僕らのミライへ逆回転
すっかり週いちペースの更新をキープしている今日この頃ですが、久々にとってもステキな映画に出会いました。
原題は、“Be Kind Rewined”。
レンタルビデオ屋さんの、「巻き戻して返してね
」という決めゼリフだそうな。
それが『僕らのミライへ逆回転』とは・・・分かるような分からんようなナゾの邦題![]()
まぁよくあるはなし。
すべてのVHSの中身を消してしまったジャックの強力な電磁波パワーで、
ミライへタイムスリップしちゃうわけではないのね。
<あらすじ>
下町の小さなレンタルビデオ店で働く青年マイク(モス・デフ)。しかし老朽化の進んだ建物は、再開発のため取り壊されようとしていた。ある日マイクは店長(ダニー・グローヴァー)から留守を任されるが、友人でトラブルメイカーのジェリー(ジャック・ブラック)に、店に置いてあるすべてのビデオテープの映像を消されてしまう。二人は考えたあげく、『ゴースト・バスターズ』や『ラッシュ・アワー2』など手作りでリメイクすることに。(僕らのミライへ逆回転公式サイト)
大好きなジャック・ブラックが出てるってだけで無条件にポイント高いんだけど、これはかなり気に入ってしまったかも。
とことんおバカで、とにかくハチャメチャなだけの映画かと思ってたんです。
良い意味で。JBだけに。
しかしこれは、れっきとしたミシェル・ゴンドリーの映画。
『エターナル・サンシャイン』や『恋愛睡眠のすすめ』の人だもの。
笑えるけれど、切なくてあったかくてキュートで、手作り感いっぱいで、ゴンドリーが愛してやまないもの・・・たとえば映画や、不器用に生きる人々への愛に満ち溢れていて、最後にはボロッボロ泣いちまいました![]()
ジェリーらがリメイク・・・いやいや“Sweded”する映画のタイトルが、変にカルト系の映画ではなく、『ゴースト・バスターズ』や『ラッシュ・アワー』といった誰もが知ってる王道のハリウッド映画であるところがなんかイイ。
リメイクとは名ばかりのチープな映像も、
Who you gonna call?Ghostbusters!![]()
という例のテーマソングが流れるだけで、めちゃテンション上がるし、ちゃんと『ゴーストバスターズ』に見えるから不思議です。
ジェリーたちと一緒に“ゴーストバスターズごっこ”をしている気分♪
いや彼らはあくまでも真剣なんだけどね。
それにしても・・・シガニー・ウィーバー役のオッサンには吹きました。
これは本人に怒られるだろう
と思いながら観ていたら、ほんとうにシガニーさんが出てきて怒りはじめたので、かさねがさね吹きました。
シガニー・・・ステキなひとだ。惚れなおしたよ。
ジャックがジャッキーの役を演じたり、『ライオン・キング』の素晴らしさについて熱く語ったり、町中の人を巻き込んでSwededしているうちに、彼らの作品はハッとするほどクリエイティブなものになっていきます。
で、ラストは・・・・・・『ニュー・シネマ・パラダイス』じゃん!
ズルイ!泣くにきまってんじゃん!!うわーん・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
エンドクレジットでは、Swededな映像を観ることのできるサイトのアドレスがちらりと紹介されたりもしますが、
できれば必要な書類をすべて用意した上で、偉大なジャズミュージシャン、ファッツ・ウォーラーの生家であるあの店の列に並び、レンタルしたVHSで観たい
と思いました。
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