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ヒーシーイット/ブランコ

5日連続更新って、ブログ開設以来初めてかもshine
夏の終わりにムダにがんばる私。

本屋さんでIKKIをチラ読みした際、気になってた『ブランコ』
作者はウィスット・ポンニミットさんと言ってなんとタイの方(愛称タムくん)。
『ブランコ』は単行本で4巻まで出てるんだけど、ナナロク社から出てた『ヒーシーイット アクア』という本がタムくん入門編として手頃な感じがしたので、試しに買って読んでみた。

Hesheit

<ヒーシーイット>ってカタカナで書くと意味が分からなくて、タイ語?とか思っちゃってたんだけど<he she it>だったんですね。
直訳すれば<彼 彼女 それ>か。なるほど。
作品の持つ雰囲気や特徴を、絶妙かつシンプルに言い表したタイトルです。

『ヒーシーイット アクア』は、タイで刊行された全8巻のヒーシーイットシリーズのうち、8巻を作者本人が日本語訳し1話ごとに解説を加えたもの。
星新一的SFものアリ、ボーイミーツガール的胸キュンものアリ。
いわゆる短編集なのですが、絵も文字もフリーハンドで、なんの制約もなく思いつくまま自由に描いてる感じが読んでて心地良いし、カワイイだけじゃなく時々とてつもなくブラックだったりするところが面白いです。
特に『貯金箱』と『部屋』が気に入りました。

『キャプテン翼』『キン肉マン』『ドラえもん』など、子供の頃から日本のマンガが大好きだったというタムくん。
あだち充なんかも好きみたいで、言われてみればタムくんの描くナチュラルキュートな女の子ってあだち充っぽい?
2003年から3年間日本に滞在し、マンガ家、アニメ作家、ミュージシャンとして活躍していたタムくんは、日本語もかなり堪能みたいだけど、自分で訳したという吹き出しのセリフは時々カタコトっぽくて、それもまた独特の味わいを醸し出しています。

タムくんってこんな人↓

Wisut なかなかカワイイじゃんかcatface

『ヒーシーイット』が気に入ったので、『ブランコ』も1、2巻だけ読んでみました。

12

舞台は少しみらいの世界。
あたたかい国の海のそばで暮らすブランコという名の少女が、池と会話し、木とふれあい、人の痛みをうけおえるという力に気づいていく・・・
(1巻裏表紙より)

そんなお話です。
ぶっちゃけ、主人公ブランコの可愛らしさだけでもうノックアウトheart
大体名前がブランコって斬新すぎる。「〜子」的な感覚?
『ヒーシーイット』に比べるとちゃんと日本のマンガスタイルになってます。
1巻はちょっとお話がキレイにまとまり過ぎてる感があるけど、2巻からはパイナップル宇宙人とか手くんとか風船おばちゃんとかヘンなキャラがいっぱい出てきて楽しい。
ペアとは幼馴染みで、大きくなってからは恋人同士でもあったみたいなのに、遊園地のエピソードではまるで初対面のようで(風船おばちゃんのせいか?)・・・混乱しますが、辻褄なんて気にしないこの大らかさがなんかイイのだ。

タムくんのアニメもステキ。音楽もいい。癒されます。

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コメント

この人の絵の雰囲気や女の子の可愛さは吾妻ひでお先生に似ている
ような・・・。日本のマンガ大好きな外国人がいてくれるだけで
未来は明るい気がします。

投稿: 奈良の亀母 | 2009年9月 3日 (木) 21時26分

奈良の亀母様

こんばんはhappy01

女の子のあどけないのにせくしーな感じが吾妻ひでお先生にも似てるかな?
ちょっと80年代の香りがします。
日本のマンガ大好きな上、日本でマンガ書いてくれるなんて光栄なことですねshine

投稿: kenko | 2009年9月 4日 (金) 19時18分

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