いつか眠りにつく前に
うちの母と一緒に観てまいりました。
観終わるなり母に言われた言葉・・・「あんたにはまだ分かんないでしょ」
えぇー![]()
うーん。確かに・・・すごくいい映画だったなぁーと思うけど、人生経験の未熟な私にはまだまだ理解仕切れない部分もいっぱいあったのかもしれません。
<あらすじ>
長女コンスタンス(ナターシャ・リチャードソン)と次女ニナ(トニ・コレット)に見守られ、人生の幕を閉じようとしているアン(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)。死の床の母が口にする“ハリス”という聞き慣れない男の名前に娘たちは戸惑う。40数年前、歌手を目指していたアン(クレア・デインズ)は、親友ライラ(メイミー・ガマー)のブライズメイドを務めるためやってきた海辺の別荘で、ライラの初恋相手でもあるハリス(パトリック・ウィルソン)と出会い恋に落ちる。(いつか眠りにつく前に公式サイト)
これは母と娘の物語で、死の床にある女性が自らの人生を振り返る物語。あと女の友情の物語で、姉妹の物語でもあるかな?
観る側・・・特に女性は、母、娘、そして女として、登場人物それぞれの視点を自らの人生に重ね合わせ、深く共感することのできる映画なんじゃないかと思う。
いつの間にやら結婚4年目に突入しちゃったものの、まだ“母”ではない私は、やはりいつまでたっても“娘”でしかなく(年齢だけは容赦なく重ねていってるわけですが)、
ナターシャ・リチャードソンの「母親になってようやくママの気持ちが分かったの」というセリフを、ほんとの意味で受け止められる日が来るといいなぁと思う今日この頃です。
ま、それはさておき。
『めぐりあう時間たち』の原作者マイケル・カニンガムが製作と脚本に名を連ねていることが、この映画を観たいと思った主な理由のひとつ。
実は『めぐりあう〜』はとても好きな作品で。
本作も、現在と過去を行ったりきたりする構成や、登場人物たちの繊細な心理描写が、なるほどめぐりあってるなと思いました。
監督のラホス・コルタイは、長年多くの作品で撮影を務めてきた方とのことで(代表作は『マレーナ』『海の上のピアニスト』など)、映像は総じてとても上品で静かな印象。
特に過去のエピソードにおける海辺の風景、そこに佇む別荘の美しいこと![]()
ナチュラルなインテリアも素敵![]()
でもそんな優しい幸福感に満ちた場所で、言葉にならない不幸が起きてしまうわけなんだけど・・・
ヴァネッサ・レッドグレーヴとナターシャ・リチャードソン、メリル・ストリープとメイミー・ガマーというリアル母娘共演も話題ですね。
ママにそっっっくりなメイミー・ガマーが、メリルの若き日を演じるってナイスなキャスティング。
実の母娘であることを知らなかったうちの母は、「メリル・ストリープが若返りメイク&CG処理で演じてるのかと思った」などとすっとぼけたことをおっしゃってました・・・んなわけないじゃん![]()
いやでもそれくらいよく似てるってことです・・・もはやグレン・クローズとメリル・ストリープまでもが血縁関係であるかのように思えてきました。(似てない?)
また“おばあちゃん”にやたら弱い私は、ヴァネッサ・レッドグレーヴが出てくるたび条件反射的に滝のように涙が![]()
夢と現の間で彼女が体験する、まるで魔法のようにファンタジックなエピソードの数々がすごく良かったなぁ。
ライラがお見舞いに来て、あっという間に娘時代にタイムスリップしたみたいにベッドで語り合うシーンと、
クレア・デインズ演じる若き日のアンが、キッチン放ったらかしで娘たちに歌をうたうシーンもジンときた・・・
心に残る名シーンがいっぱい。そんな映画でした![]()
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コメント
kenkoさんも結婚4年目なんですね
うちと一緒です。
あとうちにも子どもがいないので、同じですね~~~
私もこの映画、お母さんと見にいこうかな~
投稿: ふぉんだ | 2008年3月 2日 (日) 20時26分
こんにちは!

TB&コメントありがとうございました
お母さまと鑑賞されたんですか~それは素晴らしいことですね♪
私は一人娘なのですが、母と二人で映画、なんていう機会は1回も持たずに今日まで過ごしてきました。
まぁ~実家が遠いってこともありますが・・・kenkoさんが羨ましいです。
これからもお母さまと仲良く映画鑑賞して下さいね!
で・・・結婚4年目ですかぁ~
まだまだ初々しくてコチラも羨ましい限り
映画ですが、雰囲気がとても良くて、時々ジーンとしながら鑑賞しました。
でも何故か心にしっくりきませんでした。
かなり年はとっているのですが(泣)、脳天気で生きているせいかも・・・
私もグレン・クローズとメリルは映画の中では似ていると思いました。
考えたら豪華な出演陣でしたよね~
投稿: 由香 | 2008年3月 3日 (月) 08時57分
ふぉんだ様
ふぉんださんも4年目ですか

うち入籍日と結婚式挙げた日が半年以上離れてて
どっちが結婚記念日なのかいつも迷うんですが・・・
先月4年目に突入いたしました
子供もねぇ、欲しいとはずっと思ってるんですけどねぇ〜
ぜひお母様と一緒に観に行ってみてください
投稿: kenko | 2008年3月 3日 (月) 10時14分
由香様
おはようございます
いつも素早いお返事どうもですー
由香さん、一人娘ですか。私と一緒だ

うちの両親はずっと関東方面に住んでいたのですが
(たぶん・・・由香さんのご近所?かな?)、
最近こちらに帰ってきて、よく一緒に映画を観るようになりました。
母はもともと映画好きだし、いつでもシルバー割引ですしね
いつもお子さんと一緒にご覧になってる由香さんこそ羨ましいです。憧れだな〜〜
私もしっくりこない部分ありました、そういえば。
クレア・デインズのことが、昔からあんまり好みではなくて・・・
好きな女優さんならもっともっとアンに感情移入できたんじゃないかなーと
思います
グレンクローズとメリル、似てましたよね?
そうそう4年目ですが、気分的にはスイートテンくらい
投稿: kenko | 2008年3月 3日 (月) 11時15分
超、お久しぶりでございます~
vielaでっす
この映画は私も絶対に観ようとしていたものなので、先を越されたか…って感じです(笑
是非とも家族で観たいですねw
まあ、学生の私にはもっと分からないのかもしれませんが…
この年でエリック・クラプトンの音楽を聴くような感覚なのでしょうか
いやいや、音楽には年齢制限なんてないんです!というvielaは現在クラプトンの渋声にどっぷりとハマっている状態ww
ところで久しぶりにゲームの話題(強引?
3/19に私の愛して止まない最高のゲームが発売します!
その名もARMORED CORE fa !!
長いので略しましたw
http://www.armoredcore-wiki.net/
↑の「Next Reports」でいろいろ写真が見れます。
http://www.armoredcore.net/acfa/
↑で公式サイトへ
草薙素子役の田中敦子さんナレーションのムービーやらBGMやらが閲覧できますw
かっこよすぎるロボットに興味があるなら是非是非見てみてください~
いつもながら長くなりましたので…
でわでわ
投稿: viela | 2008年3月 3日 (月) 15時55分
お母様の「あんたにはまだ分かんないでしょ」という言葉は重いですね。あと、メリル・ストリープの若返りメイクとCG処理してた?!という感想も新鮮です(笑)いや〜面白いですね。
若き日のアンが、お鍋をぐつぐつ焦げ付かせながらも、子供に歌を歌ってあげるシーンは、ずきっときました。
いやね、私はここでヒス起こして子供を怒っていたほうなので、アンって偉いな!って思いました。
結婚して日常生活に追われ、夢を諦めていったり...とか、けっこう既視感がする映画でした(汗)でもね、こんな恋はしなかったのね...悲し〜。
投稿: あん | 2008年3月 3日 (月) 18時35分
viela様
vielaさんんん〜〜〜
おひさしぶりぶり
vielaさんも観ようと思ってた映画でしたかー

先越しちゃいました。えへ
映画にも年齢制限はないから観て!と言いたいところですが
そういやキッチリありましたね
私はカンケーないけど。。。
でもこの映画には制限ないのでぜひご家族でご覧になってみてください。
いいじゃんーエリック・クラプトン。
実はあんまりちゃんと聴いたことないので偉そうなこと言えませんが・・・
私がvielaさんくらいの時は、オアシスとか激しく聴いていた記憶があります。
アーマードコアって聞いたことある〜
カックイー
サイト拝見しましたが、クールなマシンがいっぱい
やっぱりこういう世界観には、田中敦子さんや大塚明夫さんのお声が
しっくりくるのかな?
結局PS3も買ってないし、語りがいのないヤツですいません・・・
バイオメガ4巻は読まれましたかしら?
投稿: kenko | 2008年3月 3日 (月) 20時13分
あん様
あんさんもアンだ〜いま気がつきました
「あんたはまだ分かんないでしょ」って母に言われたら、

ぐうの音も出ないですよ
常日頃からすっとぼけコメント続出な母なのですが、
私もその血を引いてるってことは・・・
私もたぶんアンの立場だったら、あのシーンではヒス起こしてると思うなぁ。
ダンナにめっちゃあたるかも。。。
アンはどんな時も娘たちのことを思いやってきた素晴らしいお母さんだったんだな・・・って思いました。優しいママの歌。
私も同じく、こんな映画のような恋はしてませーん
投稿: kenko | 2008年3月 3日 (月) 20時27分
バイオメガ4巻プラモ付き、もちろん購入しました!モチのロンですww
新章突入で新しい武器やら装備をもっとたくさん出してほしいですねw
そういえば、Mhzにて今月(先月だったかも)のアフタヌーンに弐瓶勉先生の新情報が発表されるようなことが書かれていたんですがどうなのでしょうか…
おそらく、BLAME!学園ネタだとは思いますがw
PS3いいですよ~w
最近はBDソフトをamazonで買いあさっています(笑
イノセンスは最高でした~あとは300とかダイハード4.0とかデイアフターとかトランスポーター1,2とか優良映画を26%offのうちにと3ヶ月ぐらいかけて買い集めていますw
ダニー・ザ・ドッグを最高の環境で観れた時はこの時代に生まれてよかったと思いましたw
投稿: viela | 2008年3月 3日 (月) 21時02分
viela様
モチのロン
ですよね(笑)
いいっすねぇ〜〜
)
どうも遊ぶ用と保存用で2つ買う人続出で、
売れ行きかなり好調みたいですね。
新しい武器や装備
なんかこう生物的なのと金属的なのがガッツリ融合した感じとか・・・
(なんじゃそりゃ
そうそう!アフタヌーンチェックしてないけど
またブラム学園やるんですよね!
弐瓶先生、ブラム学園だけで1冊単行本出す気だったりして
HDDVDの敗北に涙する人もいる中・・・
ウッハウハじゃないですか〜vielaさん。
いま26%オフなの?そりゃ買っとかないと
イノセンスや300・・・高画質で観たらサイコーだろうな〜
投稿: kenko | 2008年3月 3日 (月) 22時15分
こんばんは!
女性が共感しやすい映画でしたねえ。
私はヴァネッサ・レッドグレーヴが自分の母親におもえて
なんか泣けましたよ。注:うちの母は元気ですけどね(笑)
映像が上品でインテリアやファッションもよかったです。
波の音が聞こえる海辺のシーンもいいじゃないですか〜
ロマンチックだけど、しんみりするいい映画でした!
投稿: アイマック | 2008年3月 3日 (月) 22時57分
kenkoさん、こんばんはー!
今日は桃の節句ですね。
まぁ、とりわけ何をするわけでもないんですけど・・・(苦笑)
kenkoさんのお母様、ステキっ!!
やはり経験豊かな語る重みのある一言ですね。
さらにメイミー・ガマーをCGだと思われるなんて!
ピュアでステキっ!!
夜勤ナースがドレス姿でアンに話しかけるシーンはファンタジックでしたね。
スワロもあのシーンが結構好きなんですよ。
一見すると浮きそうなのに実はそうでもない。
末期状態で混沌とした精神世界が如実に現れているシーンでもあるし。
投稿: swallow tail | 2008年3月 3日 (月) 23時08分
アイマック様
こんにちは
女性なら共感しやすい内容だったけど
男性はちょっと入り込みにくかったかもですね。
ヴァネッサ・レッドグレーヴ、おばあちゃんおばあちゃんて言ってますけど(汗)、
やっぱり私も母に重ね合わせていたと思います
そうそう、ファッションも素敵でしたよね~
アンが自分で場違いだと言ってた服、どれも可愛かったな
最後海辺のシーンでしんみり終っていくのも良かったです。
投稿: kenko | 2008年3月 4日 (火) 17時55分
swallow tail様
昨日という日は桃の節句だったのに、
同じく何をするでもなく過ぎ去りましたー
そ、そうか!

メイミー・ガマーをCGだと思うママンはピュアだったのかぁー
そんな風に受け止めて下さるスワロさんこそステキです
本気か冗談か分からないボケをかます母でも
やはり人生の大先輩には違いなく、
反論できない一言ってあるんですよね
そうそう、ドレスを着たナースとか、蝶々を追いかけるシーンとか、
ファンタジックなんだけど物語の中にすんなりと
ハマっているところが良かったです
混沌とした状態を、悲壮感を中和しつつ上手く表現していましたね。
投稿: kenko | 2008年3月 4日 (火) 18時16分
お邪魔します
この作品,「めぐりあう時間たち」の監督さんなの~?

どうりで同じ匂いがしました。
名女優の起用とか,思わせぶりで消化しにくい展開とか・・・
あ,ケナしてるようですが,そうではありません。
あまり作風は肌にあわないのですけど
この作品のテーマはしみじみきました。
私はキリスト教なので,死ぬ前はすべての思い残しや罪を清算して
心穏やかに召されたいな~と,そんな感想を持ちました
人間,死にざまが肝心だと,そう思っております・・・。
投稿: なな | 2008年8月 6日 (水) 23時10分
なな様
いらっしゃいまし
お返事が遅くなってしまってごめんなさい。。。
「めぐりあう時間たち」とは監督は違うんだけど
「めぐりあう〜」の原作者が脚本を担当してるらしいです。
だからおんなじ匂いがするんですね〜
「めぐりあう〜」とこれだったら、やっぱり「めぐりあう〜」の方が好きなのですが、
海辺の風景とか、死の床にあるヴァネッサ・レッドグレーヴが見る
夢なのか現実なのか分からないファンタジックなシーンとか、
繊細で美しいシーンが印象的な映画でした。
人間、死に様が肝心!
うーん。深いですねぇ〜
私はキリスト教徒ではないけれど、死ぬ時はやっぱり穏やかに召されたい!
今召されるとしたら、後悔や思い残しだらけですけど
投稿: kenko | 2008年8月10日 (日) 00時12分