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2008年10月

アイアンマン

Ironman

今更レビュー第2弾!でございます。ガンバレ私!!
記憶によればこちらの作品、公開されて2日目くらいには観に行ったんだよぅー。なのに今頃・・・
このおサボリぐせ、なんとかしなければ。

<あらすじ>

米国政府と契約を結ぶ軍事企業スターク・インダストリーズの社長で、発明家でもあるトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)。ある日、新型兵器のデモ実験のためアフガニスタンへ行き実験を成功させるが、テロリストの襲撃を受け囚われの身となってしまう。テロリストたちの目的は、トニーに自分たちのための新型兵器を作らせることだった。しかしトニーは密かにパワードスーツを開発、それを着て見事脱出し生還する。しかしこの一件でショックを受けたトニーは、今後一切兵器開発を行わないことを宣言するのだった。アイアンマン公式サイト

今年はアメコミ映画祭り的なイキオイで、アメコミ原作ものの映画が次々と公開されておりますが、中でもこちら個人的に期待値かなり高めだった一作。

なんと言ってもキャスティングが渋いっす。
ロバート・ダウニー・Jrがコミックのヒーローを演じちゃうんだから。
それだけでもワクワクするではないですか。

で、観てみてどうだったのかと言いますと。
期待以上のオモシロさ!!めちゃ楽しかったわんhappy02
ここ最近のアメコミ映画の中では、『ダークナイト』の次くらいに気に入った!
(『ダークナイト』はいろんな意味で別格だからのう)

主人公がありがちな苦悩する若者、などではなくて、ノーテンキな“ちょいワルオヤジ”であるところがイイです。
ちょいワルっつっても、われらがトニー・スタークの場合ハンパなくて、超天才、超大富豪、しかもなにげに愛されキャラheartだったりするのね。
どんなに女グセが悪くても、破天荒でおイタが過ぎても、彼くらいのレベルになるともう誰も文句なんて言えないのだ。

ヒロインを演じるのは、久々グヴィネス・パルトロウ。ハチャメチャ天才社長の超有能秘書役で出演しています。
実はこれまで、魅力的だとはあんまり思えなかった女優さんなのですが、今回の彼女はとってもキュートに見えたなぁ。
トニー・スタークとの関係が、あくまでもオトナのプラトニックな関係であるところに胸キュンheart
なかなかお似合いのカップルです。

明らかに注文通りではないものを作っているのに、全然気づかないマヌケなテロリストさんたちとか、「無責任なシステムの一部であることに気付いたんだ」 → えぇ?今頃?!とか(笑)、ツッコミどころは多々あれど、それもまたご愛敬。
上のセリフも、トニー・スタークだからこそ?けなげに思えてしまうから不思議。
うんうん、よくぞ気付いた!ってなノリで拍手してあげたくなっちゃいます。

また、かなりじっくり丁寧に描かれた“アイアンマンができるまで”も、面白いwrench
人によってはイラッとするかもだけど、かつてのメカ好き少年たちにはたまらんのではないでしょうか。
iPod touchを3Dにして、どこまでも進化させたような(って庶民的な発想sweat02)あのシステム、触ってみたいなぁ。

どこかレトロで、パッと見ダサくもあるアイアンスーツのビジュアルですが、トニーのようなオヤジが着るとなぜかむちゃくちゃカッコよく見えてしまいます。
自らコツコツと手作りしている上、有無を言わせぬ強さってのがポイントかも?
ケレン味もたっぷりshine
ジェフ・ブリッジスの超ベタな悪役っぷりも良かったです(笑)

次回は緑色の細胞君との競演が濃厚で、もちろんとっても楽しみなんだけど、
ロバート・ダウニー・Jrの次回日本公開作もすごくおもしろそう。

Tropicthunder_2

『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』11月22日公開予定movie
ベン・スティラーのコメディで、ジャック・ブラックも出演!なんと右端の人がロバート・ダウニー・Jr!絶対観なきゃhappy02

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ウォンテッド

Wanted2

いまさら感ありまくりですが、こちらの映画の感想を。
デイもナイトもウォッチしたことないんだけど、アンジーだけでも楽しめそうheartと思い、観に行ってみました。

<あらすじ>

会社では嫌な上司にいびられ、プライベートでは恋人を同僚に寝取られ、さえない毎日を送るウェスリー・ギブソン(ジェームズ・マカヴォイ)。ある日、ウェスリーが生まれてすぐに家を出て行った父は、実は凄腕の暗殺者だったという謎の美女フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)が、ウェスリーの前に現れる。父の血を受け継いでいるウェスリーに、フォックスは自分たちが所属している“フラタニティ”という暗殺組織に入るよう勧める。フラタニティはギリシャ神話の時代から、“運命の意志”に従い、密かに暗殺を繰り返してきた組織なのだった。ウォンテッド公式サイト

『トゥームレイダー』でララ・クロフトを演じたアンジーが大好きなので、こういうハデハデアクション映画におけるアンジーにはワクワクしてしまいます。
ちょっとやせ過ぎではあるけれど、吸い込まれそうな美しさに凄みが加わっているような気も。
実はわたくし、彼女と同い年だったりするんですが・・・とてもじゃないけど同じ人間とは思えんcrying
かっこえぇ~~

なんでも原作は、マーク・ミラー&J・G・ジョーンズによる人気グラフィック・ノベル、なんだそうで。
こんなの↓

Wanted2Wanted3

このキャットウーマンみたいなのが、アンジーが演じたフォックスなんでしょうか?
で、覆面野郎がマカヴォイ君?

凝りに凝った映像はクールでマンガチックで、また思った以上にギャグっぽくもありました(笑)
かなり好みheart
比喩でもなんでもなく“運命の糸”がお告げを紡ぐって面白いですね。

しかしこれ・・・けっこうグロイ。というよりもイタイ?
なんなんですか、あの拷問じみた教育は。
刃物がブッスリおなかに刺さっても、完全治癒風呂に入りさえすれば元通り・・・だからってイタイもんはイタイでしょうよっweep
それでも見事なまでに洗脳され、完全無敵の殺し屋スキルを身につけてしまうマカヴォイ君。
人間って不思議。

念ずれば曲がる弾丸とかケラケラ笑いながら観ていると、ネズミちゃんたちの命の儚さとともに、最終的には思いがけず後味の悪いオチが待っています。

こんなにもバイオレンスなお話なのに、フォックスの最後の行動はこれまでのすべてを否定しているかのよう。
暴力は弧を描き、いずれは自分に返ってくるのです。

しかしそれもこれも結局、ラストカットを観る限り、マカヴォイ君演じるウェスリーにはあんまり伝わってなさそうだったけどねsweat02

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劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン

Saraba_masked_rider_deno

『キバ』の劇場版は結局観に行けなかったけど、『電王』は見のがさないぜぇっ!!

<あらすじ>

久しぶりに良太郎(佐藤健)のいる時間にやってきたモモタロスたち。そこへ突然“幽霊列車”が現れ、仮面ライダー“幽汽”が立ちはだかる。幽汽は、ゴーストイマジンに憑依された良太郎だった。侑斗(中村優一)とデネブも駆けつけるが、幽汽の攻撃に重傷を負ってしまう。その時、新デンライナーに乗った新電王が登場。なんと彼は、未来からやってきた良太郎の孫・野上幸太郎(桜田通)だった。劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン公式サイト

チケット買ったら、オマケをくれました。

Ura

ウラタロスのマグネット~

ウラちゃんの決めゼリフ「釣られてみる?」ではなくて、
「有るよheartチャイルドシート。」?
小さいお子さんのいるおうちの車に貼りつける用、ですね。

『電王』の劇場版は、なんとこれで3作目!
現在放送中の『キバ』もそろそろクライマックスだというのに、いまだに前作『電王』の映画が作られるとは、改めて電王人気の凄まじさを感じます。

しかし!主人公であるはずの良太郎くんは、しょっぱなからいきなり囚われの身。
ゴーストイマジンなるものに身体を乗っ取られ、なんとなく角川版『里見八犬伝』を彷彿とさせるビジュアルの松村雄基さま(出てないけどねsweat02)にムチでビシバシとしばかれまくり。
侑斗もケガしちゃってほとんど出番なし・・・侑斗ぉ~weep

代わりに登場するのは、良太郎の孫?新電王??
後で知ったんですが、今回の映画の主人公は彼、桜田通くんだったのね。
良太郎役の佐藤健くんは、スケジュール的にいろいろ忙しかったみたいで・・・
ドラマとかいっぱい出てるもんね。
最初は誰だお前!って思いましたけど、けっこうカワイイし、新電王もなかなかカッコよかったです。
テディの存在感は、かーなーり、控えめだったけど。

で、やっぱりメインとなるのは、モモちゃんをはじめとするデンライナーの面々なのだ。
満を持して!の再登場なのに、もったいぶることなく相変わらずのドタバタコントを繰り広げてくれるモモタロスたち。
お江戸の町にもあっさり馴染んじゃうしcoldsweats01

モモが砂をまき散らしたあと(このシーン、不謹慎ながら吹いてしまった)、良太郎が復活し、オーナーの粋な計らいで全フォーム揃って戦うシーンは燃えました!
死郎軍団の方には、テレビシリーズに出てた敵イマジンどもの姿もチラホラあったような。
今回、敵ボス役を熱演した松村雄基さまの存在感はかなりのもの。ステキでしたわんheart

「時代は変わった」とかセリフで出てくるたび、「もうこれ以上“電王”を求めないで」と言われているようでちょっとしんみりしてしまったのですが・・・
まーそうだよね。もっとしっかり“キバ”を応援しないとね。
最近録画するだけして観るのサボりがちだしsweat02

でも・・・イマジンズはやっぱりサイコー!めっちゃ楽しかったshine
いつかまた会えるといいな♪

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アクロス・ザ・ユニバース

Acrosstheuniverse

She loves you!Yeah!Yeah!Yeah!

<あらすじ>

1960年代。リヴァプールの造船所で働くジュード(ジム・スタージェス)は、母と恋人を残し、まだ見ぬ父に会うためアメリカへ渡る。しかし大学で管理人として働く父は、息子の訪問を歓迎してはくれなかった。すっかり失望したジュードだったが、学生のマックス(ジョー・アンダーソン)と知り合い、彼の妹ルーシー(エヴァン・レイチェル・ウッド)に惹かれていく。
やがて彼らはNYの共同アパートで、歌手のセディ(デイナ・ヒュークス)たちと共に暮らし始めるのだが・・・

アクロス・ザ・ユニバース公式サイト

HFMの試写会に行かせていただきました。

全編ビートルズの曲が散りばめられた作品・・・とは聞いていましたが、なんとこれ“ビートルズの曲の歌詞=登場人物たちの心情”というひじょーに大胆な着想による、れっきとしたミュージカル映画だったんですねぇ。すごいや。

ビートルズが出てくるわけでも、ビートルズのことを描いているわけでもない。
まず“歌詞”ありきで、そこに物語を重ねていくのって、ものすごく緻密なパズルみたいな作業なんじゃないかと思うのですが・・・これがまたなんとも絶妙に構成されていて驚きました。

どれもこれも、あまりにも聞きなれた名曲ばかり。
しかしそれらは、まるで最初からジュードやルーシーの“言葉”であったかのように、物語と調和しているし、
ヘンな先入観のないフレッシュな俳優さんばかりなので、瑞々しく時に激しい若者たちの物語を、思うぞんぶん堪能することができました。
当たり前だけどみなさん歌の上手いこと!
少年が歌う「Let it be」にはグッときたなぁconfident

また、こんな風に日本語訳されたビートルズの曲の歌詞をじっくり“読む”のって初めてで、「これってこういう意味の曲だったんだ」とゆーのが多々あり、面白かったです。
「 I am the walrus」とか、完全にイっちゃってる時に作った曲に違いないなsweat02と確信したし。
なんという意味不明な歌詞。それでいてどこまでもフリーダム。
ちなみにU2ボノが歌ってますよん( ̄▽ ̄)

監督は、ミュージカル版『ライオン・キング』の演出を手掛けた人として有名なジュリー・テイモア。
観たことはないんだけど言われてみれば確かに、不気味とも言える顔立ちのマスクをかぶって歌い踊るシーンとか、奇妙な造型のお人形とか、『ライオンキング』のイメージにつながりますね。
過去の監督作品には『フリーダ』『タイタス』とある。
ふむふむ・・・どっちも良かったけど、『タイタス』は特に好きな作品だわheart

いい曲はいいし、ビートルズはやっぱり素晴らしいのだ!!と、改めて強く感じる映画でしたshine

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グーグーだって猫である

Goodgood

グーグーはかわいい。でもどっちかというとサバなんである。

<あらすじ>

吉祥寺に暮らす天才漫画家、小島麻子(小泉今日子)。締め切りに追われ、ようやく原稿を仕上げた日の朝、13年間ともに暮らしてきた愛猫・サバは静かに息を引き取っていた。悲しみのあまり、仕事が手につかなくなってしまった麻子。彼女を気遣うアシスタントたち。そんなある日、麻子はペットショップでアメリカンショートヘアの子猫と出会い、グーグーと名付けて飼い始めることに。グーグーだって猫である公式サイト

大島弓子先生のマンガを一冊たりとも読んだことないばかりか、犬童一心監督の映画も、フィルモグラフィーをみる限りどうやら全く観たことがない私。
小泉今日子、上野樹里、加瀬亮といった今をときめく俳優さんたちが、アメリカンショートヘアーのネコちゃんと戯れる映像にほのぼのできればそれでいいshineと思い、観に行ってみました。

とーこーろーがーー!!
いやぁ・・・ほのぼのどころか。泣いた。泣きました。号泣しました。
そのシーンは、病床の麻子先生が見る夢?か現か・・・とにかく、物語の終盤にやってきます。
いったいあんた誰やねん!!と不審に思っていた謎の外人の正体。
そこはまるで、麻子先生(=大島弓子)が描く作品世界に迷いこんでしまったかのような(読んだことないけどsweat02)、穏やかだけど、恐ろしいくらいに孤独な場所。
人間の三倍のスピードで生き、この世を去り、そして人間の少女の姿になって麻子の前に現れたサバ。
彼女は、麻子と過ごした日々の思い出を静かに語ります。
「ある日私は、あなたの年齢を追い越した。あなたは気づかなかったけど」

・・・うわーん。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
ひじょーに静かなシーンなので、漏れそうになる嗚咽をこらえるのが大変でした。
まわりに誰もいなかったら、きっと声を上げてわんわん泣いてたと思いますsweat02
麻子先生の作品を初めて読んだ日のナオミみたいに。

人によっては、もしかしたら人間サイドの傲慢なファンタジーにしか見えないかもしれない・・・
しかしネコを飼い、ネコを愛している者にとっては・・・あれはたまらんとですcrying
ネコに限らず「ペットを飼う」ということは、いつか必ず別れがやってくるということ。
どんなにつらくても、最期まで見届けなくてはならない。
“その時”の喪失感は、想像するだけでも胸がしめつけられるようで・・・ちょっと耐えられません。

そんなわけで。
この映画を冷静に評価するのは難しいんですが・・・
思ったよりネコの登場シーンは少なかったけど、立派にネコ映画だった!とは思います。
「ネコはすべてを見ている。人間が思う以上に、真実を知っている。」と、常日頃から思ってるんだけど、それが冒頭のサバのシーンだけでもすごく感じられて良かったです。
いい映画だと思うのに、あからさまにスポンサーの広告が入ってしまうのは惜しいなぁ。
まぁ、エリザベスカラーをつけたグーグーはやっぱりカワイイってことで許すとしましょうcat

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