ギリギリのところで後ろめたい過去に立ち向かうジャックとエディを見ていると、フランクでさえ「ダークサイドな人になっちゃったのは何かワケがあったんだろねー」と、しみじみ妄想してしまうほどすっかり満喫してしまったのでした。あ~面白かった!!

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なが~いメンテ終了

おとついくらいからココログが、

”ココログフリーのデータベース・バージョンアップを目的としたメンテナンス”

なるものを延々やっており、記事の投稿並びにコメントやトラックバックが受け付けられない状態にありましたのですが、

昨日の夕方ようやく復旧したと思ったら、

今度は”障害が発生した”とかでまたもやメンテに突入。うがー

んで先程ようやく今度こそ復旧した模様です。

メンテ中にコメントのカキコミや、トラックバックの送信ができなかった方がもしいらっしゃいましたらごめんなさい。。。

もう大丈夫だと思われるので、どんどんトラバってやってくださいませ。

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ニャ夢ウェイ

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ネコちゃん好きで松尾ちゃん好きとあらば、やはりこの本を買わないわけにはいかニャいのです。

ある日、松尾妻子にゃんに見初められ、松尾コラム御殿にやってきた雑種猫・オロチ(♀)。「ニャ夢ウェイ」「ニャーと言える日本!」は、主にこのとっても”かわいーん♪”オロチにゃんをネタにした、作・松尾スズキ、画・河合克夫がお送りする爆笑猫コラム漫画であります。「ロッキング・オンJAPAN」にて現在も連載中?なの?

オロチって・・・楳図 かずお かよ!と思ったら、酔っ払って松尾宅を訪問した大人計画の看板女優・池津祥子タンが「ネコの名前?オロチョンでいいよ!」と勝手に命名したのを、オロチョンじゃああんまりだ・・・ってことで、オロチにしたらしい。

自分が命名したにも関わらず、池津祥子→松尾家への年賀状には、「ドロロ元気?」という無責任な一言メッセージが。事実かネタか分かりませんが、そういう大人計画メンバーのお芝居とは関係ないプライベート話が、ファンとしてはなんだかとっても楽しいのです。

あの天下の松尾スズキがオロチのかわいさにトロットロ!だなんて、すんごくおかしいと同時にネコ大好き人間としてはメチャメチャ共感してしまうのですが、さすが松尾妻子!と思わせる妻子にゃんの行動や発言も相当笑えます。

学生時代のジョン・レノン似の友人のあだ名が“レルビー”だったり。寝る時に、オロチを1階から2階のお布団へ連れて行く技に長けている松尾さんに“一級オロチ士”の免状を与えたり。(妻子はオロチへの愛がギラギラし過ぎててオロチに逃げられちゃうらしい。それも分かるなー)ただ単にオロチの前で踊るだけの、“オロチダンス”なるものを考案したり。てゆーかなにげに、夫婦仲がとっても良さげで楽しそうなの。そういえば、松尾スズキ監督映画「恋の門」にも松尾妻子の名でちょこっと出てませんでしたっけ?DVDのコメンタリーでしゃべってただけだったっけ?むーん、忘れちゃったなー。「ニャ夢ウェイ」の最後に載せられている「妻子のオロオロオロチ!」のお写真を拝見する限り、大変おキレイな方です。

松尾スズキの名を冠した本でありながら、ほっこり癒されてしまう「ニャ夢ウェイ」。ネコ欲と松尾欲(なんだそりゃ?)が同時に満たされちゃってもう、オロチもオロチを愛でる松尾にゃんも“キャワイーン!”って感じです。

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ブラック・ダリア

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「ミッション・インポッシブル」の監督って、ブライアン・デ・パルマさんだったのですね・・・っていうくらい、デ・パルマ監督にはあまり思い入れがありません。てゆーか、ミッション・インポッシブルって1も2も3も観てない・・・なんとなく食わず嫌いだったりして。

これまでどんな映画を撮られているのかもよく分からないので、”ブライアン・デ・パルマ作品一覧”みたいなのをネットで検索して見てみても、「あ、この映画好き♪」っていうのがどうやらひとつもありませんでした。

80年代頃の作品は、特にデ・パルマとは意識もせずテレビで観てたかなぁ。「キャリー」とか、「スカーフェイス」とか、「アンタッチャブル」とか。「レイジング・ケイン」は面白そう!と思って自分の意志で観た記憶がありますが、正直よく分からんかった・・・という印象です。

そんなワケでデ・パルマレベルは非常に低い私ですが、このたびの最新作、なぜか初日アサイチに観てまいりました。

ジェイムズ・エルロイの”L.A.4部作”って、ベストセラーだということですが1冊たりとも読んだことないデス。でも映画「L.A.コンフィデンシャル」はむちゃくちゃ面白かったし、今作はジョシュ・ハートネットやスカーレット・ヨハンソンなど、出演している俳優さんが旬な方ばかりで非常に魅力的。そして予告編やポスターなどから感じられるなんともいえない”ノワール”な雰囲気。期待が高まります。

以下ネタバレ含みます↓

ブラックダリア事件の謎を追うのがメインかと思いきや、どちらかと言うとロス市警の刑事二人と、スカーレット・ヨハンソン演じる美女ケイの物語でありました。

スカーレット・ヨハンソンは大好きな女優さんですけど、今回彼女の魅力はちょっと控えめだったかな。でも下着姿で腰のところに”BD”という傷跡が見えるシーンは好き。非の打ち所がなく美しいものに傷があると、さらに美しく感じるのはなぜなのでしょう。

代わりと言っちゃなんですが、ジョシュ・ハートネットがお色気バクハツしてました。汚れたガラス越しのマデリンとのラブシーン。あれイイ。すごくイイ。ヒラリー・スワンクは全く色っぽくなかったケド・・・。「シンシティ」の時もちょこっと出演なのに、まだ若いのに、ハードボイルドな雰囲気をものすごく醸し出してて好印象でした。暗くてちょっと悲しげな目がいいのかな。ノワールな空気が似合います。

デ・パルマ監督のカメラワークなどに関してはよく分からないのですが、エメットの豪邸にブライカートがお邪魔して、家族とご対面するシーンが印象深いです。ブライカートの視点でカメラが動いていくんですけど、あの家族が孕んでいる狂気をすごく感じました。

ストーリーは正直?っていうところが多くて、え?なんで?なんで闇に葬るの?とか考えているうちにお話がどんどん先に進んでしまったり・・・なんてこともしばしば。ブラックダリア事件の結末も衝撃的ではありましたけど、結局最後に犯人が「こういう理由でこうやって殺しました」ってベラベラしゃべるスタイルだったので、ちょっと引いてしまったかも。

”世界一有名で美しい死体”に魅了され巻き込まれていった人々のように、私もダリアの虜になりたかったけど、今回は残念ながらいまひとつ踏み込めませんでした。

でも私にとってはややこしかったストーリーをもっとちゃんと整理する為と、セクシー♪ジョシュ・ハートネットを堪能するために、DVD化されたらもう一回観たいです。

mezzotintさんのブログ、「銅版画製作の日々」にTBさせていただきました。

http://blog.goo.ne.jp/mezzotint_1955/e/7c2566745290239f7efc015c72f51c9b

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BLAME!and so on

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弐瓶たんのこともたまには書かにゃ。

「BLAME!and so on」は、「BLAME!」連載終了後2003年に出版された弐瓶勉唯一の画集であります。

「BLAME!」「NOiSE」関連のイラスト・デッサン画などはもちろんのこと、

弐瓶氏がアメコミデビューしちゃったX-MEN WOLVERINE LEGENDS「SNIKT!」のカバーイラストや、

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STUDIO VOICE誌に掲載された弐瓶氏お得意の架空巨大建築物シリーズ「MEGALOMANIA」

Megaro

ギレルモ・デル・トロ監督たってのお願いで、映画「ヘルボーイ」用に描き下ろしたKARL KROENENのイラスト

Hellboy

などなどなど~!・・・が収録されており、ファンにとってはありがた過ぎる濃ゆ~い内容となっているのであります。

大きめで上質な紙に印刷された弐瓶氏の作品を眺められるのはもちろん至上のヨロコビなのですが、なにより目からウロコが落ちたのは、ちっちゃい字でミッチリと書かれた「BLAME!」設定資料集。

読者に対し、とてもじゃないけど親切とは言えない謎だらけな「BLAME!」の世界設定が、不親切過ぎるコメツブ以下の文字で4ページに渡り収録されているのですが、いや~もうこれが、メチャンコ興味深い。購入した当時、カスミ目になりながら必死で読みました。

例えば基本的なところだと、<世界の形状とサイズ>

この世界はほぼ太陽系すべてに及び、すでに少なくとも木星軌道面までは階層都市化されている。材料は太陽系の惑星のほぼ全て。これはいわゆる「ダイソン・スフィア」を彷彿とさせる状況である。

どーりで霧亥が徒歩とはいえ何千年も放浪しても、端っこに辿り着かないハズです。てゆーかこういうのって、SF小説をたくさん読んでいたり、そっち方面に詳しい人にとってはよくある設定なのかもしれないけど、こちとらほとんど素人なのでそんなこと想像も付きませんでした。大体宇宙物理学者のフリーマン・ダイソン博士って誰?

とにもかくにも、弐瓶氏が「BLAME!解説」で言っているように、

「BLAME!はもともと大きな世界の片隅で起こった小さなエピソードを切り取って見せただけ。あの世界では日常的に起こっている事件の一つだ」

というのがよく分かりました。

他に面白いのは、最後の方に載せられたエンキ・ビラル氏との対談と、ギレルモ・デル・トロ氏との対談。

ビラル氏との対談は、もともとビラルファンである弐瓶氏のはしゃいでる感じが伝わってきて大変微笑ましいのですが、対デル・トロの方は、歴然とトーンダウンしているのが分かります。どちらかと言うとデル・トロ氏が弐瓶ファンで、ホントは映画「ヘルボーイ」のビジュアルスタッフとして弐瓶氏に参加してほしかったようなんですけど、連載を抱えていて多忙だった為お断りしたらしい。それで上記に挙げたイラストを1枚だけ描いて送ったところ、後で銀行口座に思わぬ大金が振り込まれていて驚いた、ということです。思わぬ大金っていったいいくらくらいなのだ。庶民には全く想像がつかん~

もともとデル・トロ監督の「ブレイド2」は大好きだし、「ヘルボーイ」も楽しみにしていたので当然劇場にて鑑賞しました。エンドロールに「TSUTOMU NIHEI」の文字を見つけ地味に喜んだりして。確か寺田克也氏も参加していたんですよね。デル・トロはマンガオタクなのだなー。

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もしも昨日が選べたら

Click

原題は「CLICK」なのに、なぜにこのようなダサい邦題を付けてしまうのですか。

劇場の売店で「”もしも昨日が選べたら”のパンフレットください」って言う時、なんだか恥ずかしいじゃないかよぅ。

アダム・サンドラーって、ラブコメ映画にたくさん出演していてロードショーもされているけど、日本人には今ひとつウケの悪い俳優さん、という印象です。

そういう私もある映画を観るまでは、「どうでもいい」カテゴリーに分類しちゃってました。

その映画とは。

悪魔ネタ爆裂コメディ「リトル★ニッキー」でございます。(ひー。ごめんなさい)

地獄を統治する魔王一家の末っ子、ニッキー役がアダム・サンドラー。邪悪な二人のお兄ちゃんに、いつもイジめられっぱなしのヘビメタ大好きヘナチョコ悪魔くんです。自分達だけの地獄を作るべく人間界へもぐりこんだ兄達を地獄へ連れ戻すため、初めてのニューヨークでニッキー君がてんやわんやするお話。

2000年のラジー賞多数ノミネート、興行的にも大失敗、アダムの映画人としての汚点であると思われる「リトル★ニッキー」。受け付けない方はきっと全くダメであろうと思われる超ナンセンス映画ですが、ものすごくオゲレツで過激なギャグのオンパレードに、すっかりハマってしまいました。普段はドンくさくてすぐ死ぬニッキーの悪魔的なイビキとか。エクソシストな一発芸とか。可愛いうさちゃん攻撃とか。クエンティン・タランティーノやオジー・オズボーンなど、いかにもイっちゃってる風な方々がイっちゃってる演技でご出演されているのも楽しいし。

とにもかくにも「リトル★ニッキー」以後、アダム・サンドラーってイケてるじゃん!ってことで、一目置くようになったのであります。

以下ネタばれ含みます↓

そして今回の最新作。

しょっぱな幸せファミリーの図にホンワカしたのも束の間・・・この映画、ニッキーを彷彿とさせる過激ギャグ満載ではないですか。ブラァボー!!

いや~笑わせていただきました。子供にも全く容赦ないマイケルいいなぁ。一番笑ったのは、渋滞中のノリノリおじさんでしたけどね。なんなんですか、あの人。あんな人が隣りに来ちゃったら、とてもじゃないけど平常心ではいられませんから。

マイケルが皆に看取られて逝くところでは、近年稀に見る号泣をしてしまったんですけど、そんな泣きシーンにおいても笑いを忘れないアダムってステキです。泣きながら笑うのって大変なんだから。

そしてそのすぐ後のシーンでは、予測していた結末ではあっても心の中で拍手喝采。一緒にベッドの上で飛び跳ねたかったくらい。

ラスト、ワンコの新しい相棒とのご対面シーン・・・スローモーションの正しい使い方でありました。

脇を固める俳優さん達もナイス。

まずデヴィッド・ハッセルホフ。「ナイトライダー」大好き。キットみたいな車があったらな~っていつも思ってました。モテモテマイケルに関しては、「なぜこんなくるくるパーマの兄ちゃんがこんなにモテるのだ」と子供心にナゾではありましたが。今回久々にお姿を拝見して、意外にも昔の雰囲気そのままだったのでビックリしました。

クリストファー・ウォーケン。私にとっては「デッドゾーン」の人です。影のあるエスパー役がすごく良かったのだ。結末が悲劇的なのもさらにツボでした。すっかりおじいちゃんになっちゃった今も、どことなくダークな雰囲気をたたえていてステキです。

そしてケイト・ベッキンセール。実はあまり好きな女優さんではなかったんですけど、今回本当に魅惑的でしたね。あんな奥さんサイコーじゃん。つやふわヘアが眩しかったです。

子供達もとってもかわいかった~。

笑って泣いて、泣いて笑って・・・ハッピーな気持ちでいっぱいになりました。

映画はこうでなくっちゃね。

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アタゴオル玉手箱

アタゴオルCGアニメ映画化?!マッ!マジですか?!

全然知りませんでした・・・。しかも10月14日より全国ロードショーなのに、なんで広島だけ11月11日なんよ?(広島弁)チクショー

ますむらひろし氏のマンガ「アタゴオル玉手箱」には並々ならぬ思い入れがあります。まだ純真無垢な乙女であった頃、どれだけ読み返したことか。

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アタゴオルとは・・・

小さなユートピア、ヨネザアド大陸の一地域がアタゴオルです。色とりどりの花が咲き乱れ、巨大な葉っぱが天空に向け生い茂り、夜ともなれば満点の星が煌いている桃源卿。
ここでは猫たちは立って歩き、人間と何の違和感を感じることなく、ともに暮らしています。会話を交わし、アタゴオル文字という独自の文字を使い、猫たち、人間たちの理想的な関係が築かれています。
度々起こる不思議な現象、事件を住人みんなで解決していく。気持ちのいい不思議の連続こそがアタゴオルです。
映画「アタゴオルは猫の森」公式サイトより) 

大体そんな感じです。

そして主人公は破天荒なデブネコ・ヒデヨシ。音楽とマグロとイカ(その他食べられるもの全て)と酒をこよなく愛する、煩悩のカタマリのようなヤツです。ボンゴ叩きのセンスは天才的ですが、その歌声は破壊的。ハッキリ言って常識の通じないムチャクチャなネコだけど、これがなぜか憎めなくて、アタゴオルの森になくてはならない存在。そしてヒデヨシのこの他にはない特異過ぎるキャラこそが、アタゴオルをただのメルヘンな世界ではなくしています。(今思うと、猫版ジャック・ブラックみたいなヤツだ)

しかし、彼をとりまく仲間達は、名前はヘンだけど割りと真っ当な人が多いです。テンプラ(人間・♂ ハーモニカ吹き)、ツキミ姫(人間?♀ 不思議な能力有り)、パンツ(♂ネコ 冷静沈着)、唐あげ親方(♂ネコ バイオリン弾き)などなど。

一番印象的なエピソードは、第4巻に登場する「ハリガネ草の午後」。

持つ人の心の波で揺れるというハリガネ草。子供の頃はよく揺れるけど、年をとるにつれて揺れなくなるという・・・。(ちなみにヒデヨシは激しく揺れまくり)

ハリガネ草を揺らすことのできた者は、空に浮かぶ「雲のピアノ」と一体化して、その素晴らしい音楽を聴くことができるのだ。

そして、雲のピアノの奏でる旋律を聴きながら、ツキミ姫が言う最後のセリフ。

「この音を聴いていると、なんだか分かってくるね・・・ハリガネ草の葉を揺らし、このステキな音色が聞ける方法・・・」

「ツキミ姫!どうすればいいんですか」

「それはね。

夢の世界からけっして降りないことよ」

ここでいつもブワっと涙がこみ上げていた14歳の私。

人並みに社会に揉まれ、すっかりオトナになった現在の私からしてみれば、「おいおい!14歳の私!あんたまだまだダイジョウブだよ。イケてるよ。何も失ってないよ~」って声をかけてあげたいくらいですが、当時の私は私なりに、何か感じるものがあったのでしょうね。

主に80年代後半に描かれた「アタゴオル玉手箱」(全9巻)。本当に大好きだったのですが、8巻、9巻あたりになってくると、絵柄やお話がなぜか私の好きなアタゴオルではなくなってきて、いつのまにかますむら氏の新刊が出ても買って読まなくなりました。その後、出版社や掲載誌をかえ、タイトルも「アタゴオル」「アタゴオルは猫の森」などと変わりつつ、今も続いているようです。今回の映画化も、現在連載中の「アタゴオルは猫の森」がベースなのでしょう。

他に、ますむらひろし氏の作品で当時好きだったのは、「コスモス楽園記」(やはり立ってしゃべるネコが出てきます)、「ペンギン草紙」「オーロラ放送局」(こちらはペンギンがしゃべります)、「夢降るラビットタウン」(ウサギとガイコツがしゃべります)、後は映画化もされたネコ版「銀河鉄道の夜」かな。あぁ、懐かしい。「BLAME!」みたいなマンガばっかり読んでいる私にも、かつてこんな時代があったのだー

CGアニメ版アタゴオルの予告篇を観るかぎり、ちょっぴり微妙・・・な印象はありますが、ノスタルジックな気分に浸りつつ、きっと劇場に足を運んでしまうと思います。

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レディ・イン・ザ・ウォーター

Ladyinthewater

”新しいM・ナイト・シャマランの世界へようこそ”って言われても。新しいの?別に新しくなくてもいいのだよ?

世の中の評判がどんなに悪くても、M・ナイト・シャマラン監督の作品にはいつも楽しませていただいてます。

過去作品のパクリだの盗作疑惑だのハッタリだの、いつも何かとイジめられがちなシャマランさん。

でもそんな過去の作品も児童書も知らない身分の者としましては、「ヴィレッジ」だって充分ハラハラして意外な結末にも納得しましたし、世の中の酷評に「良かったんだけどなぁ・・・」と、ちょっとシュンとなったのでした。別にホラーなのかラブなのかナンなのか分かんなくてもイイじゃん。ジャンル「シャマラン」でイイじゃん。ダメ?

もともと幽霊とかアメコミとか宇宙人とかモンスターとか好きな方ですしね。シャマランさん、あなたのそのネタのセレクション、キライじゃないです。てゆーか、大、好き、だ。(ほんたにちゃん風)

というワケで、楽しみにしていた「レディ・イン・ザ・ウォーター」、さっそく観てまいりました。

役者のセレクションがこれまたグッジョブ!シャマラン!主演は、とある雑誌のインタビューで「主役は緊張する」と控えめな発言をしていたポール・ジアマッティ。「アメリカン・スプレンダー」の時の彼、大好きです。(またコクってしまった)「ヴィレッジ」に引き続きご出演のブライス・ダラス・ハワードも、キリっとした顔立ちと神秘的な瞳が印象的な女優さんで、個人的にはなんとなく気になる存在。

シャマランが自分の娘達に創作して聞かせてたベッドタイムストーリーを元にしているそうですが、夜のプールや暗い森には何か得体のしれないものが潜んでいるかもしれない、っていう感覚はなんとなく分かるし、子供なら尚の事、ワクワクして聞いちゃうだろうなぁと思います。かと言ってそれを映画にするのはどうなのだ、っていうツッコミはマァ置いといて、そんなステキなシャマランパパにとりあえず一票。

しかも今回のシャマランは、けっこうメインの役どころで全編出まくり。きっと御子さん達にも喜ばれたことでしょう。

以下ネタバレ含みまくり

平凡な日常に、突如おとぎ話の中の登場人物たちが現れたら?そして実は自分自身も、運命的にお話の中の重要な役割を担う存在だったとしたら?

そりゃできれば、ちょい役とかじゃなくてガーディアンとかヒーラーとかなんとか、カッコいい肩書きが欲しいです。だから自分が守護者ではないと気付いた時の、彼の意気消沈したっぽい感じ分かるなー。でも結果的にはアレだったので良かったね。元医者だもんね。

そして、映画評論家の彼に対するあのヒドイ仕打ち。モンスターを目の前にしてベラベラしゃべるところで一瞬、「お?やはりヤツが守護者なのか?」と思ってしまいました。しかし次の瞬間・・・。きっとシャマランなりのプチ復讐なのですね。個人的にはこのシーンが一番おもしろかったかも。

今回のシャマラン、予告篇で言ってる通り新しかったのかどうか?・・・確かに新しかったデス。どんでん返しがない、という点が。クリーブランドが大した根拠もなく勝手に「あんた記号論者。で、あんた達職人。」とか決め付けてたのが実はみんな見当違いだった、っていうのがかろうじてドンデン返してたのかもしれませんが、それらが判明していく物語終盤には、観客の皆様の気持ちはたぶんもう「どうでもいいや」って感じになっていそうで、シャマランさんの立場がまたちょっと心配になりました。負けるな!シャマラン!次もきっと観に行くから。

気が付いたらケチつけてるみたいになっちゃってますけど、映画全体の出来が客観的に見て・・・だったとしても、ピンポイントで好きなシーンがいっぱいあったりするのです。クリーブランドがプールで「見たぞ!!」って叫ぶシーンとか。無邪気な少年ぶってるシーンとか。単にポール・ジアマッティ好きっていうのもありますが。あの独特のコミカルでミステリアスなシャマランワールドに浸れたってことで、不思議と満足感はあります。

子供の頃、本の虫だった自分としては、「ネバーエンディングストーリー」のバスチアンみたいに、現実を抜け出して物語の世界に行けたらなぁ、なおかつ自分が主人公だったらなぁ・・・なんて妄想してた気持ちをちょっぴり思い出しました。

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