« インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 | トップページ | Cnoteの“C”は“Car(車)のC”・・・ではありません »

崖の上のポニョ

Gakenouenoponyo

notesポーニョポーニョポニョさかなの子notes

とってもキュートかつファニーなテーマソングが脳内エンドレス〜
宮崎駿、4年ぶりの劇場アニメ最新作『崖の上のポニョ』pisces
ひとあし早く試写にて観てまいりました。ありがたき幸せheart

<あらすじ>

ある日、クラゲに乗って家出したさかなの子・ポニョは、ジャムの瓶に頭を突っ込んで困っていたところを、崖の上の一軒家で暮らす少年・宗介に助けてもらう。宗介のことを好きになってしまったポニョは、人間になりたいと願うようになるのだが・・・崖の上のポニョ公式サイト

御年67歳になられるという、宮崎監督の新機軸。
シンプルな絵柄も優しい色合いも、アニメというよりまるで絵本のよう。
これまでになくメルヘンしてるなぁと思ったら、元ネタはアンデルセン童話の『人魚姫』なのね。
もともと尺短めなうえ、サクサクとお話が進むため、“三鷹の森ジブリ美術館”で上映されている短編作品のような印象が残ります。
エンドクレジットも画期的と言ってもいいほどにあっさりシンプル。
『もののけ姫』や『千と千尋の神隠し』みたいな、気合いの入った大作宮崎アニメを期待すると、やや物足りなく感じてしまう場合もあるかもしれません。
でも・・・多くの名作を生み出し続けてきたからこそ、辿り着いた“ポニョ”なんじゃないかなぁと思うし、
個人的にはこれまでの作品の中でいちばん、宮崎駿という人の今現在のリアルな心境が表れているようにも感じました。
宮崎さんのアニメ制作に対する気持ち、現代社会や、そこで生きる子どもたちに向けた気持ち・・・
そして宮崎さん自身のこと。
どうしてもいろいろ考えてしまいます。
『ハウル』のときには別にここまで思わなかったんだけど。

全く新しいテイストのようでもあり、『パンダコパンダ』の頃に原点回帰したかのようでもあり。
『ポニョ』の作風に少しもとまどいがなかったと言ったらウソになっちゃいますが、
荒れ狂う波の上を力強くコナン走りするポニョや、どこまでもクリアな水の中に沈んだ町や、そこを当たり前のようにゆったりと泳ぐ古代魚たちの姿は、胸がキュンとするほど宮崎アニメらしくて嬉しくなってしまいます。
CG一切なしのオール手描きのセルアニメという表現方法にこだわって描かれた、イマジネーションの海wave
アニメーションというものが持つ本来の楽しさを、改めて教えてもらった気がしました。

どんなに摩訶不思議なことが起きても、大して動じることもなく事態に・・・というより自然に身を委ねる登場人物たち。
中でもいちばん印象的だったのは“母”だなぁ。
母なる海グランマンマーレの神々しさ。(声は天海祐希さんなんだけど、どうしても美輪明宏さまに見えてしまったのは私だけ?sweat02
そして宗介の母・リサの強さsign03 いやー・・・やっぱお母さんってスゴイや。
彼女たちの遺伝子を受け継ぐポニョや宗介もまた、どこまでもまっすぐ大らかでたくましいのだshine

物語のベースは人魚姫なんだけど、生物の進化のキッカケがもしも恋だったら?とも受け取ることができて、それはそれでロマンチックだなぁと。
むかぁし読んだ新井素子さんの『ネプチューン』という小説をちょろっと思い出しました。

|

« インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 | トップページ | Cnoteの“C”は“Car(車)のC”・・・ではありません »

アニメ」カテゴリの記事

映画」カテゴリの記事

コメント

kenkoさん
なんともう!
ジブリ作品に他の人ほど思い入れ全然ないんですけど
予告みて これはなんか今までと違うシンプルそうでみたいなーって思ってました
宣伝も控えめですよね
ゲドで懲りたのかな
公開されたらまたきます

投稿: kazupon | 2008年7月12日 (土) 15時51分

kazupon様

えへへ、もう観ちゃいました。
いつも出遅れがちですが、ポニョは先取りscissors

これまでの宮崎作品とは確かにだいぶ違ってて、
賛否ありそうな予感はしますが、私はこれはこれで良かったです。
ゲドは実は未見だったんですけど、先日テレビでやってたのをようやく観ました。
ぶっちゃけ「こんなジブリ観たくない・・・」って思っちゃったsweat02

kazuponさんの感想楽しみにしてます!

投稿: kenko | 2008年7月14日 (月) 23時16分

観てきました!
ぽーにょぽーにょぽにょでコメント書こう
かと思いましたがやめときます!^^
予想したとおり、宣伝以上にシンプルに
作られた作品で気に入りました^^
いろいろ拝見してると、女の子、女性は
海で、陸は男性で・・みたいなそういう
感じみたいですね。した約束を全て受け入れる事が出来るかどうかも重要な部分だそうでなるほどと。
ラストのスタッフロールのさりげなさと
アイコンが可愛かったなぁ。ぽーにょの
歌はエンディングで聞くにはちょっと
気恥ずかしかったですけど^^

投稿: kazupon | 2008年7月22日 (火) 21時24分

こんにちわ。

宮崎アニメで泣かなかったことはないのですが
今回もなぜか涙を垂らしてしまった私。

感動というよりは圧倒されて・・・
と言った方が正しい気がします。

これまでの作品に比べたら、限りなく
シンプルであるはずなのに、
このイマジネーションの洪水がものすごい
パワーで押し寄せてくるようでございました。

≫どうしても美和明宏さまに見えてしまった
のは私だけ?

いえいえ。私もでございます(笑)

≫生物の進化のキッカケがもしも恋だったら?

この一文、kenko語録に入れましょう。
とってもステキです・・・(感涙)

投稿: 睦月 | 2008年7月23日 (水) 14時15分

kazupon様

こんばんは♪
私もぽーにょぽにょでお返事しようかと思いましたが・・・やめときます(笑)
けっこう難しいですねcoldsweats01

やっぱり賛否分かれてるっぽいですが、
kazuponさんは気に入られたようで良かった♪
女性は海で陸は男性で?
分かるような分からないような・・・すみませんsweat02

ラストシーンもエンドロールも超シンプルで
かわいかったですね〜
ぽーにょの歌もピッタリheart
気恥ずかしかったですか?
そういやうちのダンナさんも同じようなこと言ってました(笑)

投稿: kenko | 2008年7月24日 (木) 22時10分

睦月様

宮崎アニメで泣かなかったことはない!ですと!?
・・・私もですheart
今回もなぜか、ポニョが波の上を走っているシーンで
涙を垂らしました。
なんなんでしょうね〜もはや条件反射なのかもしれません(笑)

すごくシンプルで、これまでのに比べたら肩の力も抜けてる風なのに
圧倒的な世界観はさすが宮崎駿。
すばらしかったと思います。

最近の宮崎作品では常連の美輪明宏さま・・・
今回は出ないのかーと思ったら、やっぱり出てた(笑)

kenko語録かぁ〜(照)
その「ネプチューン」という短編小説が、そんなお話なのですよ。
かなーりクセのある文体のライトノベルですけど・・・
中学生の頃おもしろく読んだ記憶があります。

投稿: kenko | 2008年7月24日 (木) 22時19分

kenkoさん、こんにちは!
TB&コメントありがとうございました。
家にある宮崎アニメのDVDやTV放送で、『トトロ』『ハウル』『千と千尋』『ゲド戦記』、、、などを観てから鑑賞したんです。
そうしたら、私も何だか色んな思いが駆け巡りました。
すごくシンプルで子ども向けの作品なのに、『コナン』や『カリオストロ』まで思い出されて、、、とっても感慨深かったです。
まぁ~でも、基本的にはポニョ可愛い~~~♪の姿勢で楽しんだのですが(笑)
絵本のように単純なお話ですが、不思議と観る度に色んな味わいが出そうな気がします。

投稿: 由香 | 2008年7月27日 (日) 16時42分

由香様

こんばんは!

私もポニョ観賞後に、テレビで「ゲド」「トトロ」を、
DVDで「ハウル」を観直してみました。

宮崎さんの作品は子どもの頃からほんっとに大好きなので・・・
こんなにシンプルで可愛らしい作品なのに、
どうしてもいろいろ余計なことを考えてしまうんですよねぇ。
でもそんな勝手な勘ぐりは別にして、このファンタジックな世界を
素直に楽しみましたshine

小さなお子さんも、かつて「コナン」や「カリオストロ」に心ときめかせた大人も
それぞれに楽しめる作品なんじゃないかなと思いますconfident

投稿: kenko | 2008年7月27日 (日) 22時24分

毎日、暑いですね!ネコちゃん、毛皮ですもんね〜(笑)

確かに!アニメーションの楽しさが、ありましたね。
あの映像は観ていて、快感でした。
この辺は、他のアニメと違いますね〜。と、他のアニメを観て、つくづくそう思いました。

『ゲド戦記』は映画館で観ましたが、泣きました。
アレは、ジブリじゃないです。
私は『ゲロ戦記』と言ってます。

投稿: あん | 2008年7月28日 (月) 22時26分

あん様

お返事どうもでございますshine

いやー。今日も暑かった!
昼間お留守番しているニャンコのために、
我が家はずーーっとエアコンつけっぱなしですsweat02
(環境にも経済的にもよろしくないですが)

アニメーションの純粋な楽しさが、ぎゅっと凝縮されている感じでしたね。
お話はシンプルだけど、何度観ても飽きない気がするなぁ〜

ゲロ戦記・・・(笑)あぁ、まさにsad
ダメだダメだとは聞いてはいたものの、まさかあそこまでとは思いませんでした。
ジブリだと思って観たちびっ子とかトラウマになっちゃうよ〜

投稿: kenko | 2008年7月28日 (月) 23時15分

>kenkoさま

こんばんは

>“三鷹の森ジブリ美術館”で上映されている短編作品のような印象が残ります。

あーこれわたしも思いました。たまたまジブリ美術館で見た短編が少し似た話でして
幼稚園児がダンボールで船をこさえて、そのまま海へくじらをとりにく、そんな話でした

子供メインに作られた・・・という点では『トトロ』『魔女』の時代に戻った感もありますけど、あのころよりとっちらかっているというか、自由奔放な印象でした

>中でもいちばん印象的だったのは“母”だなぁ

海という字の中には「母」が入ってますからね(笑・『おーい、竜馬』より)
ポニョも成長したらマンマーレさんのような美女になるんでしょうかね?

投稿: SGA屋伍一 | 2008年8月26日 (火) 21時49分

SGA屋伍一様

こんにちは♪

>幼稚園児がダンボールで船をこさえて、そのまま海へくじらをとりにく、そんな話でした

そうなんだ!それは似てますね。
私が行ったときはまた違うのをやってたなー
また行きたいです、三鷹の森。

トトロや魔女(そういえば昔は通称「魔女宅」だった)の時代に戻ったようだけど、
あの頃のはもっとストーリー運びが丁寧でcoldsweats01
見終えた後こんなに複雑な気持ちにはならなかったです。
これはこれですごく楽しみましたし、気に入っているんですけどね。

そうですよ!
海という字の中には母が!
「おーい、竜馬」にそんなセリフがあったんでしたっけsweat01

なるでしょう~美女にvirgo
一応お父さんはフジモトらしいけど、
圧倒的にママンの遺伝子が強そうだし。
しかしどんな美女に成長しようとも
名前は「ポニョ」ってどうなんでしょうsweat02

投稿: kenko | 2008年8月27日 (水) 16時25分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/108178/22089612

この記事へのトラックバック一覧です: 崖の上のポニョ:

» 崖の上のポニョ [It's a Wonderful Life]
いやぁハヤオやっぱすごいわぁと思いました。 もはやCGのアニメしか見当たらなくなった昨今。 敢えてこういうシンプルなアニメ作品を見せてくれると 要は表現方法ではなく、どれだけ想像力豊かなイマジネーション が溢れているかが、こういう映画には大事なんだ...... [続きを読む]

受信: 2008年7月20日 (日) 10時03分

» 崖の上のポニョ [Diarydiary! ]
《崖の上のポニョ》 2008年 日本映画 港町にある崖の上の一軒家に住む宗介にで [続きを読む]

受信: 2008年7月20日 (日) 19時12分

» [映画『崖の上のポニョ』を観た^^] [『甘噛み^^ 天才バカ板!』]
☆最初に言っておくと、私は、『ポニョ』を愛してます^^          ◇   ◇ 宮崎駿監督は、もう往年のパワーは持ち得ないと思っていた。 私が考えるところの問題点は二つで、   1・あまりにもビッグバジェットとなってしまった宮崎作品は、    多くのテーマ(客の嗜好)を内包することを義務づけられ、    「もののけ姫」「ナウシカ」に代表できるような、宮崎的な怨念を込められる…、    あるいは、「ラピュタ」や「トトロ」「カリオストロ」のような純粋エンターテイメントの如き、    シン... [続きを読む]

受信: 2008年7月20日 (日) 20時13分

» 崖の上のポニョ [k.onoderaの日記]
パーックパック、チュッギュッ!パーックパック、チュッギュッ! …でおなじみの、『崖の上のポニョ』。 表向きは、宮崎駿監督が以前制作... [続きを読む]

受信: 2008年7月20日 (日) 22時29分

» 「崖の上のポニョ」:清澄庭園前バス停付近の会話 [【映画がはねたら、都バスに乗って】]
{/kaeru_en4/}おい、この手水鉢の中に何か見えたぞ。 {/hiyo_en2/}ひょっとして、ポニョかしら。 {/kaeru_en4/}うーん、あれは海にいる魚だからな。 {/hiyo_en2/}うん、海で生まれたんだけど、人間になりたくて一生懸命努力する魚の女の子。 {/kaeru_en4/}って、人間になるためにそんなに努力したか?たまたま人間の血をなめちゃっただけに思えるけど。 {/hiyo_en2/}そう言われちゃ身も蓋もないけど、固いこと言わなくていいじゃないの。「となりのトトロ... [続きを読む]

受信: 2008年7月21日 (月) 09時55分

» 崖の上のポニョ [Akira's VOICE]
大人に希望を。 子供に夢を。   [続きを読む]

受信: 2008年7月21日 (月) 11時38分

» 崖の上のポニョ [★YUKAの気ままな有閑日記★]
宮崎駿監督の作品は大好き持っているDVDやビデオを観る機会も一番多いかもしれないなぁ〜『ハウルの動く城』以来4年ぶりの新作を家族で楽しみにしていた―【スタッフ・キャスト(声優)】*監督・原作・脚本 宮崎駿 *音楽 久石譲*宗介の母・リサ(山口智子)         *宗介の父(長嶋一茂)*ポニョのママ・グランマーレ(天海祐希)  *ポニョの父・フジモト(所ジョージ)*宗介(土井洋輝)    *ポニョ(奈良柚莉愛)    *ポニョの妹たち(矢野顕子)*トキさん(吉行和子)  *ヨシエ(奈良岡朋子) 他... [続きを読む]

受信: 2008年7月27日 (日) 16時24分

» 崖の上のポニョ [描きたいアレコレ・やや甘口]
ポニョポニョポニョ♪それはポニョに逢いたくなる呪文の言葉(笑) 『ポニョポニョポニョ♪』と、つい歌ってしまう私。 『あっ、この歌、... [続きを読む]

受信: 2008年7月28日 (月) 22時27分

» 『崖の上のポニョ』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「崖の上のポニョ」□監督・原作・脚本 宮崎駿 □キャスト(声優) 山口智子、奈良柚莉愛、土井洋輝、長嶋一茂、所ジョージ、天海祐希、吉行和子、奈良岡朋子、矢野顕子■鑑賞日 7月20日(日)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)<感想> 来たぁぁぁぁぁ〜 メイちゃんがおさかなになって戻って来たぁぁぁぁ〜〜〜 4年ぶりに宮崎駿監督が手掛けた作品は原点に立ち戻り、素朴で且つ心温まるファンタジー。 そのベースに置いたのはアンデルセン童話の「人魚姫」だと... [続きを読む]

受信: 2008年7月31日 (木) 12時56分

» 「 崖の上のポニョ (2008) 」 [MoonDreamWorks★Fc2]
【崖の上のポニョ】2008年7月19日(土)公開 監督 ・ 脚本 : 宮崎駿 ... [続きを読む]

受信: 2008年7月31日 (木) 20時25分

» 「崖の上のポニョ」 一途な想い [はらやんの映画徒然草]
宮崎駿監督の最新作。 今回は全編手描きのアニメーションにこだわって作ったというこ [続きを読む]

受信: 2008年8月 2日 (土) 06時11分

» 崖の上のポニョ [みかんの部屋]
ポ〜ニョ ポ〜ニョ ポニョ さかなの子ぉ〜♪ あおい うみから やってきた〜♪ ポニョ ポニョ ポニョ おんなの子ぉ〜♪ まんまる おなかの おんなの子ぉ〜 ? CGアニメばかりの今、こうゆう素朴なアニメ、逆に新鮮でいいなぁ〜と思った。 なんか、子供のころに戻ったみたい。さすがだね、宮崎ハヤオっ。 リサママが、ものすんごい男前で 頼もしくて素敵でした[:ぴかぴか:] そうすけは、すごい やさしい子。 リサママと、こういちと、そうすけの3人 すごくいい家族だね(*´ω`... [続きを読む]

受信: 2008年8月 7日 (木) 21時22分

» ファインディング・人面魚 宮崎駿 『崖の上のポニョ』 [SGA屋物語紹介所]
ポケモンにポーにやけに「ポ」の字が目立つ今夏のキッズムービー。本命はやっぱりジブ [続きを読む]

受信: 2008年8月26日 (火) 22時03分

» 『崖の上のポニョ』は大人には厳しいか? [映画のブログ]
 宮崎駿監督は、自分の子供の世代を対象に作品をつくっていたという。  長男の宮崎吾朗氏は1967年1月の生まれ。  たしかに息子さんが成長... [続きを読む]

受信: 2010年2月 7日 (日) 18時57分

« インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 | トップページ | Cnoteの“C”は“Car(車)のC”・・・ではありません »