« アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生 | トップページ | Cnoteの“C”は“CARPのC”でもあるのです »

ヨーロッパ企画「あんなに優しかったゴーレム」

Europekikaku

10周年shineおめでとうございます!!

お気に入り劇団ヨーロッパ企画の第26回公演“やったね10周年ツアー”『あんなに優しかったゴーレム』。
6月17日アステールプラザ中ホールにて、観てまいりましたhappy02

もー、むっちゃくちゃおもしろかったっ!!
こんなに笑ったのって久しぶりだわ〜

キャストは以下の通り。

石田剛太/酒井善史/角田貴志/諏訪雅/土佐和成/中川晴樹/永野宗典/西村直子/本多力

女性陣二名を除いた、ヨーロッパオールキャストですね。

物語は、あるプロ野球選手(酒井)のルーツを探る、ドキュメンタリー番組のロケのシーンから始まります。
生まれ育った町の空き地で、「ゴーレムとキャッチボールをした」と懐かしそうに語る投手。
空き地の片隅には確かに、土でできた巨人のような物体が・・・
冗談なのか本気なのか分からず、キョトンとするテレビクルーたち。
やがてこの町全体が、“ゴーレム”の存在を当たり前のように信じていることが分かり・・・

RPGゲーム等でおなじみの“ゴーレム”。
もとはユダヤ教に出てくる、魂が吹き込まれた泥人形のことらしいです。
「気は優しくて力持ち」・・・個人的にはそんなイメージがあります。

今回、ゴーレムに育てられた“ゴーレム少女”西村直子さん以外、全員男性キャスト。
バランス的におもしろいし、これだけ男所帯でもなぜか男くささゼロなところがヨーロッパらしいなと思いました。
なーんかみんなほのぼのしててカワイイんだよね。兄弟みたい。
10周年とはいえ相変わらずの学生ちっくな、ゆる〜い独特のノリに爆笑しつつも癒される感じで。
適度に芝居がかってないこの唯一無二のスタイル、これからもずっと変わらないでいてほしいなぁ。
役者がセリフをかんでも、芝居の流れが中断されることなく逆に微笑ましく思えてしまうのは、ヨーロッパならでは、なんではないでしょうか。

最初はゴーレム全否定だった彼らが、いつのまにかゴーレム肯定派になってからはもう笑いが途絶えることはなく。
話題の中心がゴーレムでさえなければ、よくありがちな旅先でのヒトコマに過ぎない“浴衣でゴーレムトーク”のシーンとかくっだらなくて大好きheart
笑ったネタを拾い上げてたらキリがないんだけど、

「もしかして・・・山に捨ててあるエロ本も!?」
「えぇ。あれもゴーレムの仕業だと言われています。ゴーレムがね、教えてくれてたんですねぇ〜」
「そういうことかぁ。俺、あれで性に目覚めたもんなぁー」

一度笑いのスイッチが入ってしまうと、もう彼らが何を言ってもおかしくておかしくて。
特にムードメーカー諏訪さん。彼めちゃくちゃ愛されキャラだと思うなぁ。

お芝居ってテレビやDVDでも観ることはできるけど、やっぱり生で観るとぜんぜん違う。
なんていうか、演じている役者さんたち、お芝居を作り上げている人たちに対する愛がぐっと深まります。
もともと大好きだったヨーロッパ企画だけど、もっともっと好きになりました。

と、いいつつ。今回は前から欲しかったヨーロッパのDVDを大量ゲットscissors
3枚組の『バックトゥ2000シリーズ』、前回公演の『火星の倉庫』、それから諏訪さんが大ファンだという本秀康さんがイラストを提供している『ヨロッパ通信vol.5』も。
そういえば、本秀康作『ワイルド・マウンテン』に登場する“ハガレゴッド”と今回の“ゴーレム”、ちょっと似ています。

上演終了後のグッズ販売コーナーでは、ファンにとり囲まれるでもなくひとりポツネンと上田さんが佇んでいらっしゃいました。
話しかけにくかったんだけど・・・勇気を出して握手を求めたら快く応じてくれて嬉しかった。
優しいお兄さん、って感じcatface
「上田さんのCUBEのモノマネが好きです」って言いたかったんだけど・・・それは言い出せずsweat02

|

« アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生 | トップページ | Cnoteの“C”は“CARPのC”でもあるのです »

舞台・演劇」カテゴリの記事

コメント

kenkoさん

おー!広島終わったんですね^^
すごく盛り上がったんでしょうねー^^
セリフとか、かなり変えていくらしいので
自分が見たものよりかはだいぶ変わってる
んだろうなー。実は名古屋でも観てて
そのときもかなり変わってました。^^
そうそう、生で観てしまうとさらに好きに
なるってわかりますよ!(自分は逆でしたが;;)
「じゃあ逆に聞きます。あなたは存在しますか!!?」とか永野さんが反旗ひるがえす
あたりめちゃくちゃ笑わせてもらいました。
あのボケだらけのキャラクターをひとり
つっこみまくらねばならない中川さんがスゴイなーと最近特に思ってます。
「火星の倉庫」は生で見ときのインパクトはすごかったです。隠しコメンタリー出ましたか?^^
そうそう、自分も劇場で上田さんがクローク!を手伝われてて、思わず買ったDVDにサインいただいたことあります^^

投稿: kazupon | 2008年6月22日 (日) 12時39分

劇団には全く疎いのですが
面白そうですね。
松尾スズキさんの「ニャ夢ウェイ」
を書店で取りよせてもらいました。
「オロチ、キャワイーン」
X攻撃は反則ですがな。

投稿: 奈良の亀母 | 2008年6月23日 (月) 17時18分

kazupon様

盛り上がりましたよ〜〜
最初はいつも通りのヨーロッパのノリに、
初めてのお客さんが馴染めなかったらどうしよう・・・と
まるで身内のようにハラハラしていたのですが(笑)
もうどっかんどっかんウケまくってました。
kazuponさん名古屋でも観たんですか!
うらましい〜。終わってすぐ、もう一回観たい!って思いましたもん。

>「じゃあ逆に聞きます。あなたは存在しますか!!?」

そこ私もめっちゃ笑った〜〜happy02
中川さんてヨーロッパ企画の中ではちょっと異色な存在という感じがしますが、
絶対必要な人ですよね(笑)
自由奔放にボケまくる人たち相手に、たった一人でツッコミまくる中川さんて
ほんとスゴイ。
ゴーレムもDVDが出たら絶対ほしいですheart

「火星の倉庫」もおもしろかったです!
セットを動かしまくったりとか、巨大エイリアンとか、
生で観たらかなり見応えありそうですね。
隠しコメンタリー?!聞けてない・・・探しますっ
そうそう、「冬のユリゲラー」もかなり気に入りましたshine
「へっちゃら男対決」はおもしろいですねぇー

上田さんがクロークを(笑)
そっかー私もサインもらえばよかったなぁ〜

投稿: kenko | 2008年6月23日 (月) 22時18分

奈良の亀母様

おぉ!ニャ夢ウェイ、読まれたのですねshine
X攻撃は反則!!オロチかわいすぎる〜〜
あの松尾スズキがそんなキャワイーンheartオロチに
トロットロなのかと思うと笑っちゃう。
うちのネコもやってくれないかなぁ〜X攻撃cat

ヨーロッパ企画は京都の劇団なんですよん。
松尾ニャンのお芝居のような毒っ気は全くないのですが
笑えてほのぼのしてて、大好きな劇団です。
癒されますheart

投稿: kenko | 2008年6月23日 (月) 22時50分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/108178/21726145

この記事へのトラックバック一覧です: ヨーロッパ企画「あんなに優しかったゴーレム」:

» ヨーロッパ企画「あんなに優しかったゴーレム」@京都 [It's a Wonderful Life]
ヨーロッパ企画 第26回公演 「あんなに優しかったゴーレム」 京都公演 / 京都府立文化芸術会館 作・演出/上田誠 出演/石田剛太、酒井善史、諏訪雅、角田貴志、土佐和成、 中川晴樹、永野宗典、西村直子、本多力 ヨーロッパ企画の新作、彼ら...... [続きを読む]

受信: 2008年6月22日 (日) 12時29分

« アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生 | トップページ | Cnoteの“C”は“CARPのC”でもあるのです »