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ナイロン100℃「わが闇」

Wagayami

ナイロン100℃『わが闇』・・・
1月23日アステールプラザ大ホールにて観てきました!!ヾ(≧∇≦*)〃

使い慣れない顔文字なぞつい使ってしまうほどにテンションが上がっております・・・なぜならば!お芝居とか観に行くの超〜〜〜ひさしぶりだから。
普段から芝居好きっぽいことをちょくちょくほのめかしているくせに、生で観たお芝居の感想をブログで書くのは初めてだったりします。
ということは少なくとも1年半くらいはご無沙汰だったということ?いやいや、もっとのような気がする・・・
いつだったか三谷幸喜さんの『竜馬の妻とその夫と愛人』(すごく面白かった)というのを観劇して以来だと思うのです・・・たぶん。
でもってナイロン100℃のお芝居を実際に観るのは実はこれが初めて。
・・・えぇ!!そうなの?!うん、そうなの。
そんな若輩者なわたくしですが、今回のお芝居、ものすごく楽しみました。素晴らしかったです。

以下ネタバレしまくり↓

叔母から古い日本家屋を相続した作家の柏木伸彦(廣川三憲)は、妻と三人の娘と共にそこに移り住む。長女の立子(犬山イヌコ)は若くして作家としての才能を発揮し天才ともてはやされるが、妻・基子(松永玲子)は徐々に精神を病んでいきやがて二人は別居、伸彦に新しい女ができたことを知った基子は自殺してしまう・・・

と、ここまでがかなり長めのプロローグ。物語はさらにその十数年後、伸彦の二人目の妻・志田潤(長田奈麻)が失踪し、伸彦が寝たきりになってしまったところから始まるのですが・・・
どちらかというとこのプロローグのインパクトがすごくて、舞台全体通してもいちばん強烈に印象に残りました。

シーンごとに舞台が闇に浸食されるイメージで神経を逆撫でされるような演出が何度もなされるのだけど、これがむちゃくちゃコワイ。はっきり言ってそんじょそこらのホラー映画なんかよりずっとコワイ。
でもクセになる・・・みたいな。ちょっとリンチたんを思い出したよ・・・
『わが闇』というこれまでにないダークなタイトルからして、今回のはいつもとはテイストが違うのかなーとは思ってたけど、予想以上のシリアスムード。センセーショナルだったわぁ〜
役者さんを一人ずつ紹介していくオープニングもすごく凝っててカッコ良かった!さすがだなぁと思いました。

んでそんなシリアスな中にももちろん笑いは健在。
大鍋役の大倉孝二さんが出てくると会場がどっと沸いていましたけど、自分的にはナイロンでは女優陣がすごく好きで、特に次女・艶子を演じた峰村リエさんの飄々としたボケが大好きなんす。
あと村岡希美さんも好きなんだけど今回は出演されていなくてちょっと残念。

素っ頓狂な声の印象が強い犬山イヌコさんはわりとクールな役で、善良な役が多いみのすけさんはむちゃくちゃ嫌な奴を演じていたし、当たり前なんだけど皆さん上手いなぁと思いました。
基子と飛石の二役を演じた松永さんも素晴らしい!三宅さんの座布団でぐるぐるサイコー(笑)なんか可愛かったな♪客演坂井真紀さんの女優魂にはドキドキしちゃった。

そんなこんなでトラウマと小ネタを行ったり来たりしつつ、気がつくといつのまにか心がじんわり熱くなり、思いがけず涙がこぼれる場面も多々ありました。
すべてが語られるわけではない、それぞれの“心の闇”を想像しているうちに、柏木家の人々に深く感情移入していたのだと思います。
父親と長女が作家で三女は女優、母は自殺し継母は失踪・・・なんて、不幸だらけで特殊な家庭環境のようだけど、観た人は誰もが誰かに共感できるんじゃないでしょうか。
思いがけないことでどうしようもなく傷ついても、また予想もしないことで突然救われる。
人生一寸先は闇だったり光だったり・・・嵐の中で、歓喜のダンスを踊ることだってあるのね。
家族の絆の逞しさを強く感じ、不思議な暖かさに包まれたラストでした。

3時間超えは予想しておりましたけども、長いなんて全く感じずほんとあっという間。
最後はもちろんスタンディングオベーション。ケラさんも出てきて「蜷川です」って笑わせてくださいました。というか泣き笑い。
地方公演って大変なのかもしれないけど、また来てくれると嬉しいなぁ。

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コメント

↑劇団に疎い私でも豪華だとわかるメンバーですね~!
大倉さん大好きです!

kenkoさんは三谷さんの作品も見られているんですね!
「オケピ!」の地方公演はまったくチケットが取れなかったなぁ・・・。
やっぱり演劇を見るなら東京ですね。
(私も地方在住ですよ~♪ふぉんださんと同じ名古屋です)

名古屋では今日の夜にクドカンドラマがやりますよ♪
広島でも同じ時間帯にやるかな?
「吾輩は主婦である」は私も大好きです!
毎日楽しみにしてました。

投稿: kurosui | 2008年1月25日 (金) 20時01分

kurosui様

おはようございますkurosuiさま♪

豪華メンバーだったんですよ〜
なぜか記事中で触れてませんが、岡田義徳さんや
ジョビジョバの長谷川朝晴さんも客演だったし。
大倉さんておもしろいですよね(笑)

三谷さんのお芝居は老若男女問わず人気がありそうだから
チケットも特に争奪戦ですね・・・
と言いつつ私が観た時は、すごくラッキーなことに
知り合いの方からチケットをいただいて観に行った記憶があります。
座席も2列目くらいのど真ん中でサイコーでした♪(自慢?)

>ふぉんださんと同じ名古屋

先日のkurosuiさんのホフ記事で「ふぉんださんから借りた」と書かれていたので、薄々そうかな?って思ってました(笑)
なんでTOKIOだと思ったんでしょう私・・・ナゾです。失礼いたしました!
今年はお芝居観るのに遠征もしたいです〜〜

そして観ました!クドカンドラマ♪
「太先輩アカデミー」の面々のやりとりがツボで面白かった!
kurosuiさんが教えてくれなかったらたぶんずっとみのがしてたと思います。
ありがとうございました♪

投稿: kenko | 2008年1月26日 (土) 11時55分

kenkoさん

ごめんなさーい;;記事は携帯ですぐ
拝見してたんですけど、もう先週から休みなくムダに忙しくて・・。映画も芝居もライブも10日ほど行けてません^^
という自分は「CD3枚買うなら1度
生で観ようよ!」推進委員長です!
いやー多分自分が観た大阪公演とも絶対に
いろんな面で違うと思うので、それがお芝居の面白さですよね!
タイトルと内容からして結構判り易いテーマ
だったりするんですけど、ほんとに芸達者な
俳優が勢ぞろいだったので、圧巻だった気がします。
広島大盛り上がりだったんですね!ケラさんは毎回カテコに出てくるわけではないみたい
ですし。ちなみに自分観たのでわが闇で初めて出てきました。「長塚圭史です」って言ってましたが(笑)ネタおなじ。
↑もちろん「未来講師めぐる」初回から録りだめて観ております(←「吾輩」観るために
HDDレコーダー買った奴)
クドカンらしいお約束がやはりあって面白い。「塾の名前」「メインの子は将来結婚」
とかいろいろ大笑いッス。
特に自分、勝地涼君が今回めちゃめちゃいいなーと思ってるっス。「犬顔家の陰謀」
でクドカンと仲良くなったに違いないッス

投稿: kazupon | 2008年1月29日 (火) 20時30分

kazupon様

いやいや、お忙しいときはいいんですよ!お気になさらず。
というか専業主婦まっただ中の私には、バリバリ働くkazuponさんが
眩しかったりもして・・・

委員長の意見に私も大賛成!!
今回ものすごく久しぶりに生で観て、ほんとにほんとにそう思いました。
1回1回の公演が全然違う・・・だからほんとに好きな人は
何度も足を運んだりするんでしょうね。
広島はナイロンのような劇団に来てもらえるだけで嬉しい!という空気がまずあって、
内容も素晴らしかったのであんなに盛り上がったんだと思います。
ケラさん大阪では長塚圭史だったんだ!ぷぷぷ〜
同じネタだけど可笑しい(笑)

kazuponさんも「めぐる」観てますか!
「吾輩」のためにHDDレコーダーを・・・エライっ!さすがです。
満腹になると未来が見えるというありえない設定とか「吾輩」に似てますね、
なんかほのぼのするし。
塾の名前ってやっぱり毎回変わるのかしら(笑)
勝地涼くんとは「犬顔家」つながりなのかぁ〜
武田真治さんのキャラもかなり気に入ってます私♪

投稿: kenko | 2008年1月30日 (水) 14時53分

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