« しょこたん☆苺まつりin広島 | トップページ | パフューム ある人殺しの物語 »

世界最速のインディアン

Worldsfastestindian

愛しのレクター博士さま。これからはバート・マンローじいちゃまのことも、等しく想わなくてはなりません。

<あらすじ>

ニュージーランド南端の町、インバカーギル。バート・マンロー(アンソニー・ホプキンス)は、1920年型インディアン・スカウトというバイクを何度も改造し、ひたすら速く走ることに人生を捧げてきた。そんな彼の夢は、アメリカのボンヌヴィル塩平原で世界記録に挑戦すること。狭心症を患いながらも、バートはついにアメリカ行きの貨物船に乗り込み、ボンヌヴィルを目指す。世界最速のインディアン公式サイト

映画が始まって数分、すっかり忘れていた自分の弱点のひとつを思い出しました。それは・・・おじいちゃん。おじいちゃんモノ(?)に弱いということ。おばあちゃんにも弱いけど。家なんだかガレージなんだか分からないおうちで、愛車インディアンと暮らすバート・マンローの姿を眺めているだけで、むやみやたらと涙がこぼれてきて困りました。

早朝からエンジンをふかしまくり、お隣さんに叱られるバート・マンロー。人んちの肉切り包丁を、バイクの改造の為に勝手に失敬するバート・マンロー。ほったらかしの庭の雑草に火を放ち、消防車を呼ばれてしまうバート・マンロー。はっきり言ってものすごーく変人で迷惑なじいさんなのだけど、彼を憎んだり疎ましく思ったりする人は誰もいません。なぜならば!彼はどんな人間に対しても態度を変えないし、怯むこともない。いつも笑顔でジョークを飛ばし、相手の気持ちをあっという間に解きほぐしてしまうのです。もうあっちやこっちでモッテモテ。そういう私もすっかりメロメロに。

この愛されキャラ、バート・マンローを演じるのは名優アンソニー・ホプキンス。改めて言うのもナンですが、その演技の巧みさには脱帽いたしました。子供のように無邪気なんだけど、年老いた自分という現実を冷静に受け止めてもいる。おだやかな笑顔、でも時々、すごく寂しそう・・・。ようやくボンヌヴィルに辿り着いた時の彼のあの表情・・・たまりませんね。そして忘れてはならないのが、とっても嬉しいことがあった時に披露される素っ頓狂なダンス。なんですかアレ?むちゃくちゃカワイイんだけど♪

バート・マンローの言葉には、ズシッと心に響いてくる名言がいっぱい。特に「夢をもたない人間は野菜と同じだ」は・・・、イタかったっす。坊やがすかさず「どんな野菜?」と訊ねると、「キャベツだな!ははは!」ですって。キ、キャベツかぁ、そうかぁ。。。このへんの坊やとのやりとりも、別に泣くところじゃないと思うのですけど泣けて泣けてしょうがなかったです。

ただひたすらに夢を追い続ける男、バート・マンロー。行く先々で出会う人々も、そんな彼の夢のかけらを少しずつ分けてもらってみんなハッピーになってゆくのだ。映画を観ている私達もね。とっても心があったかくなる、ステキなステキな映画でした!大好き~バート・マンローじいちゃま☆

|

« しょこたん☆苺まつりin広島 | トップページ | パフューム ある人殺しの物語 »

映画」カテゴリの記事

コメント

いつまでもいろんな事にチャレンジする姿は素敵ですね☆
私も長く楽しく続けられるものを早く見つけなきゃと再確認しました。(^^)

投稿: sakuramochi | 2007年2月22日 (木) 16時58分

sakuramochi様

かつては夢らしきモノもあったような気がするんだけど…
ふと気が付いたら全く違う方向に。。。
夢を持ち続けるって、スゴイことだよね。

投稿: kenko | 2007年2月23日 (金) 11時02分

こんにちは★kenkoさん


いつもはコメントが入らないのですが、
今日は他のPCからなので、、、、
いつもありがとうございます。

アンソニーおじいちゃんすごく良かったですね。
妻もなく一人身で頑張る姿につい応援したくなるけなげさ、可愛さでした★

投稿: mig | 2007年2月23日 (金) 15時18分

kenkoさん、こんにちは^^
TBありがとうございましたm(__)m

こんなじいさんが側に居たら、夢をいっぱい持った少年少女が増えるでしょうね^^
>「夢をもたない人間は野菜と同じだ」
う~ん、名言だけど“バク”かもね(笑)
あのレモンは何かメッセージを残してくれても良かったと思いませんでしたか(笑)?

投稿: cyaz | 2007年2月23日 (金) 17時20分

最近再確認したことなんだけどね、
私どうも おおまかにいえば
ちゃんと夢方向にむかってるんだよねぇ。
今はしがない○○社員で
給料少ないわ正社員は・・・だわ、とまぁ色々あるけれど、
当初の夢にちゃんと向かってると言えなくもないんだよね。
すごいよね、無意識に求めてる方向にむかってたなんて。
潜在意識ってすごいや。
なんか、いろいろなことがおかげさまだよ。

あ。ごめんぜんぜん映画の話じゃなかったわ!しつれいっ(^^;)

投稿: Ikko | 2007年2月24日 (土) 01時16分

毎度!(笑)。

なんで、あんなとっしょりがこんなにカワイイんでしょう(笑)。
はっきり言ってバイクには疎いし、ドラッグレースにもなんの興味もないクチなんだけど、燃えた燃えた。
実際に本人にあった事のあるって言う監督さんも彼にメロメロだったんでしょうね。
バート・マンローの魅力をいかに表現しようか苦心してるのがよーく分かってとっても好感がもてました。
そう言う意味でも『思い入れ』の大切さがよく現れてて素敵な映画だと思いました。

投稿: 発生 | 2007年2月24日 (土) 08時02分

kenkoさん、見る前からなんとなく
好きだろうなって映画の匂いがプンプン
する作品があるんですが、まさに
コレがそうでした。
こういうストレートに多幸感のある映画って
実はあまり無かったりするのでとても
気に入ってます。

>彼はどんな人間に対しても態度を変えないし、怯むこともない

そうなんですよね。そこが自分も一番
気に入った部分でした。誰に対しても常に
公平に接するってなかなか出来ないもので
・・。
あのうれしいダンスも最高でしたね。

投稿: kazupon | 2007年2月24日 (土) 14時09分

mig様

こちらこそ、お返しTBとコメントをありがとうございます☆

良かった~!アンソニーおじいちゃん!
あのかわいらしさ、老若男女問わずモテモテなのもナットクです。
脳みそを食すアンソニーおじいちゃんも大好きですけどね♪

投稿: kenko | 2007年2月24日 (土) 18時34分

cyaz様

きっとあのお隣りの坊やも、バートじぃと過ごした思い出を胸に
ステキな大人に成長することでしょう!

>“バク”かもね

バク?夢を食べるあのバクのことですか?
それともむかーし流行ったポップスバンドBAKUのこと?(←そんなわけないじゃん!)

あのレモンの木、そういえば特にこれと言ってメッセージは残さぬままでしたね。
でもすいません、あんまし気になりませんでした。。。

なんかとんちんかんなレスでごめんなさいw

投稿: kenko | 2007年2月24日 (土) 18時40分

Ikko様

映画の話でなくとも、コメントを書き込んで頂けるだけでウレシイんす☆

そうだよねぇ、最近のIkkoさんはなにげに結構キテるよねぇ!
日々のキメ細やかな努力が、功を奏していると思うよ♪
今後も急展開がありそうで・・・楽しみにしてます!

投稿: kenko | 2007年2月24日 (土) 18時46分

発生様

あいよっ!毎度っ!!

もともとカワイイとっしょりには弱い方だけど、今回のとっしょりは特別かわゆかったです~

私もバイクとか全然ですが、どういう結果になるか分かっていてもやはり燃えちゃいました。
バートじいちゃんもインディアンもあまりに年代モノで、危なっかしくてハラハラドキドキ☆

そう!監督って本物のバート・マンローにニュージーランドで出会って感銘を受け、
それで彼のことを映画にしようと思ったらしいですね。
監督のバート・マンローへの愛が溢れているホントに素敵な映画でした。

投稿: kenko | 2007年2月24日 (土) 18時55分

kazupon様

私の場合、最初はこの『世界最速のインディアン』っていうタイトルが
どうも気にいらなかったのですけど、映画が始まって数分で、
「あぁ~この映画、どうしようもなく好きだわ!」と一転して思ってしまいましたw
確かに最近は、こんなストレートにハッピーな映画少ないですよね。
だから余計に心が動いたのかも。ラストも良かったなぁ!

誰に対しても公平に接するってなかなかできないことだけど、
せっかくなのでバート・マンローを見習って頑張ってみようと思います。。。

あのキュートなダンス、思い出すだけでなんとなくハッピーです♪

投稿: kenko | 2007年2月24日 (土) 19時37分

人を食わないアンソニー。

何かの番組でアンソニー自身が、「私はホントはあんな役は懲り懲りだったんだよ。この年になってやっとこういう素晴らしい役を演じられる!」ってコメントしているのを見ました(苦笑)。

でも、人を食うアンソニーも私はとても好き。

それにしても、久々に気持ちのいい涙を流せる映画を観たなあという気がしました。
ホントに素敵な作品でしたよね!

投稿: 睦月 | 2007年2月25日 (日) 01時56分

睦月様

アンソニー、人を食う役コリゴリだったのかぁ。。。
それでもあんな名演で、アンソニーと言えばドクター・レクター、
と多くの人にインプットしてしまったのだからさすがですよね。
アンソニーが人を食った後、彼の演じるいろんな役を観てきたけれど、
今回の役柄は人を食うアンソニーに匹敵するほど気に入りました!

投稿: kenko | 2007年2月26日 (月) 02時15分

こんばんは
考えてみたらわたし、アンソニーの映画それこそ『羊たちの沈黙』くらいしか見てないんですよねえ

バート・マンロー・・・・ こんなじいちゃん、なんか近所にもいそうな気がする・・・
でかいことばかり言って、近所に迷惑かけまくりな(笑)
そういう爺さまは大抵クチだけだったりするんんですが、クチで言った以上のことをやってのけてしまうのがマンローさんのすごいところというか、並みの老人と違うところです。男子たるものかくありたいです

>「夢をもたない人間は野菜と同じだ」は「キャベツだな!ははは!」ですって

オレもキャベツにならないようにしないとな・・・ でもカボチャよりはいいかな? なんとなく

ところでこの映画観にいくとき諸事情で遅れてしまい、冒頭十五分ほど見られませんでした(TT)(もう砂浜でレースしてた) どのようなシーンがあったのか、よろしかったら教えていただけないでしょうか・・・

投稿: SGA屋伍一 | 2007年2月26日 (月) 22時50分

SGA屋伍一様

>冒頭十五分ほど見られませんでした

なんですと!それは痛恨の極みですね。
砂浜レースまで、結構いろんなことがありましたよ…
お年寄りの朝は早く、まだ薄暗いうちからインディアンのエンジンをふかしまくって
お隣りさんに怒られたりとか。
自分のお誕生日会のパートナーになってもらうべく、
言葉巧みに年金受け渡し所(?)の熟女を誘ったりだとか。
ちなみに私、しょっぱなのバートじぃの寝起きフェイスを見ただけで、なぜか涙ボロボロでした。

>カボチャよりはいいかな? なんとなく

バートじいさまのお言葉を受け、ヒトとしてキャベツ以上にダメっぽくないお野菜って何かな?と、真剣に考えてみました。
セロリならナンボでも食べられるほどに大好物だけど…そういう問題ではないし…
(そんなムダなこと考えてる時点で既にダメ人間っぽい)
今は所詮キャベツかもしれませんがー
長い人生、いつかきっとヒトに進化してみせます!ふんがー

投稿: kenko | 2007年2月27日 (火) 12時25分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/108178/5234932

この記事へのトラックバック一覧です: 世界最速のインディアン:

» 映画「世界最速のインディアン」 [茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~]
原題:The World's Fastest Indian バイクに乗らなくなって何年か経つけど、心地良い振動と、文字通りに一体となって風を切り裂いていく、あの素晴らしい感覚が、心臓の高鳴りと共に甦る・・ バイクでは随分と危険な目にも会い、常にスリルと恐怖さえも同居してたように思... [続きを読む]

受信: 2007年2月22日 (木) 18時59分

» 世界最速のインディアン [Akira's VOICE]
旅行は計画的に。 [続きを読む]

受信: 2007年2月23日 (金) 12時04分

» 世界最速のインディアン /The World's Fastest Indian [我想一個人映画美的女人blog]
めちゃくちゃ脚の速いインディアンの話じゃないよ って前にも書いたか{/face_tehe/} でも半分くらいの人がそう思うんじゃ?? (笑) 1月の観たいリストに入れてたけど、公開は少し延びて2月になりました☆ 監督は『リクルート』や『13デイズ』など、ちょっと重めの作品を撮る ロジャー・ドナルドソン。だから しっかり作ってるんだろうな? という予想はしてたものの、いやいやなかなかどうして(どこのオヤジのセリフ、、�... [続きを読む]

受信: 2007年2月23日 (金) 15時07分

» 『世界最速のインディアン』 [京の昼寝〜♪]
惚れた。信じた。追いかけた。 ■監督・脚本 ロジャー・ドナルドソン■キャスト アンソニー・ホプキンス、ダイアン・ラッド、ポール・ロドリゲス、アーロン・マーフィー、アニー・ホワイト □オフィシャルサイト  『世界最速のインディアン』  ニュージーランド南部の小さな町、インバカーギル。小さな家に独り暮らしているバート(アンソニー・ホプキンス)は、早朝からバ�... [続きを読む]

受信: 2007年2月23日 (金) 17時16分

» 世界最速のインディアン [ネタバレ映画館]
舌下錠で絶好調! [続きを読む]

受信: 2007年2月23日 (金) 17時58分

» 世界最速のインディアン [丼 BLOG]
(07年2月鑑賞)ソラリアシネマ 「イカスぜ、ジイさん!。老いても尚失せぬ情熱ッ。古いバイ... [続きを読む]

受信: 2007年2月24日 (土) 07時26分

» 世界最速のインディアン [It's a Wonderful Life]
いや~この映画なんかいいですね。好きだなぁ。 結構ダラダラしてて冗長だったり、マイナス面もある作品なんですけど、 そんな事は全然気にならない幸せな気分になってくる ロードムービー。 こういう人との関りあいの楽しさを描いた作品って元々好きなんですけ...... [続きを読む]

受信: 2007年2月24日 (土) 20時02分

» 世界最速のインディアン [悠雅的生活]
夢は、人生は果てしない。 [続きを読む]

受信: 2007年2月25日 (日) 00時00分

» 世界最速のインディアン [カリスマ映画論]
【映画的カリスマ指数】★★★★★ 最高齢、最速への夢!!  [続きを読む]

受信: 2007年2月25日 (日) 01時06分

» 「世界最速のインディアン」 生き方上手 [はらやんの映画徒然草]
「5分が一生に勝る」 「夢を追わない男は野菜と同じだ」 映画の中でバートがぽつり [続きを読む]

受信: 2007年2月25日 (日) 19時13分

» 世界最速のインディアン [八ちゃんの日常空間]
THE WORLD'S FASTEST INDIAN [銀座テアトルシネマ/前売り観賞券] 公式サイト 『惚れた。信じた。追いかけた。』 随分前から予告編を観ていただけに、ずーっと気になっていたんだけど、なかなかチャンスがなくて…。やっとこさ観賞です。最初はたしか東京国際映画祭のパ...... [続きを読む]

受信: 2007年2月25日 (日) 21時31分

» 老人と陸 ロジャー・ドナルドソン 『世界最速のインディアン』  [SGA屋物語紹介所]
まずタイトルに物申す! いまは「インディアン」って言っちゃいけないんだぞ! 「ネ [続きを読む]

受信: 2007年2月26日 (月) 23時10分

» 世界最速のインディアン(ニュージーランド/アメリカ) [映画でココロの筋トレ]
ヤベッ! うっかりしてた! けっこー評判いいこの映画を見逃すところだった! ということで、あわてて「世界最速のインディアン」を観てきました! ( → 公式HP  ) 出演:アンソニー・ホプキンス 、クリス・ローフォード 、アーロン・マーフィ、クリス・ウィ... [続きを読む]

受信: 2007年3月 1日 (木) 01時31分

» 「世界最速のインディアン」 [Cinema Chips]
この映画も実話だそうです。ニュージーランドの最南端の町インバカーギルに住む63歳のバート・マンローさんと言う男性が、長年、夢に見続けていたアメリカ・ユタ州のボンヌヴィルに有るスピードレースのメッカ「塩平原」... [続きを読む]

受信: 2007年3月 1日 (木) 11時54分

» 世界最速のインディアン−(映画:2007年16本目)− [デコ親父はいつも減量中]
監督:ロジャー・ドナルドソン 出演:アンソニー・ホプキンス、ダイアン・ラッド、ポール・ロドリゲス、アーロン・マーフィ 評価:92点 公式サイト (ネタバレあります) ああ、いい話だった。 最後の最後までいい人しかでてこなかった。 だからと言って、退...... [続きを読む]

受信: 2007年3月 7日 (水) 22時25分

» 「世界最速のインディアン」 [こだわりの館blog版]
2/17 Tジョイ大泉 にて カッコいいなぁ… 監督・脚本:ロジャー・ドナルドソン 出演:アンソニー・ホプキンス、クリス・ローフォード、アーロン・マーフィ、     クリス・ウィリアムズ、ダイアン・ラッド、他  ニュージーランド南部の小さな町、インバ... [続きを読む]

受信: 2007年3月 9日 (金) 16時14分

» 世界最速のインディアン(映画館) [ひるめし。]
惚れた。信じた。追いかけた。 [続きを読む]

受信: 2007年3月11日 (日) 16時56分

« しょこたん☆苺まつりin広島 | トップページ | パフューム ある人殺しの物語 »