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2009年8月

ヒーシーイット/ブランコ

5日連続更新って、ブログ開設以来初めてかもshine
夏の終わりにムダにがんばる私。

本屋さんでIKKIをチラ読みした際、気になってた『ブランコ』
作者はウィスット・ポンニミットさんと言ってなんとタイの方(愛称タムくん)。
『ブランコ』は単行本で4巻まで出てるんだけど、ナナロク社から出てた『ヒーシーイット アクア』という本がタムくん入門編として手頃な感じがしたので、試しに買って読んでみた。

Hesheit

<ヒーシーイット>ってカタカナで書くと意味が分からなくて、タイ語?とか思っちゃってたんだけど<he she it>だったんですね。
直訳すれば<彼 彼女 それ>か。なるほど。
作品の持つ雰囲気や特徴を、絶妙かつシンプルに言い表したタイトルです。

『ヒーシーイット アクア』は、タイで刊行された全8巻のヒーシーイットシリーズのうち、8巻を作者本人が日本語訳し1話ごとに解説を加えたもの。
星新一的SFものアリ、ボーイミーツガール的胸キュンものアリ。
いわゆる短編集なのですが、絵も文字もフリーハンドで、なんの制約もなく思いつくまま自由に描いてる感じが読んでて心地良いし、カワイイだけじゃなく時々とてつもなくブラックだったりするところが面白いです。
特に『貯金箱』と『部屋』が気に入りました。

『キャプテン翼』『キン肉マン』『ドラえもん』など、子供の頃から日本のマンガが大好きだったというタムくん。
あだち充なんかも好きみたいで、言われてみればタムくんの描くナチュラルキュートな女の子ってあだち充っぽい?
2003年から3年間日本に滞在し、マンガ家、アニメ作家、ミュージシャンとして活躍していたタムくんは、日本語もかなり堪能みたいだけど、自分で訳したという吹き出しのセリフは時々カタコトっぽくて、それもまた独特の味わいを醸し出しています。

タムくんってこんな人↓

Wisut なかなかカワイイじゃんかcatface

『ヒーシーイット』が気に入ったので、『ブランコ』も1、2巻だけ読んでみました。

12

舞台は少しみらいの世界。
あたたかい国の海のそばで暮らすブランコという名の少女が、池と会話し、木とふれあい、人の痛みをうけおえるという力に気づいていく・・・
(1巻裏表紙より)

そんなお話です。
ぶっちゃけ、主人公ブランコの可愛らしさだけでもうノックアウトheart
大体名前がブランコって斬新すぎる。「〜子」的な感覚?
『ヒーシーイット』に比べるとちゃんと日本のマンガスタイルになってます。
1巻はちょっとお話がキレイにまとまり過ぎてる感があるけど、2巻からはパイナップル宇宙人とか手くんとか風船おばちゃんとかヘンなキャラがいっぱい出てきて楽しい。
ペアとは幼馴染みで、大きくなってからは恋人同士でもあったみたいなのに、遊園地のエピソードではまるで初対面のようで(風船おばちゃんのせいか?)・・・混乱しますが、辻褄なんて気にしないこの大らかさがなんかイイのだ。

タムくんのアニメもステキ。音楽もいい。癒されます。

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チェイサー

Thechaser

けっこう前に観たんですがようやく。
何を隠そう、韓国映画を映画館でちゃんと観たのはこれが初めて。
一時期の韓流ブームに乗り切れないまま今日に至った私。食わず嫌いってやつです。
DVDやテレビで観たのも片手で数えられるほどしかないし。
(『グエムル』『オールドボーイ』『箪笥』くらいsweat02

<あらすじ>

風俗店を経営している元刑事のジュンホ(キム・ユンソク)。
店の女の子たちが相次いで失踪するという事態に困り果てていたが、失踪した女の子たちが最後に会ったと思われる客の電話番号がすべて一致することに気付く。
それは直前に送り出したデリヘル嬢ミジン(ソ・ヨンヒ)の客の番号とも一致していた。
やがてミジンとも連絡がとれなくなってしまう。
心配したジュンホはミジンの後を追った先で不審な男に遭遇、ジュンホはその男・ヨンミン(ハ・ジョンウ)が例の客だと確信する。
格闘の末ジュンホはヨンミンを捕えるが、騒ぎに駆けつけた警官に二人とも連行されてしまう。

チェイサー 公式サイト

いやー、むちゃくちゃ見応えありました!
韓国犯罪史上最悪と言われた連続猟奇殺人<ユ・ヨンチョル事件>をモチーフにしているという本作。
ちょっと調べただけではどこまでが真実か分かりませんが、ヨンチョルは金持ちの老人や風俗嬢など21人を殺害、バラバラにして遺棄したり、内蔵の一部を食したりしたらしい。(えーshock

ヨンチョルの育った家庭は貧しく、父親に酷い虐待を受けていたとか、美術の才能があったのに色覚障害のため美術学校に進めなかったとか(それであの壁の絵か)いろいろあるみたいなんだけど、劇中ではヨンチョル=ヨンミンのそうした人物像や過去については、あえて描かなかったようです。

それは観る側がヨンミンにヘンな感情移入をしてしまうのを避けるためなのだろうと思うし、ヨンチョル事件がモデルではあるけれど、殺人鬼の内面を掘り下げることが目的じゃないからだと思う。
ヨンミンを取り巻く様々な不幸や不運が彼を暗黒の道へ進ませたのだろうか・・・なんて勝手な想像は、そういうのを知っていようといまいとしちゃうわけだし。

ヨンミンは絶対的な悪。徹底して不気味で得体の知れない男として描くことによって、恐ろしさに拍車がかかってると思いました。
そしてそれに対する人間の良心がジュンホ。
ジュンホだって、どちらかというとダークサイドに身をやつして生きてきた人間なわけだけど、母親が行方不明でひとりぼっちの女の子が目の前にいた時、ほっとけないのが人情。
何度殺しても殺し足りないほど憎い相手ですら、トドメを刺すのを躊躇うのが人間。なのだと信じたい。
ジュンホ対ヨンミン、追う者と追われる者の死闘は、けしてスマートとは言えないところがリアルでした。

殺人鬼は最初からヨンミンだと分かってて、犯人探し的要素はないにもかかわらずこの緊迫感。
しかも早い段階でヤツは身柄を拘束され、あっさり大量殺人を自白します。
それなのに!!

警察の無能っぷりにはほんっと腹立った。
唯一期待できるのが元刑事のジュンホなんだけど、ダメ過ぎる現役刑事どもがジュンホの足を引っ張りまくるのよ〜
ウンコ市長がなんぼのもんじゃい!!
行方不明になったのがデリヘル嬢じゃなかったら、警察はもっと真面目に事件の捜査に取り組んだのでしょうか。
警察内部の腐敗や怠慢に対する批判はかなり感じました。

結局、なんとミジンは自分の力だけで恐怖の館から脱出。
助かったじゃん!良かった!とこちらに安心させたところであの展開・・・
ヨンミンが金槌を振り上げた瞬間ですら、わたしゃ信じてましたよ。
このいや〜な感じ・・・・・・まるでハネケじゃんsad
ハネケならここで終わってたかもしれない。
そしてここで終わってたら、煮え滾る怒りをどこにぶつけりゃいいんじゃあー!!と映画館で暴れてたかもしれないです。
でもそうはならないんですね。ちゃんと復讐篇がある。
この熱さが韓国なのかなぁ・・・と、ちょっと思いました。

ヨンミン役の人もジュンホ役の人も、けして有名な役者さんではないみたいですが怪演、熱演で圧倒されました。
ヨンミンの何かが完全に壊れちゃってる感じ、白ブリーフ姿が忘れられません・・・
今さらですがこれを機に、韓国映画ももっと観てみたいです。

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色即ぜねれいしょん

Shikisoku

『インスタント沼』→『色即ぜねれいしょん』の順でハシゴしたんだけど、どっちもちょい役でクドカン出てた。
スポコンでもヤンキーでもなく、なにかと日の目を見ない文科系男子が主人公の青春ムービー。
みうらじゅんの自伝的小説が原作で、監督は田口トモロヲ。
みうらじゅんと言えば昔『イカ天』で、素人に混じって<大島渚>というバンドを組んで出演してたのを思い出します。♪カリフォルニアの青いバ〜カ〜
子供心に「この人いったい何?」って感じで強烈でした。

<あらすじ>

京都の仏教高校に通う乾純(渡辺大知)は、ボブ・ディランに憧れる文科系男子。
体育会系でもヤンキー系でもない純は、優し過ぎる両親に反抗することもできず、日々悶々と過ごしていた。
ある日友人の伊部(森田直幸)池山(森岡龍)から、夏休みに隠岐島へ行こうと誘われる。
伊部らが言うには、隠岐島のユースホステルにはフリーセックス主義者ばかりが集っているらしいのだった。

色即ぜねれいしょん 公式サイト

ケラ監督『グミ・チョコレート・パイン』に似たテイストですが、あっちは大槻ケンヂの自伝的小説が原作で、どっちも<青春小説の金字塔>って言われてるのね。
童貞、ロック、ブルースリーは共通のキーワード。
主演はオーディションで選ばれた新人・渡辺大知君。
黒猫チェルシーというバンドのボーカルで、演技は初めてとのこと。
みうらじゅん曰く「怖いくらい自分に似てる」そうだけど、とにかく彼のピュアピュアボーイっぷりが好印象heart
銀杏BOYZ・峯田和伸演じるユースホステルのお兄さんヒゲゴジラや、くるり・岸田繁演じる家庭教師ヒッピーの方がみうらじゅんに近いイメージだけど、冴えない青春時代に出会い憧れた兄貴たちの中に今のみうらじゅんの原点があるのかもしれませんね。

優し過ぎる両親(リリー・フランキーと堀ちえみってなんかスゴイ組み合わせ)、平凡過ぎる毎日がコンプレックス。
グレたくてもグレられない、不良にも優等生にもなれない乾純は、仏教系高校に通う16歳。
ボブ・ディランに憧れ自宅でちまちまとギターを弾いたり、いつか学校中のヤンキーをぶっ倒すことを夢見て通信空手を習ったり。
好きな子もいるけど、もちろん告白する勇気なんてない。
夏休みのある日、純は友達に誘われ<フリーセックスの島>隠岐島に2泊3日の旅行に行くことに。
純たちはそこで、奔放な女子大生オリーブに出会う。

隠岐島。ここ数年行ってみたいと思いつつ未だ行けないでいる場所です。
隠岐島に行けばせっくすができる!という希望を胸に、意気揚々と旅立つ童貞高校生3人組。
しかしセックスセックス言うわりに彼らの気持ちと行動はあまりにも純粋で幼くて、もーおかしいやらかわいいやら。
年頃の男の子を刺激するハプニングもちょいちょいあるけども、だからって友達を裏切ってまで性欲に走ったりしないところが微笑ましい。
だってそこには美しい海、自然、出会いと別れがあるわけだし。
ささやかな自由を謳歌した少年たちは、ほんの少しだけ成長するのです。

隠岐島へのプチ旅行は思ったよりあっさり終了しますが、京都へ戻ってきてからも物語は続きます。
オリーブとの再会。ついに童貞喪失か!?
オリーブ役の臼田あさ美ちゃんがむちゃくちゃ良くて、まるで江口寿史の描くイラストから抜け出てきたような、なんとも言えない色っぽさのある女の子。
唇のエロスは和製スカちゃんと言ってもいいくらい。
そして文化祭でのライブ。吹っ切れたようにシャウトする純がカッコイイ♪
やればできる子だったんじゃん〜。正に音楽は武器。
今の時代あんましいなさそうな、一本筋の通ったヤンキーってのもいいじゃんか。
「カッコ悪いって面白い。そして面白いってカッコいいことなんや」
煩悩まみれの少年は、紆余曲折を経てついに物事のある本質を悟るのでした。

痛いくらいリアルな青春。
こっぱずかしい思い出も含めきっと愛おしいと思える、あったかい作品でしたshine

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インスタント沼

Instantnuma

ひらけ、ぬま!!!
ヒントは<しおしおミロ>と<水道の蛇口>
そこらの原っぱに<沼の素>をばらまいて、お水をたっぷり加えれば、<インスタント沼>のできあがり♪

<あらすじ>

担当していた雑誌が廃刊になり仕事はクビ、人生ジリ貧のOL沈丁花ハナメ(麻生久美子)。
ある日、母・翠(松坂慶子)が河童を追って池に落ち意識不明に。
それをきっかけに母がかつてハナメの実の父親と思われる人物に出した手紙が見つかる。
ハナメはその人物に会いにいくが、ハナメの期待に反して、父は怪しげな骨董屋を営む残念な風貌の男だった。

インスタント沼 公式サイト

『図鑑に載ってない虫』『転々』の三木聡監督の新作。
主演は麻生久美子。『時効警察』以来、大好きな女優さんです。
沈丁花ハナメもやっぱり三日月しずか的キャラクターで、全編に渡り麻生久美子のはっちゃけた可愛らしさ、天真爛漫なコメディエンヌっぷりを堪能できます。
ナニゴトも他よりちょっとズレてるくらいが楽しい。
ジリ貧だろうがドロ沼だろうが、人一倍の行動力で人生をおもしろおかしく突き進むハナメに、元気をいっぱいもらいました。

そのほか、いつもの三木聡的メンツが勢揃い+意外な人がたくさん出てて、ヘンテコキャラとシュールなセリフのやり取りで楽しませてくれます。
どのキャラもいちいちツボだったけど、特に挙げるならリサイクル業者の三名様(村松利史、松重豊、森下能幸)かな♪
パンクロッカーのくせに誰よりもフツーなガス(加瀬亮)、ザンネンすぎる風貌の実の父・電球(風間杜夫)、運命の人を探す着物美人・和歌子さん(相田翔子)もいい味出してました。
黒くてカワイイものばかりを取り揃えたハナメのアンティークショップで、はなちゃんが「これ、かわいいですよね」とか言ってお猿の妙な置き物買って行くのにも、いかにもな感じでなんかウケてしまった。
はなちゃんに太鼓判を押してもらえたら間違いないでしょう。

『図鑑に載ってない虫』ほど客層を選ばず、『転々』のようなハートウォーミングさが適度にあって、笑わせてもらいながらもラストは爽やかな涙がこぼれてしまいました。
沼の主には本気でビックリして鳥肌立っちゃったし。
私も一生に一度くらいは<ありえないもの>、見ておきたいわ。

何かを成し遂げたとき、例えそれが大勢の人には評価されないことであっても、喜びを分かち合える誰かが一人でもそばにいてくれたらいいよね。
自分だけにしか分からない価値観。誰かに「いいね」って言ってもらえたら嬉しい。
だだっ子のように蔵の中身にこだわるハナメ。
ある意味困ったちゃんなのだけど(でもカワイイからいいの)、なんだかんだで最後まで付き合ってくれるガスの優しさにはキュンとしました。

「とにかく水道の蛇口を捻れ!!そしてしょうもない日常を洗い流すのだぁーーー!!!」は名言。
しあわせは意外なところにあるのだぁーー!!

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G.I.ジョー

Gijoe

GIジョーのお人形にもアニメにも全く思い入れはないし、評判もいまひとつなので観る予定じゃなかったのですが、ちょうどいい時間のがこれしかなく、観てみました。
予告で何度も観た、加速スーツ着てびゅんびゅん飛びまわるシーンがなかなかカッコよかったし、こういうB級テイストでマンガチックなのって好みだからそこそこイケるはずと思ったんだけど・・・
うーーーん。可もなく不可もなくcoldsweats01

<あらすじ>

そう遠くない未来。NATOはありとあらゆるものを食いつくすナノマイトという物質を開発する。
ある日ナノマイトを運搬している最中、悪の組織コブラにナノマイトを奪われてしまう。
コブラは武器商人デストロと共謀し、ナノマイトを化学兵器として悪用しようとしていた。
アメリカ政府はコブラおよびデストロの企みを阻止するため、精鋭部隊GIジョーを送り込む。

G.I.ジョー 公式サイト

「この戦い、かなり刺激的。」というキャッチコピーからして既に大味な予感がしますが、キャラクターにしろストーリーにしろやっぱり大味だったsweat02
VFXシーンとかそれなりにお金がかかってんだろうけど、なーんかチープに見えちゃって。。。
いや、B級でも大味でもチープでもいいんです。
なんつーかこうもっとぶっ飛んだパッションみたいなものを感じることさえできれば楽しめたと思うんだけど、いかんせんフツウというかアリキタリというか・・・(言いたい放題)
GIジョーファンの人にとっては感動の実写化なのかなぁ。
加速スーツや光学迷彩スーツを着用したアクションシーン、もっといっぱい見たかったです。
ちょっと物足りなかったかも。
ナノテクノロジーによる新型兵器とか不気味でいい感じだし、アクション映画らしくテンポもいいのに、ハラハラドキドキ感があんまりないのはなぜだ。
続編作る気満々っぽいけどどうだろなぁー

見どころは・・・やっぱイ・ビョンホン?
ハリウッド映画初出演がまさか忍者役とは。その名もストームシャドー。
鍛え上げられたビョン様ボディのサービスショットもあったりして、ファンでもないくせに得した気分になりました。
メガネ美女アナとの絡みとかあったらきっともっと喜んだと思います。(主人公の元カノだけどねん)
宿敵はGIジョーズいち寡黙な男、スネークアイズ。
白対黒の忍者バトルには燃えた!
そして彼らの幼少時代のなんちゃってジャパネスクキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
イマドキのハリウッド映画には珍しい勘違いっぷり。大いに楽しみました。
敵アジトでのラストバトルがすんごくスターウォーズ的なのだけど、スネークアイズの中の人って『エピソードⅠ』のダースモールだったんですねぇ。

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劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー

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夏休みってことで、九州に住んでる甥っ子君(5さい)が広島に遊びにやってきました。
甥はディケイド大好き。(シンケンジャーもね)
「kenkoお姉ちゃん(おばさんとはけして言わない)とライダー観に行かない?」
叔母はさっそく、甥をライダームービーデートに誘います。
その様子を傍らで見ていた義理の弟君・・・
「僕、車出しましょうか?」と申し出てくれた!!Σ( ̄ロ ̄lll)
「マジで!?車出してくれる!?一緒にライダー観てくれるの!?」
「いいっすよ」(←ライダー全く興味ない)
「行こう!三人で行こう!!」「やったね!超楽しいね!!」
異様なまでにテンションの上がる5さいと33さい。
甥っ子接待という名目で、実は叔母が一番観たくてしょうがないという・・・

<あらすじ>

9つの世界を旅するライダー・ディケイドこと角矢士(井上正大)。
彼は過去の記憶を無くしていたが、ある日ついに、かつて自分が暮らしていたと思われる家に辿り着く。
そこには士の妹・小夜(荒井萌)と、小夜の面倒を見ていた謎の男・月影(大浦龍宇一)がいた。
月影は、小夜が暮らすこの世界でも崩壊は始まっており、ライダー同士が闘って最強のライダーを決めない限り、崩壊は止められないと士に告げる。

劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー 公式サイト

そんなわけで。
気が付いたら2週間近く更新サボってましたが、お久しぶりの今日は仮面ライダーのお話。

今回3D上映とやらがありまして、ちびっ子と一緒に観るならやっぱ3Dだろう!!と張り切って3Dのチケットを購入したのですが、映画が始まってからようやく気がついた・・・3Dはシンケンジャーの方だけ、ということに。。。
ちぇー。なんでぇー。つまんないのpout(てかもっとはよ気付け私)
我が殿はそれでもたいへん満足されたご様子だったのでまあ良かったけど。

平成ライダーだけじゃなく、昭和ライダーも勢揃いのディケイド夏の陣。
テレビの方でもブラック及びブラックRX、アマゾンの世界とか出てきてて、電王から観ているうちの甥っ子君世代にも、電王以前の平成ライダーのみならず昭和ライダーの存在もかなり認識されつつあるみたいです。
かつてライダーに夢中になったお父さん達にはたまらないライダー祭りだけど、ちびっ子もそれなりに楽しめる流れになってるんじゃないでしょうか。

とにかく、オールライダーが横一列に並んだ光景は壮観!!

8 うひょー

さらにネクストライダー“W(ダブル)”も登場!!

10 二重人格?

ダブルなかなかカッコイイじゃんかheart
二人が合体してこのような姿になるとは考えましたね。

しかし肝心の主役である門矢士くんが~
今回ちょっとカッコ悪過ぎなんじゃない?なんて思ってしまったsweat02
「俺はすべての世界に拒否された・・・家族も仲間も失った・・・」などとメソメソしてからにー。
らしくないっ!!
てゆーかもうディケイド終わってしまうとはいえ、ちょっとキャラ設定がふわふわじゃありませんか。
そりゃガクトさんだって唐突に出てきて喝入れたくもなるさ。
ガクトさん、出演シーンがちょっぴりすぎて分かりにくかったけどライダーマンだったんですね。
テーマ曲のPVでも、このスタイルで大活躍されている模様。

劇場版では長らくの謎だった士の過去などがさらりと明かされますが(でもだから結局どういうことなのか今ひとつピンとこない)、それとあと残り2話くらい?のテレビのお話はどういう風につながるんでしょう?
もろもろの辻褄が合わないままだったとしても、怒り狂って暴れたりなんてしないけど。
まさかあの人が死神博士だったとはねぇ・・・ぶっちゃけハマリ役でしたcoldsweats01

ブラック、RXの倉田てつを、アギト賀集利樹の特別出演はちょっとしたサプライズ。
そしてなぜかそこに並ぶモモさん。
モモさん、ド派手な決め技のシーンでもディケイド、ディエンドと並んでたなぁ(笑)
相変わらずの人気者です。

倉田てつをさんはテレビの方でも<ブラックRXの世界>でたっぷり活躍されてましたが、まさかかつてブラックを演じた御本人様が今再び演じられるとは思わずビックリでした。
イマドキのライダーにはない熱血漢っぷり、「変身!!」の時のビシッとした決めポーズには心底シビれた。
むちゃくちゃかっこええです!!倉田さん!!

小さい子と一緒にライダー観るのが夢だったので、今回その夢が叶って嬉しかった♪
しかし甥的にいちばんツボだったのは結局、「イカとビールでイカデビル~!」だったみたいsweat02

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気になるモノ

最近ちょっと気になってるモノ・・・

マイクロ一眼、OLYMPUS PENcamera

1

宮崎あおいちゃんが宣伝してるやつです。
こんだけちっちゃくて軽いのに一眼だなんて画期的。

店頭でちょっとだけ触ってみましたが、遊べる機能もいっぱい付いてて楽しそうです。

(youtubeの画質良くなりましたね)

あおいちゃんがカワイイので余計に欲しくなる〜(単純coldsweats01

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サマーウォーズ

Summer_wars

『時をかける少女』で一躍注目を集めた細田守監督の新作。
夏休みにピッタリの青春SFアニメだよんyacht

<あらすじ>

OZという仮想空間が日常生活に完全に浸透している近未来。
数学が得意な高校生・小磯健二は、憧れの先輩・篠原夏希にアルバイトを頼まれ、夏希の田舎である長野県上田市を訪れる。
夏希の田舎は陣内(じんのうち)という戦国時代から続く旧家で、陣内家を取り仕切る曾祖母・栄の90歳の誕生日を祝うため、親戚一同が集まっていた。
そこで夏希から「夏希の婚約者のフリをする」というアルバイトの中身を知らされ困惑する健二。
その晩、健二の携帯電話に数字が連なった奇妙なメールが届く。
健二はクイズか何かだと思い、解読して出た答えを返信してしまうが・・・

サマーウォーズ 公式サイト

仮想空間OZ(オズ)の美術がとにかく素晴らしいshine
予告を観たときから村上隆が携わってると思い込んでたんだけど、オープニングにもエンドクレジットにも氏の名前が全く出てこないので、おんやー?と思い調べてみたら村上隆がルイ・ヴィトンとのコラボで作った約5分間のアニメーション『SUPERFLAT MONOGRAM』の監督をしたのが、実は細田守だったのでした。そういうことかー
『SUPERFLAT MONOGRAM』を通じて、村上氏のイマジネーションが細田氏の作品世界にも取り込まれたのでしょう、きっと。

とってもキュートheart

中野ブロードウェイにあるカイカイキキギャラリーでは、現在『サマーウォーズ展』を開催中。

ショッピングやゲームを楽しんだり、星の数ほどあるコミュニティで世界中の人と繋がることができるばかりでなく、水道や電気の制御、ビジネス、医療、役所の手続きなど、現実世界のありとあらゆる場面に完全に組み込まれているOZ。
物語の中ではほとんどの人間がOZアカウントを持ち、携帯やパソコンから日常的にOZにアクセスすることが当たり前になっています。

必ずしも人型とは限らない種々様々なアバターのデザインは、ロドニー・グリーンブラット(パラッパラッパーとか)のポップでファニーなキャラクターのイメージにもちょっと通じるものがあるような。

OZは決して遠い未来の話なんかじゃなくて、現在の私たちが慣れ親しんでいるネット環境のすぐ先にきっとありそうな感じが絶妙にリアルで上手いなと思ったし、また空間に無限の広がりを見せるアニメーションならではの自由な表現は観ていて非常に心地良かったです。

そしてそんな近未来OZの対局にある、長野県上田市のおばあちゃんち。
懐かしい日本の原風景と大家族。
うちの実家も、おじいちゃんおばあちゃんが生きてた頃は夏には親戚一同集まってたなぁー
花札もやったやった。

人工知能ラブマシーンの暴走によって、OZも、OZに依存しきっていた現実世界も混乱を極めていくけれど、おばあちゃんちではそんなのあんまり関係なく日常が続いていたり、高校球児は相変わらず白球を追ってたり、ノスタルジックな田舎の夏に癒されます。
緊迫感がないっちゃないんだけど・・・デジタルとアナログの極端な対比が面白いのだ。

しかしラブマシーンの脅威はじわじわと陣内家にも迫り・・・終盤には唐突に混乱の中心にcoldsweats02
クライマックスへ向け、異様なまでの盛り上がりを見せていきます。
家族の結束力は世界を救うことができるのか!?
(ラブマシーンの最終形態ってまるで暴走したエヴァのよう。『寄生獣』後藤っぽくもある)

登場キャラクターはかなり多いんだけど、それぞれ出番は少なくてもちゃんと魅力的に描かれていました。
(陣内家の誰と誰が親子で夫婦で・・・ってのは結局把握しきれませんでしたけどもsweat02
キングカズマはむちゃくちゃカッコ良かったし、ジョンとヨーコにレアアイテムを授けられた夏希は美しかった。
そしてやっぱり、一番印象的だったのはおばあちゃん。
おばあちゃんのお手紙には泣いたよぅ〜weep
「いちばんいけないのは、独りでいることと、お腹が空いていること」
忙しい現代人が忘れがちな人としての基本だよなぁ。たいへん沁みるお言葉でした。

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8月6日

今日は8月6日。
64年前、広島に原子爆弾が投下された日・・・原爆の日です。

わたくし、生粋の広島県民=ネイティブ広島人なので、1945年の8月6日に何が起こったのか、子どもの頃から平和教育などで何度も教えられて育ちました。

広島市内に住んでますと、8月6日の前後って街全体に独特の雰囲気があって、外国人観光客がすごく多かったり、いたるところで平和に関するイベントが行われたり、特に意識しなくとも「今年も8月6日が来るんだな」と実感せずにはいられません。
今年はオバマ米大統領のプラハ演説(「核兵器を使用したことがある唯一の核保有国として、米国には行動する道義的責任がある。米国は核兵器のない世界の平和と安全を追求する決意である」と明言した)を受け、核廃絶の実現に向けた運動が特に盛り上がってるような気がします。

この4月からは県北三次市に住んどるわけですが、同じ広島県内でも全然モチベーションが違う・・・ってことを初めて知りました。
当たり前か。県外ならなおさらだろな。
でもやっぱり、午前8時15分には町中にサイレンが鳴り響きました。黙祷。
オバマさん、広島に来てくれるといいな。

そんなわけで。本日はハチロクに関連したマンガ作品のご紹介。(唐突ですが)

Konosekainokatasuminiこうの史代『この世界の片隅に』

上、中、下とありまして、実は中までしか読んでないのであんまし語れないんだけどsweat02(おい)
類い稀なる傑作であることは間違いないので紹介しちゃう〜

第二次大戦中、広島市から呉市に嫁いだ主人公・浦野すずと、彼女を取り巻く人々の貧しいながらも健気に生きる毎日を、ユーモアと情感たっぷりに描いている本作。
イマドキのマンガとは一線を画している、こうの史代作品の独特のテンポは、ゆったり感がなんとも新鮮で心地良いです。
シンプルな絵柄だし、ものすごく描き込んであるわけじゃないんだけど、とても絵の上手い作家さんだなーとも思う。
ひとつひとつのコマを大切に、楽しんで描いてるというのがすごく伝わってきて、絵を描くのが大好きなすずのイメージと重なります。

また読む側としては、“あの日”が刻一刻と近づいていることを知ってるだけ余計に、まるで宝石のようにキラキラしているすず達の暮らしが愛おしくてたまらず、読んでるあいだは基本的に涙腺ゆるみっぱなしcoldsweats01

目を背けたくなるような原子爆弾の恐ろしい破壊力を突きつけてくるわけじゃない。
その対局にある世界の美しさ、人間の優しさ、繊細さを描くことで、反戦・平和への思いが違和感なくすんなり心に入ってくるんですね。
こうのさんのこのアプローチの仕方は、戦争を知らない世代だからこそなのかも。非常に斬新です。
猛烈におすすめしたい作品。(つーか早く下巻を読めぃ。私)

もちろんこうのさんの代表作『夕凪の街 桜の国』もおすすめcherryblossom

ちなみに、ヒロシマを描いたマンガと言えばまず挙げられるのが『はだしのゲン』ですが、このたび金沢のボランティアグループによる全10巻の英訳が、5年の歳月をかけてようやく完成したんだそうな。
つか今まで英訳されてなかったことに驚いた。世界にはばたけ!BAREFOOT GEN!

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初めてのツーリング♪

バイクじゃなくて自転車のね。

ダンナのお仕事関係で御縁がありまして、三次市のとある自転車屋さんが企画したツーリングイベントに参加してきました。

ツーリング・・・
さんじゅううん年間生きてきて、身体を動かすこととは無縁であり続けたこの私の人生に、よもやこのようにアクティブな一日が訪れようとは。

どこまでもインドアなこのブログで、ツーリングだなんて違和感ありまくりなのですが、声を大にして言わずにはいられない。
私・・・・・・むんぬすごく、がんばったんですっ!!!!!

初心者でも気軽に参加できるようにと設定してくださったコースではありましたが、その距離約50キロ。

Photo_2 (大雑把な地図ですが)

自転車の位置が大体のスタートおよびゴールで、赤いラインに沿って時計回りにグルッと回りました。

ずーーっと平板な道ならいいんですけどね・・・
峠越えとまではいかないものの、想像以上にキツイ所もあり・・・(言い訳1)
なおかつ、もともとほとんど貯金のない体力・筋力が、ここ数年で著しく低下していて・・・(言い訳2)
13名ほどで走ったのですが、わたくし、ダントツでビリッケツでございましたsweat02

午前9時スタートで、昼過ぎには戻ってくる予定だったのに、解散したのは結局午後3時。
私みたいなのがいなかったら、もっとスイスイ行けたはず〜
いろいろ気を使っていただいて、おかげさまでなんとか完走することができたのでした。

急遽参加を決めたのにもかかわらず、前々日にスポーツタイプの自転車も買っちゃいました。

こんなの↓

6

前3段、後ろ8段の24段変速です。
そこそこいいお値段でしたが・・・ずっと乗ってるとお尻が痛くなるぅ〜crying
人間工学に基づいてデザインされたという立派なサドルなんだけど、クッション性はほとんどないのね。
この手の自転車はそういうもんらしい・・・慣れですね、慣れ。

35キロほど走って、いちばんの山場を越えたあたりの道の駅でランチタイムrestaurant
地産地消ヘルシーお野菜バイキング(でもいちばん人気は鳥の唐揚げchick)とジェラート、美味しかった。

キツイ時はほんとにキツかったけど、川沿いの木陰や、緑いっぱいの風景の中走るのはとっても気持ちよかったです。

Bicycle2

そしてなんと言っても下り坂最高。下り坂ラブ。下り坂よ、永遠に。

ツーリングは2ヶ月に一回くらいのペースで開催されるとのこと・・・
次回までに基礎体力作りをしておかなければbearing

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