« ヘアスプレー | トップページ | クワイエットルームにようこそ »

自虐の詩

Jigyakunouta

あの“泣ける4コマ”『自虐の詩』が、なんと堤幸彦監督の手により実写映画化ー?!しかも幸江とイサオを演じるのは、中谷美紀と阿部寛ですと。ちょっと美男美女過ぎるような気もしないではないけど、『ケイゾク』『トリック』の大ファンである私は、中谷美紀さんのことも阿部ちゃんのことももちろん大好きなのでまぁいいわ。

<あらすじ>

大阪下町、古ぼけたアパートで暮らす幸江(中谷美紀)とイサオ(阿部寛)。イサオはろくに仕事もせずギャンブルと酒に明け暮れ、気に入らないことがあるとすぐにちゃぶ台をひっくり返すような男だが、幸江はそんなイサオにひたすら尽くし必死に働いて生活をささえていた。隣人のおばちゃん(カルーセル麻紀)に別れた方がいいと勧められても、あさひ屋のマスター(遠藤憲一)に結婚を迫られても、幸江のイサオに対する愛は変わらないのだった。自虐の詩公式サイト

業田良家氏の伝説の4コママンガ『自虐の詩』については、ヲタク先生方によるエンドレスヲタトークが楽しい“BSマンガ夜話”で初めて知りました。皆さんいつになくそろってベタ褒めしているのを観て、翌日には本屋さんに駆け込んでいた私。ハガレンなんかもマンガ夜話で取り上げられてなかったらたぶん読んでない・・・われながら影響されやすいです。

4コマという制限付きのスタイルでありながら、幸江の小学生、中学生時代を描き始めたあたりから怒涛の人間ドラマを抉り出し、盛り上がりが頂点に達したところで見事に完結している奇跡のような作品『自虐の詩』。こりゃ先生方も褒めるはずだわ・・・と読んでみて納得はしたものの、実はそんなにいうほど涙は出なかったんす。ところがこのたびの映画版『自虐~』では、もうボロッボロ、泣いちまいました。年のせい?別に泣けるからいい作品というわけではないけれど、誉れ高い原作付きの映画としては、なかなかどうして成功してる方なんじゃないかと思います。

幸江とイサオが暮らす町がなぜか大阪だったり、キャスティングも微妙にイメージ違ってたりはするんですが、観ているうちにそんなのすぐ気にならなくなったし、役者さんが皆さん上手い方ばかりなので安心感もあって結構笑わせてもらいました。気仙沼出身の幸江の訛りもなにげに堤作品らしいしね。そしてなんと言っても孤高の人・熊本さんの少女時代を演じた子役さんが素晴らしい。しかも大人になったらアジャ・コングって(笑)熊本さんのキャスティングに関してはもう、文句のつけようがありません。

三池監督ほどではないにしろ、かなりのペースで映画にテレビに活躍なさっている堤監督の今後の公開予定作品はまたもやマンガ原作付き、なんとあの浦沢直樹作『20世紀少年』ですよ。ひぇ~これまたプレッシャー凄そうなタイトル。楽しみにしてまっせ~

|

« ヘアスプレー | トップページ | クワイエットルームにようこそ »

映画」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
ケンコさんのブログを読んで映画を観た気になろうと思い、やって来ました。
映画を観たくてたまらなくなり、不満が募っただけでした。
それではっ! オチがないけど失礼します。

投稿: かげさん | 2007年11月15日 (木) 21時05分

かげさん様

まぁまぁ!かげさんではないですか。いらっしゃいまし☆
今ちょうどPC前なんで速攻レスりますよ~
てゆーかお体は大丈夫ですか?
お見舞いに行かねばと思いつつ…行ってなくてごめんなさい。
こんなどうしようもないブログにせっかく来て下さったのに、
不満を募らせてしまってすいませんです。

元気になったらぜひまた映画観に行ってください。
かげさんの感想も楽しみにしています。
いつかあのシネコンで出会うかも?とか思ったりするんですが
なかなか会いませんね。

投稿: kenko | 2007年11月15日 (木) 21時15分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/108178/8718794

この記事へのトラックバック一覧です: 自虐の詩:

» 自虐の詩 [ネタバレ映画館]
60連荘したら軽く30万は儲かっているだろうな・・・ [続きを読む]

受信: 2007年11月 3日 (土) 21時54分

» マイナスかけるマイナスは、なぜプラス?●自虐の詩 [Prism Viewpoints]
『ALWAYS 裏・三丁目の夕日』 『自虐の詩』 『自虐の詩』 ウィキペディア(Wikipedia) キャスト 森田幸江:中谷美紀・岡珠希(中学生時代) 葉山イサオ:阿部寛 森田家康:西田敏行 あさひ屋マスター:遠藤憲一 熊本さん... [続きを読む]

受信: 2007年11月 4日 (日) 03時03分

» 映画「自虐の詩」 [茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~]
文字どおりの自虐というにはチョット違うけど、恵まれない境遇で逞しく生きて、ささやかだけども、とってもおっきな幸せを掴む、随所で笑える面白い映画・・ 宮城県は気仙沼出身の幸江(中谷美紀)、母に捨てられ父家康(西田敏行)は飲んだくれの借金まみれでダメオヤジ、... [続きを読む]

受信: 2007年11月 4日 (日) 19時29分

» 自虐の詩 [映画、言いたい放題!]
試写会、行ってきました。 一度試写状をもらった時は別の用事で行けなかったのですが、 後日、別の日の試写に行けることになり、嬉しかったです。 これ、ちょっと見たかったので。(^^) 大阪・通天閣のふもとのひなびたアパートに 幸江は内縁の夫・イサオと住んでいた。... [続きを読む]

受信: 2007年11月 5日 (月) 01時15分

» 自虐の詩(じぎゃくのうた) [C'est Joli]
自虐の詩(じぎゃくのうた)’07:日本 ◆監督:堤幸彦(包帯クラブ)(TRICK トリック―劇場版―)◆出演:中谷美紀、阿部寛、遠藤憲一、カルーセル麻紀、西田敏行 ◆STORY◆ ひなびたアパートに住むイサオと幸江。イサオは無口な乱暴者で、仕事もせ...... [続きを読む]

受信: 2007年11月 5日 (月) 22時19分

» 「自虐の詩」小説世界は見てはいけない? [soramove]
「自虐の詩」★★★ 中谷美紀、阿部寛主演 堤幸彦監督、2007年、115分 小説の映画化はよく行われている、 原作が好きな人にとっては不満が残るという 映画が多いように感じるが、 比べても意味はないので、 映画として面白かったかどうかが重要だ。 た...... [続きを読む]

受信: 2007年11月 8日 (木) 18時55分

» 自虐の詩 [空想俳人日記]
シャブ女 拾われ松子の 幸福かな   今でも卓袱台(ちゃぶだい)引っ繰り返す男って、いるのかなあ。でも、昔はいた、なんて断言できるほど、私自身、それを目の当たりにした実績は積んでいない。せいぜい、アニメテレビで、巨人の星を息子の飛雄馬に目指させる星一徹父ち... [続きを読む]

受信: 2007年11月12日 (月) 06時44分

» 自虐の詩 [to Heart]
制作年度 2007年 原作 業田良家 脚本 関えり香 、里中静流 監督 堤幸彦 音楽 澤野弘之 出演 中谷美紀/阿部寛/遠藤憲一/カルーセル麻紀/ミスターちん/岡珠希/丸岡知恵/名取裕子/西田敏行 子どものころから不運続きの幸江(中谷美紀)は、乱暴者で酒飲み、仕事もせずギャンブルに明け暮れるダメ亭主イサオ(阿部寛)に健気に尽くしていた。見かねた隣人に別離を勧められ、パート先の店主にしつこく言い寄られようとも、イサオと一緒にいることが何よりも幸せ。そんなある日、刑務所帰りの父親が幸江の前に現... [続きを読む]

受信: 2007年11月15日 (木) 22時34分

» 自虐の詩 [Akira's VOICE]
ラストに畳み掛ける後半が良い。 [続きを読む]

受信: 2007年11月21日 (水) 17時04分

» ★「自虐の詩」 [ひらりん的映画ブログ]
今週の週末レイトショウは、いろいろ候補があったけど・・・ 4コマ漫画からの映画化?とか、ひらりん好みの中谷美紀だし・・・ 最近阿部寛もオモシロイし・・・って事で本作に決定。... [続きを読む]

受信: 2007年11月21日 (水) 22時59分

» 「自虐の詩」 必要とされることこそが幸せ [はらやんの映画徒然草]
予告でインパクトのある阿部寛さんのパンチパーマとちゃぶ台返しを観て以来、公開を心 [続きを読む]

受信: 2007年11月23日 (金) 15時32分

« ヘアスプレー | トップページ | クワイエットルームにようこそ »