ブラム学園!アンドソーオン 弐瓶勉作品集
萌えだらけのメガ弐瓶大会
おっぱいポロリもあるよ
読みました!『ブラム学園!アンドソーオン』。
まずはこの意外な表紙。そう来たか!って感じ( ̄▽ ̄)
なんつーかこう・・・
ロボットアニメっぽくて、アナログで。ひじょーにカッコイイ!!と思いました。
装丁は凝ってるし、中身はきっちりフルカラーだし。
これで980円はむちゃくちゃ安いと思う。お買い得!
以下、それぞれ簡単に感想をば。
『ZEB−NOID』(チャンピオンRED 04年7月号)
人間と蠅の融合・・・と言えば『ザ・フライ』ですが、こちらは思いがけずロマンティックな展開です。
愛こそすべて。愛は宇宙を救うのだ!!!
『ブラム学園!』(アフタヌーン 04年5月号)
伝説の第1回目ブラム学園。
わたくしこちらに関しましては、海外のサイトで英語版のをチラ見したことがあるだけだったので、こうして日本語で読める日が来るなんて超感激です。
ダフィネルリンベガが実は女の子であったという衝撃の事実。
この頃はまだ、寡黙な『BLAME!』の世界観がキープされているだけに、笑いもひとしおです。
ブラム学園の中では、やっぱりこれがいちばん好き
『ブラム学園! 京都奈良相合傘』(アフタヌーン 07年10月号)
そしてまさかのブラム学園第二弾!
最後のマイッチングしぼさんの絵が、アフタヌーンの時と全然違うー
左アフタヌーン、右単行本です。
単行本化にあたり、全体的にちょこちょこ描きかえられているようですが、これはすぐに気がつきました。
どっちのシボさんもキュートだわん
『ブラム学園! 桜咲く塔の下で』(アフタヌーン 08年5月号)
これに関してはもうあんまり言うことないダニーッ!!
イコが実は女の子であったという衝撃の事実。
『小包』(商業誌未発表作品)
同人誌『赤い牙』に掲載されたやつなのかな?
ラストカットの“兄”・・・どう見たら兄なのか悩みましたが、弟が兄だというのならきっと兄なのでしょう。
暗くて詩的で、どこかファニーで。弐瓶さんのこういう短編、すごく好きです。
『ネットスフィアエンジニア』(05年別冊モーニング4号)
霧亥が旅した『BLAME!』の時代から、約1000年後の物語。
見えざる主<統治局>も、都市の番人<セーフガード>ももういない。
こんなに長い話だったっけ?
当時、別冊モーニングを買って読んだものの、うっかりさんにもほどがあることにそのモーニングを捨ててしまって手元にないので確認できないのですが・・・(だって連載だと思ってて・・・どうせ単行本で読めると思ってたから)
ずいぶん描き加えられているように思えるのは気のせい?
『バイオメガ』と違い、確実に『BLAME!』の世界とつながっている『ネットスフィアエンジニア』。めっちゃ胸がときめきます。
主人公?の解体屋は、『BLAME!』のラストで霧亥が守っていた子の末裔じゃないかしら。
『ポンプ』(商業誌未発表作品)
これも『赤い牙』かな。
なんてシュールで不気味なお話。
フランスのトラウマアニメ、ルネ・ラルーの『ファンタスティック・プラネット』を思い出しました。
こういうのよく思いつくなぁ。やっぱ弐瓶さんはすごいわ。
『BLAME!2 第八系子体プセルの都市構造体脱出記』(08年モーニング増刊マンダラ2号)
むおおお〜〜〜
正当なる『BLAME!』続編です。
そうか、珪素生物にとっては霧亥こそが<厄災>なのね。
霧亥に虐殺しまくられ、人間たちに追い立てられた珪素生物は、もはやか弱き存在となっているのだ。
彼女の“プセル”という名前。すごくひっかかるけど、どちらかというと『NOiSE』の裾野結を連想させます。
そして・・・満を持しての霧亥くん登場!!!うっひょーかっこえええーーー
網膜に“珪素基系”とか表示されようものなら、問答無用でブチ殺していた霧亥くんですが、長い年月を経てちょっとは丸くなったのかね。
『沼の神』(アフタヌーン08年10月号)
これも赤い牙かと思いきやアフタヌーンですか。
これは完全にギャグだなぁ(笑)おっさんの妄想の中の“沼の神”、エロいなぁ(笑)
そんなに世の中甘くないんやで!!おっさん!!
『戦翅甲蟲・天蛾』(07年ヤングガンガン No.3)
弐瓶的ガンダムだと思うのです。赤い彗星ベニスズメちゃん。
こちらもかなり描きかえられている様子。
敵艦、全長100キロメートル超。あまりに巨大過ぎて、全体像が分かりまへん(笑)
以上!!いやーめっちゃおもしろかったぁー
『バイオメガ』5巻の方は、結局本屋さんでふつうに売られているのを買いました。
だって早く読みたいんだもんー
ごめんよHMVさん。
てなわけで、そちらの感想はまた後日。
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コメント
珪素生物ブックオフのお世話になるマンガとならないマンガがあります。バイオメガ“は”なってません(笑)。
>ロボットアニメっぽくてひじょーにカッコイイ!
そうなんですよね。赤がめっちゃかっこいい!
ただ、予約受け取り、確認のために表紙を見せてもらって「おお…」って見入ってたら、店員さんにおもむろにフィギュアの展示販売の広告を入れられました。
棚にもおいてない、店員さんも知らないマンガ(予約時に『一応お受けしておきます、けど…』)を予約して買い、表紙に見入る僕をよほどのコアな野郎だと思ったんでしょうね。
弐瓶さんはホントにぶれてる絵が上手ですよねー。
投稿: ハミルトン | 2008年9月23日 (火) 19時42分
ハミルトン様
いらっしゃいませ
「バイオメガ」に関しては、珪素ブックオフさんの仕事を待ってられないからなぁ(笑)
「アンドソーオン」がこんなにも強調された表紙になってるとは思いもよりませんでした。
ロボットアニメですよね。完全に
「アンドソーオン號」だし。
店頭でこの表紙を見たら、思わず見入っちゃいますよねぇ。
ハミルトンさんてばコアな野郎( ̄▽ ̄)
私もいつだったか、ガリィちゃんフィギュア付き「銃夢外伝」を予約するために
ウルジャンに付いてた予約用紙を持って書店に行ったら、
「ナニコレ」みたいな不思議な顔をされたことあります
弐瓶さんの絵の上手さ、とてつもないイマジネーション、
そして遊び心に、今回もしてやられました
投稿: kenko | 2008年9月23日 (火) 23時34分
全部”ン”終わりな事に何か意味はあるのかw
ってか、イデオン知っている事がビックリ。流石だっ(笑
楽しみにまってまーす(o`・ω・)ゞ
投稿: matsuu | 2008年9月24日 (水) 00時34分
matsuu様
それは私が“ン”で終わるのをセレクトしているだけのこと・・・意味はありません(笑)
イデオンは知ってるさ。
さすがにリアルタイムでは観てないけどね
投稿: kenko | 2008年9月24日 (水) 21時22分
こんにちわ。
≫天元突破グレンラガン
これね、SGA屋さんにオススメされているんです。
どうやら、とてつもなく面白いんだとか・・・。
エヴァのDNAを引き継いでいるんだとか・・・。
kenkoさんはご覧になるご予定ありますか?
そうそう!!前にアップしてくれてたエヴァのパクリ動画!!
今さらだけど、ここで感想を・・・。
メッチャ面白いーー!!ギャーハハハハ!!ヒイヒイヒイ・・・・
んで、あれ以来何度も観て楽しんでます(爆笑)。
あそこまで忠実だと、逆に神々しいですよね。
シンジがうつむいて、ちょっと微笑む感じの表情まで細やかに再現(苦笑)。
あーあ。最高だあ。
今日ウチ帰ったらまた観よ。
『破』が公開されるまでの寂しさをそれでしのぐのじゃ。
投稿: 睦月 | 2008年9月25日 (木) 15時26分
睦月様
こんにちは(*゚▽゚)ノ
>グレンラガン
わたしも(笑)SGAさんにおすすめされていたんですよ。
少し前(てゆーか今?)に劇場版もやってたよなーと思いつつ
先ほどSGAさんのところへお邪魔してみたら、
激賞レビューがUPされていた・・・
これはもうとっとと観た方が良さそうだなぁ。
観ましょう!!!
カタャマゲリオン、気に入っていただけましたか
片山ってば、あんがい演技が繊細だから。
ここまでカンペキだと、バカだなーと思いつつも尊敬してしまいます
今ごろ片山は何やってるのかなぁ(笑)
「破」・・・
どうせ遅れるのだろうと予測はしていたけど
今の時点で何の音沙汰もないとは・・・
来たるべき日まで、片山の笑顔で寂しさをしのいでくださいませ
投稿: kenko | 2008年9月25日 (木) 16時47分
こんばんわ(^◇^)
とりあえず電車の中で一読しました、いやはやなんというかこれで1年ぐらい持つレベルの凄い単行本ですよねえ!!
京都奈良相合傘のしぼさん、何となく違和感を感じていたのですが、全く書き直していたんですねえ(^u^)
もう一回ちゃんと見てから記事をアップしまーす(^o^)丿
投稿: コン猿君 | 2008年9月25日 (木) 23時18分
こんばんは( ^ω^ )
おぉ!読まれましたか
すごいマンガですよねぇ(笑)
読んでいたら、また「BLAME!」を読み返したくなってしまいました。
弐瓶さんて、単行本にする時にけっこう描き直していたりするみたいですが
ここまでまるっきり変えてしまうとはビックリです。
コン猿くんさまの記事も楽しみにしています
投稿: kenko | 2008年9月25日 (木) 23時50分
かな~り遅ればせながらお久しぶりです。viellaです。
バイオメガ5巻ヤバいですね!
全身武器庫の巡回査察員に萌えまくりでした(笑
胸に搭載された円筒状の火器を使うシーン、よく見るとちゃんとハッチが開いて描いてあることに気づき鳥肌が立ちましたwwもちろん、彼との死闘の間は鳥肌立ちまくりでしたよ!
アンドソーオンの方は内容的には全然満足なんですが、今までの短編作品すべてが載っているわけではなかったので少し残念です。個人的には「おさるさんの話」(kenkoさんならわかるかも?)が読みたかった…!
超構造体の一角にあるコンビニで弁当とエロ本を買うおさるさん。温めてもらった弁当を忘れ、そのままコンビニを出てしまいあわてて飛び出してきたヤギの店員さんに悲劇が…。っていう内容なんですが、知っていますかね?(一応オチは回避しておきました)
このほかにも確かあと1~2作あったはずなんで、アンドソーオン2が出るまでお預けですかね…w
投稿: viella | 2008年9月28日 (日) 14時06分
viella様
お久しぶりでございますヽ(´▽`)/
ヤバイですねぇー全身武器庫の彼。
(先ほどハミルトンさんとのやりとりの中で、勝手にライオン丸と命名しました)
今また5巻を開いてみたのですが・・・ほんとだ!ハッチが開いている!
細かいなぁー
またひとり、惜しい人を亡くしましたね
>おさるさんの話
えぇーなにそれ。知らんーーー!!私としたことが・・・

おもしろそうですね
それも赤い牙かしら?
ちょっとくらい高くなってもいいから全部入れてほしかったですねぇ。
弐瓶さんが海外で描いてる作品なんかも、
いつか日本語訳されて発売されるといいのになぁと思います。
いつのことになるか分からないけど、アンドソーオン2に期待ですね
投稿: kenko | 2008年9月29日 (月) 00時03分