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ウォーリー

Walle_gallery

確実に良質なCGアニメを、マンネリ化することなく提供してくれるピクサー。
この季節、ファミリーでもカポーでも安心して楽しめる、絶対オススメの一作ですxmas

<あらすじ>

ゴミ処理ロボット・ウォーリーは、人間のいなくなった地球で、700年間ずっとゴミを片付け続けている。長い年月の間に、ウォーリーの中には感情らしきものが芽生えていた。そんな彼の前にある日、最新型ロボット・イヴが現れる。ピカピカの彼女の気を惹こうとあれこれ試みるウォーリーだったが・・・・ウォーリー公式サイト)

700年間ひとりぼっちだったウォーリーも、彼が恋する最新型ロボット・イヴも、ピクサーらしくデフォルメされたかわいらしいデザイン。
でもSF的背景はとっても本格派で、しょっぱなから度肝を抜かれます。

ウォーリーが日々せっせと作っては積み上げる、ゴミのキューブでできた巨大な摩天楼。
動くものと言えば、ウォーリーとゴキブリくんと、忘れ去られた遠い過去の映像だけ。
そんな最初の約30分間、セリフらしきものは全くなし!
これだけでもう、ぐわっし!とハートをわしづがみでございます。
強気な演出のようでいて、観る側をけして選ぶことなく老若男女トリコにする、圧倒的ピクサークオリティー。
アニメーションとして省略すべきところは省略し、描き込むべきところはとことん描き込んで奥行きを持たせる。
今回のは特に溜め息もので、すっかり見とれてしまいました。

これまでも車だったりお魚やネズミだったり・・・無機質なものや本来表情に乏しいものを、生き生きとしたキャラクターとして描いてきたピクサーですが、
今回の登場人物ならぬ登場ロボットたちも、例に漏れずみんなとってもかわいくって魅力的。
なんというか、彼らが単に人間に近い感情を持っているせいだけではなくて、ロボットゆえの一途さや純粋さに胸キュンしてしまうのです。

ウォーリーがゴミの山から発掘する宝物は、どこかノスタルジックで暖かみのあるものばかりで、彼の中にある“心”を感じる。
でもそれらを生真面目に分類しちゃうところは、いかにもロボットらしくて微笑ましい。
お気に入りの映画『ハロードーリー』のワンシーンを見つめるピュアな瞳・・・weep
ビジュアル的には『ショート・サーキット』に出てきたロボット君にそっくりで、かわいらしさは『ニューヨーク東8番街の奇跡』のチビUFOたちを連想させます。愛しの80年代。

そんなウォーリーが一目惚れするツルンとピカピカ卵肌の女の子・イヴは、いわゆるツンデレ系というか、最初はちょっとひいちゃうくらい猟奇的な彼女ですsweat02
でも実はちょっぴりドジッ子で、はたまたしっかり者のお姉さんなところもあったりして、なにげにいろんな萌え要素を併せ持ったキャラでありました。
ほかにもキュートなロボットがたくさん登場するけれど、いちばんのお気に入りはやっぱり、終盤にようやく名前が明かされ最後の最後まで大活躍のあの子かなぁ。

ウォーリーが古ぼけたipodを愛用していたり、充電完了音がマックの起動音だったり、細かい遊び心を忘れないところもイイshine
随所に出てくる名作SF映画へのオマージュとか。ニヤッとさせられますね。

最後が『魔女の宅急便』のジジ的な切ないオチだったとしても、大人目線ではアリかなぁと一瞬思ったけれど・・・
やっぱりやだ!そんなの耐えられない!!
この作品を観るお子様たちに対してもそれじゃああんまり厳しすぎるし。あれで良かったんだろな。

おなじみの同時上映の短編アニメからエンドロールにいたるまで、今回も飽きることなく楽しませてもらいましたheart

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コメント

kenkoさん、こんばんは
ピクサーはやっぱしすごいですね。まさに百発百中、ハズレなしのブランドだと思います

登場してきたロボット、どれもこれも個性的でしたが、宇宙船の中の修理ドックにいた連中が特に気に入ってます。もうロボットというより妖怪みたいな感じでしたが(唐傘お化けみたいなヤツもいたし)
あとエアロック付近にいた巨大ウォーリーにもビックリしたなあ

>最後が『魔女の宅急便』のジジ的な切ないオチだったとしても

自分は「ピクサーなら絶対そんなオチにはしない!」と確信しつつも、あのあたりでかなり涙目になっておりました(笑)

幻想的かつ遊び心の利いたEDもとても気に入っております


投稿: SGA屋伍一 | 2008年12月26日 (金) 21時55分

SGA屋伍一様

お返事ありがとうございますshine

ピクサーはやっぱしスゴイっ
毎回これだけのクオリティのものを作ってて、
毎回新鮮なネタ、期待以上のデキってちょっと他にはないですね。

そうそう宇宙船の修理ドックにいたやつらも
よく見るとみんな個性的でかわいかった♪
傘のおばけみたいなの、いましたね〜
ロボットっていうよりも百鬼夜行って感じで、おもしろかった。
巨大ウォーリーもいた!弐瓶的に言うと「建設者」だな(笑)

>自分は「ピクサーなら絶対そんなオチにはしない!」と確信しつつも、あのあたりでかなり涙目になっておりました

そうですよね。冷静に考えたら、ピクサーでそんなオチありえないsweat02
しかしウォーリーが自分を取り戻すまでにけっこうな間があって、
涙目になりながらハラハラしておりました。

毎度のことながらエンディングもめちゃ凝ってて素晴らしかったです!
後日談をエジプトの壁画風に表現するそのセンスに脱帽!

投稿: kenko | 2008年12月27日 (土) 02時20分

kenkoさん、こんにちは~♪
そろそろ今年も終わりますね~
年末の大掃除はお済みですか?お掃除ロボットモーちゃんに手伝ってもらいたいよね?(笑)

で、、、映画ですが、実は「観ても観なくてもいいや~」ってスタンスでいたんです。いや~~~観なかったら大損するところでした!!観て良かったheart02
前半のセリフのないシーンが特に好きー♪あそこからウルウルきちゃってねぇ~健気なウォーリーに泣かされましたよ。
ここ最近のピクサー作品の中で1番好きです!!あとはトイストーリーが大好きかなnote

投稿: 由香 | 2008年12月27日 (土) 10時30分

由香様

こんにちは!お返事ありがとうございます♪

年末の大掃除・・・・・・
まっっったく、済んでおりません(泣)
やっぱやらなきゃいけないかなぁ?(当たり前だろがっ)
お掃除ロボットモーちゃんに手伝ってもらいたい!
そしたら大助かりな上めちゃ楽しいのになぁ〜

私は700年間誰もいない地球でひとりぼっちのロボットっていう設定を聞いただけで
既に泣きそうだったっていうか(笑)、かなり期待して観に行きました。
由香さんはもしかしたらスルーするところだったのですね。
後半も好きだけど、私も前半のセリフのないシーンの方が好きshine
健気なウォーリーに同じくずっとウルウルでしたよ〜weep

「トイストーリー」も名作ですもんね。
「モンスターズインク」と「ニモ」も好きですpisces

投稿: kenko | 2008年12月27日 (土) 16時02分

kenkoさん、こんばんわです☆
お返事が遅くなってすみません!
『ティンカーベル』に続いての観賞でしたが、
断然こちらがお気に入りでした♪
そうそう、イヴちゃんはツンデレなのよね。
(↑この表現使うのに慣れてない・汗)
対するWさんはたったひとりで生きてきて
なぜあんなにもロマンチストなのか・・・
それもロボットの成せる業なのでしょうか。
人間だったら孤独には耐えられないだろうし。
ほぼ台詞なしで展開する前半部の演出も
素晴らしかったと思います。
可愛いだけでなくSFとしても良く出来ていましたよね~。

投稿: sally | 2009年2月 2日 (月) 00時13分

sally様

こんにちは♪

「ティンカーベル」も観たかったんですけどねぇ~
観るタイミングをのがしてしまいました。

そうそう、イヴはツンデレheart
って私も実はそんなに使い慣れてるわけじゃないですsweat01
Wさんのロボットゆえのピュアないじらしさには
さんざん泣かされましたcrying
人間だったらもっとドロドロしたドラマになっちゃいますよね、きっと。

ロボットたちの可愛らしさとSF的かっこよさが
うまく融合していて素晴らしかったです!

投稿: kenko | 2009年2月 3日 (火) 12時30分

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