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2009年10月

観たい映画

映画ネタが尽きてしまいましたので、今現在広島市内で上映中の映画で観たいなーと思ってる映画を挙げてみたいと思いまふ。

Kaiji カイジ 人生逆転ゲーム

『カイジ』を実写映画化って微妙〜。しかもカイジ役が藤原竜也ってイケメンすぎ!と、当初は半信半疑でしたけども、予告篇を観るとけっこう面白そう。
そして公開後の評判もなかなかどうしてよろしいようで。
チャンスがあれば観てみよう・・・と思ってます。

Mysisterskeeper 私の中のあなた

方々で絶賛の嵐!ずいぶん泣けるそうじゃありませんか。
観る予定には入れてなかったけど、時間が許せば観てみようかな。
(カイジよりむしろこっちを優先させるべきなんじゃ?sweat02

Sunshine_cleaning_2 サンシャイン・クリーニング

広島でも先週末よりようやく。
一日の上映回数は少ないけど、しばらくやってるようなのできっと観ます。

Martyrs マーターズ

ウワサのおふらんす製残虐ホラー。
今やってるのよ・・・1週間だけ。
年のせいか最近めっきりこの手のホラーを観るのがしんどくなってしまい、あんなに大好きだったソウシリーズも3で止まっちゃってるんだけど・・・マーターズは気になる。
ぶっちゃけ、ここに挙げた映画の中では今ダントツ観たい映画です・・・
1週間だけってことは・・・明日か明後日行くしかないじゃないかbearing

芸術の秋だというのに10月はあんまし映画を観なかったですが、11月は『母なる証明』『スペル』『なくもんか』『曲がれ!スプーン』『イングロリアス・バスターズ』など、またボチボチ観たいのがあるので楽しみです。

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大人計画「サッちゃんの明日」

1

松尾スズキ作・演出による大人計画本公演って久しぶりなのでは。
『サッちゃんの明日』大阪公演(OBP円形ホール)に行ってきました。ひゃほーい(≧∇≦)
今回なっかなかチケットが取れなくて大苦戦。
まず北九州公演を狙ったのだけど×。東京はもちろん×。
大阪公演もイープラスの一次プレオーダーに落選して、ほぼ諦めかけていたところ二次プレオーダーにてようやっとゲットしたのでした。
相変わらず大人気の大人計画ですが、久々の松尾作品てことでいつも以上の争奪戦だったのかも。

<キャスト>
墨田サチコ・・・・・・・・・・・・・鈴木蘭々
墨田カズ、沼田・・・・・・・・・・・小松和重
墨田三千男・・・・・・・・・・・・・松尾スズキ
れい子、リリー・・・・・・・・・・・家納ジュンコ
道灌、ノムロ・・・・・・・・・・・・宮藤官九郎
カチガネゴロー、ヤス・・・・・・・・星野源
ヅケヤマテビイチ、ポーチお化け・・・皆川猿時
つぐみ、キヨ・・・・・・・・・・・・猫背椿

舞台となるのは下町、クビキ町。
明日30歳の誕生日を迎えるサッちゃんこと墨田サチコは、祖父の代から続くそば屋、墨田屋を一人で切り盛りしている。
子供の頃、犬に噛まれたことが原因で、今も足を引きずるサッちゃん。
父・三千男は店を手伝うでもなくブラブラしており、母・れい子は6年前、酒を飲んでは暴力をふるっていた三千男に愛想を尽かし祖父と駆け落ちしてしまった。
山際証券に勤めるキャリアウーマンだった祖母・カズは、株価チェックが日課で一見まだまだ元気だが、実は惚けはじめており・・・

ほんのさわりだけですが、そんな感じのお話。
今回<松尾スズキ的朝ドラ>がテーマってことで、自転車に乗った鈴木蘭々がサッちゃんのテーマ曲を唐突に歌い始めるオープニングは、かろうじてサワヤカ朝ドラ風。

その後、シャブ中の女リリーが墨田屋で支離滅裂に暴れ回るくだりで軽くブラックな笑いを誘い、足を引きずるサッちゃん、サッちゃんに想いを寄せる幼馴染みでトップセールスマンで身体障害者の沼田、が登場するあたりでは、既にドップリ松尾ワールド。

そこには下町人情あふれる気さくな人間関係があるはずなのに、サッちゃんと沼田のなんてことない日常会話の合間にさりげなく挟み込まれる毒が、チクチクと心に突き刺さり始めます。
最終的には全面的に毒になってくわけだけど。

クリーンなイメージの朝ドラとは本来真逆なところにあるはずの覚せい剤、エロ、時事ネタ(幸◯実◯党ならぬ幸せ追求党、某国核ミサイルなど。覚せい剤は偶然らしい)などを絡めてくるところが、もはやベタと言ってもいいくらい松尾スズキ的。
しかし個人的には、久々に大人計画らしい芝居を観た!という満足感がすごくありました。

クドカンのなーんも考えずにただ笑っていられるハイテンションな舞台もいいけど、松尾さんのドタバタなようで実はものすごく緻密に考え抜かれた脚本、言葉の選び方には心酔してしまいます。
なんでそうなるの?という展開が、笑いと共によどみなく繋がっていく。
テレビや映画では間違いなくタブーであろうネタをあっさり笑いにして、冷静に考えたら本来笑えないはずのシーンでもゲラゲラ笑っちゃうのだけど、そうして笑っているうちにいつのまにか、凝縮された闇にぎゅーーーんと引き込まれていく感じ。
PJ先輩の部屋を訪れたつぐみが、覚せい剤に手を出す過程のあっけなさとかリアルすぎてコワイ・・・shock
日常と狂気と修羅場がいっしょくた。
あの赤い部屋は、この世でいちばん行っちゃいけない部屋だと思います。

そしてそんな笑いと闇の先に、奇妙な癒しがあるのもまた松尾的だったり。
どこまでも落ちていくんだけど、落ちるとこまで落ちたら後はアガルしかないんじゃない?とりあえず明日はやってくるんじゃない?・・・という希望。
何もかもをなかったことにするバッドエンド?と思いきや、サッちゃん定食をイキオイよくかき込むサッちゃんで終わるってのも良かったです。

OBP円形ホールってこじんまりしたところでビックリ。
どの席からでも役者さんの表情がくっきり見えるのって嬉しいshine
役者さんそれぞれの演技を濃密に堪能することができました。
小鳥のさえずりのような可憐な歌声で、私にはエロサイトがある〜notesなどと軽やかに歌い上げる蘭々の、まるでしょこたんのようにマニアックな壊れっぷりはなんだか可愛かったし、
家納ジュンコさんの、祖父との情事を200%赤裸々に打ち明けるシーンは圧巻。女優ですなぁ。
松尾さんはそこにいるだけで面白すぎるし、皆川さんは皆川さんの持ち味とヅケヤマテビイチというキャラクターが絶妙にマッチして、今回かなり良かったんではないかと。
タオルケットの扱い方が見事でございました。爆笑happy02
ほぼ全員二役演じてるけど、特に小松さんはどっちも重要な役でどっちもハマリ役でしたです。

カーテンコール無し!って最初から宣言されちゃうのは、ちょっと寂しかったなぁー

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エスター

Orphan

イマドキB級ホラーの殿堂、ダーク・キャッスル作品。
監督は『蝋人形の館』のハウメ・コジェ=セラ、製作にはレオナルド・ディカプリオ様も名を連ねておりますよ。
久々にハラハラドキドキしたくって観てきました。

<あらすじ>

3人目の子を死産したケイト・コールマン(ヴェラ・ファーミガ)は悲しみから立ち直れず、夫ジョン(ピーター・サースガード)と相談の結果、孤児院へ行き養子をもらうことにする。
二人は、ずば抜けて聡明で大人びた少女・エスター(イザベル・ファーマン)のことを気に入り、彼女を養子として引き取ることに。
やがてコールマン家の周囲で不審な事件が次々と起こり始める。

エスター 公式サイト

予告篇を観た限りの印象では、そこはかとなくダメっぽい予感もしたんだけど・・・
なかなかどうしてこりゃ当たり!good
『オーメン』+『ゆりかごを揺らす手』って感じでしょうか。
非常に堅実な作りのサスペンス・ホラーである意味ベタなんですが、そのベタさがイイのだshine
洗面所の薬棚や冷蔵庫の扉を開け閉めする瞬間・・・
物陰に何か現れそうで・・・・・・現れない!!(((゚Д゚)))ヒィー
といった、王道と言えるホラー的演出の連続で、観てるこっちはいやがおうにも心拍数UPsign03
気がつけば瞬きするのも忘れ、食い入るようにスクリーンを凝視しておりました。
悪夢の出産シーンのなんともいえない不快感からしてかなりいい線いってたし。

そしてなんと言っても!エスター役のイザベル・ファーマンちゃんがスゴすぎ。
彼女の怪物的熱演だけでも観る価値は大いにありまする。
物語の中でエスターは9歳という設定なのだけど、実際この子何歳!?というのがスッゴク気になって後で調べてみたら、イザベルちゃんは現在12歳。ひえー
若い身空でこんな恐ろしい役をここまで完璧に演じて、後々トラウマになったりしないだろうか・・・と本気で心配になりましたです。
コールマン夫妻の実子の一人、マックス役の子がまたむちゃくちゃかわいくて、この子だけは何があってもエスターの魔の手から守らねば!と思わせる名演。
ハリウッドには天才子役がなんぼでもいるんですねぇ。

※以下じゃっかんネタバレを含みますので未見の方はご遠慮ください※

コールマン夫妻に関しては「身勝手な大人」と思わせる描写がちょくちょくあり、あんまり感情移入できませんでしたけども、それもまぁこの手のサスペンスでは王道な脚本ゆえと思います。
3人目の子が死産だったことは不幸だけれど、だからと言ってその喪失感を埋めるためだけの養子なのだとしたら、日本人的な感覚ではちょっとなかなか理解し難いものがあるし。
だって既に子供は二人もいるのに。
エスターが普通の子だったとしても、そりゃ子供たちは戸惑って当然なんじゃないかと。

そのぶんエスターの真実と、それ故に捻くれてしまった彼女の心と行動には、なるほど納得。
とは言えあまりにエキセントリックすぎるし、やってることはまごうことなき罪ですけども。
愛をねぇ・・・求めていたのだねぇ。
「練習する時間がいっぱいあった」蛍光塗料アートも素敵でした。

カウンセラー役で、お気に入り海外ドラマ『デクスター 警察官は殺人鬼』のマーゴ・マーティンデイルが出演していたのもちょっと嬉しかったです。
包容力があって頼れるオバサマ。今回はぜんぜん頼りにならんかったけどね。

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懐かしPV♪

わたくし、聴く音楽が10年くらい前で止まっているのですが、その約10年前のラインナップの中から、時折なんの脈絡もなく、唐突に聴きたくなったりする曲があります。

先日その突然の衝動にかられた曲がコレ↓

当時このPVのあまりのカッコ良さに惚れ、アルバム『Psyence Fiction』を購入した記憶が。
音楽と映像が完璧にリンクしてる。まるで短編映画のよう。
ラストシーンで鳥肌立ちます。
歌っているのは、Radioheadトム・ヨーク。
呪詛をつぶやく不死身のオジサンを演じているのは、『ポンヌフの恋人』などレオス・カラックス作品によく出演していたドニ・ラヴァン。
最近では『ミスターロンリー』でチャップリンそっくりさんの役を演じてました。

このPVを製作したジョナサン・グレイザーは、ジャミロクワイ『Virtual Insanity』のPVなどで有名な人。
(動画が埋め込み無効なのでURL貼付け)

4

懐かしいなぁ。これもアホみたいに繰り返し観てました。

ジョナサン・グレイザーの作品を集めたDVDもあるようで、今更ながら欲しいです。

3

こういうPVを撮る人は映画とかもやってそう・・・と思ったら、とうの昔にやってた。
ニコール・キッドマン主演『記憶の棘』(2004年)
あれってジョナサンだったのね・・・知らんかったです。(気付くの遅sweat02
中田秀夫監督『カオス』のリメイクを監督する話もかつてあったようだけど、ボツっちゃったんでしょか。

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空気人形

Kukiningyou

是枝裕和監督の最新作は、持ってはいけない心を持ってしまった人形のお話。
原作は業田良家の短編マンガ集『ゴーダ哲学堂 空気人形』の表題作。
日本映画ですが、この物語の主人公である<空気人形>を演じるのは、『リンダリンダリンダ』『グエムル 漢江の怪物』の韓国女優ペ・ドゥナ。
とにかく彼女の演技が絶品。
表情、動き、言葉、吐息・・・そのすべてに強烈に引き込まれます。
正直言ってそんなに美人とは思わないし、もっと人形っぽい顔立ち、人間離れしたスタイルの女優さんはいくらでもいそうだけど、ペ・ドゥナの空気人形を観た後では、彼女以外のキャスティングなんて考えられません。
カタコトの日本語も、まっさらな状態でこの世に生まれたばかりのお人形、ならば全く違和感なし。
むしろそのカタコトが愛おしい。

<あらすじ>

冴えない中年男・秀雄(板尾創路)は、ラブドールにのぞみという名をつけパートナーに見立て、古びたアパートで一人暮らしをしていた。
ある朝、秀雄が出かけた後、突然心を持ってしまった人形(ペ・ドゥナ)。
人形は町へ繰り出す。見るものすべてが初めての人形にとって、世界は美しく刺激的だった。

空気人形 公式サイト

人形と言ってもいろいろで、空気人形は子供の玩具ではなく、ぶっちゃけて言えば成人男性が性欲を処理するための道具。
いわゆるダッチワイフってやつです。
最近はかなり精巧に作られているものもある・・・のかどうかさすがに詳しくないですが、空気人形はその名の通り、空気を入れて膨らますだけのビニール製の安物。

メイド服を着たキュートなビジュアルのお人形が心を持って動き出しちゃうなんて、今回かなりファンシーなお話?と思いきや、板尾創路演じる人形の持ち主・秀雄と、彼が<のぞみ>と呼ぶ空気人形とのセックスシーン(厳密にはセックスとは言えないけど)のあまりにリアルで容赦ない描き方に、初っ端からガツンとやられました。
そして翌朝、人形が内側の空洞に無垢な魂を宿す・・・その奇跡の瞬間のなんと美しいこと。

町へ出た空気人形は好奇心のかたまり。
その様子はコミカルで可愛らしいけど、端から見ればちょっとアブナイ人かも?coldsweats01
純一という青年に恋をした空気人形は、彼が働くレンタルビデオ店でアルバイトを始めます。
メイド服じゃない服を自分で選び、髪型を変えメイクもして・・・どんどん普通の女の子らしく、魅力的になっていく空気人形。
昼間の彼女はとても幸せそう。恋する女の子の瞳に映る世界はキラキラと光り輝きます。
しかし夜の彼女は、以前と変わらず<性欲処理の代用品>に過ぎない・・・という残酷な現実。

ある日お店で空気人形の空気が抜けてしまうという事故が起きるのですが、このシーンにおけるペ・ドゥナの熱演、エロスといったらもう。
愛する人の息でカラダ中を満たされるということ。
それは空気人形にとって初めて経験する悦びだったのでした。

純一も空気人形と同じくらい、彼女のことを好きでいてくれたらよかった。
純一が空気人形に望んだのは、彼の中にも歴然とある空虚を浮き彫りにするような思いがけないこと。
繰り返されるその行為は、なんだか一方的でとても虚しく、繰り返せば繰り返すほど、空気人形があの日感じた悦びが薄れていくような気がする。
だから空気人形は、純一にしてもらって嬉しかったことを彼にもしてあげたのでした。

愛するゆえの行為が、知らないうちに相手を傷つけていることってある。
しかもそれが取り返しのつかないことだったり。
「取り返しがつかない」ということにすら気付けなかったり。

空気人形が出会う人々は皆、心にぽっかり穴が空いているような寂しい人ばかり。
高橋昌也さん演じる元教師のおじいさんが彼女に教える詩は、この物語を象徴していて印象深いです。
それは吉野弘の『生命は』という詩。以下ざっくり抜粋。

 生命はすべて そのなかに欠如を抱き それを他者から満たしてもらうのだ
 世界は多分 他者の総和
 しかし互いに欠如を満たすなどとは知りもせず 知らされもせず
 ばらまかれている者同士 無関心でいられる間柄
 ときにうとましく思えることさえも許されている間柄・・・
 花が咲いている すぐ近くまで 虻の姿をした他者が光をまとって飛んできている
 私もあるとき 誰かのための虻だったろう
 あなたもあるとき 私のための風だったかもしれない

この詩がラストシーンで生きてきます。
世界は哀しくて残酷で、孤独な人で溢れているけれど、本当はみんな誰かに満たされていることを知らないだけ。
空気人形が軒下の雨のしずくに触れた瞬間、命を宿したように、まるでかげろうのように儚い人形の心は風になり、誰かの元へ届くのでした。

まるで映画全体が一編の美しい詩のよう。見事な作品でした。

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ネコカフェ♪まねき猫

10月に入り、ようやく秋らしい涼しさを感じられるようになってきました。
(つか台風きとるがなtyphoon
ふわふわもふもふした温もりが恋しい季節です。よね?・・・ってなわけで、
ちょいと強引ですが久々にネコちゃん三昧cat

広島にもようやくできた本格的なネコカフェ『まねき猫』のネコちゃんたちです。
写真撮影可(フラッシュは×)ってことで撮らせていただきました。

店内のカウンターにはずらりとネコちゃんが。
Nekocafe8

あのう・・・ちょっと生活感はありますけども、一応ここはカフェですよ。
そこは人間がお茶するところなのでは・・・なんてツッコミをする人がこの店のお客さんの中にいるはずもなく。
愛くるしいネコちゃんの姿に、ただただウットリとするばかりheart

ロシアンブルーの子猫ちゃん。その前足がたまらんlovely
Nekocafe4

こちらスコティッシュフォールドの子猫ちゃん。
まるで『ネコナデ』トラちゃんじゃんhappy02
Nekocafe1

てゆーかみんな寝てるsweat02

お店の入り口から、ずっとお外を眺めていたネコちゃん。
うちのネコもよくこうして窓際で外の風景を眺めてます。
Nekocafe5「あっ おじいさんと目が合っちゃった」

Nekocafe6「そんなに見ないでよー モジモジ」

とってもヤンチャなアメショーの子猫ちゃん。
Nekocafe2

ずいぶん高いところに・・・
ここのネコちゃんはみんなおとなしいんだけど、この子だけはものすごく活発でした。
アメショーってそうなのかしら?

Nekocafe7 こんがらがってない?

Nekocafe3 いっぱい遊んで疲れたかな?

至福のネコタイム。癒されましたheart
うちに帰れば、常時もふもふしたのが出迎えてくれるのにねcoldsweats01

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湖のほとりで

La_ragazza_del_lago

イタリアのアカデミー賞(ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞。噛みそう(^-^;))で、史上最多10部門を独占したという話題作。
巨匠ナンニ・モレッティ監督(『息子の部屋』など)のもとで助監督を務めてきたアンドレア・モライヨーリの長編初監督作品です。

<あらすじ>

北イタリアの小さな村、美しい湖のほとりで、村の少女アンナ・カダル(アレッシア・ビオヴァン)の死体が発見される。
アンナの死体には争った形跡はなく、顔見知りの犯行であると推測された。
刑事サンツィオ(トニ・セルヴィッロ)は村の住人へ聞き込みを始めるが・・・

湖のほとりで 公式サイト


おさげ髪の少女マルタは伯母の家から帰宅する途中、顔見知りと思われる男の車で連れ去られてしまう・・・

美少女の謎の死体をめぐるミステリー、という大筋だけ聞いてたので、始まってすぐのこの流れにはいきなりハラハラ。
まさかこんな小さな子が、このいかにも変態じみた男の餌食に!?shockって。
しかしこれは軽いミスディレクションで、発見されるのは17歳の少女、アンナの死体。
ある意味ありがちな展開で観る側を誘導し、物語にグッと引き込むという巧い脚本でもってまずツカミはOKって感じ。騙されました。

美人で性格も良く、誰よりも生命力に満ち溢れていたアンナがなぜ、誰に殺されたのか。
最初は、昔気質風の老刑事サンツィオと共に、事件の真相および真犯人に肉薄するべくミステリ小説の謎解きをする気分で観ていたのですが、物語が進むにつれ、ミステリ的要素に寄り添うようにして描かれる繊細な人間ドラマの方に、いつの間にか心奪われていました。

アンナとは性的な関係だったと言い張る男友達、アンナの美しさを憎んでいるかのごとき姉、アンナを親としては異常なくらい愛していた父・・・
村の風景はあくまで穏やかだけど、そこで暮らす人々の胸の内には、行き場のない黒い感情が渦巻いている。
サンツィオが聞き込みを重ねる中で明らかになっていく、人々の心の闇。
冒頭に一騒動起こしたマリオも、アイスホッケーチームのコーチも、アンナがベビーシッターをしていたアンジェロの両親も、みーんな容疑者に見えてきてしまう。
マリオの父親のある言葉をきっかけに、サンツィオが真相に辿り着くことができたのは、彼自身も家族にさえ(いや家族だからこそ)伝えられない、もどかしい苦しみを抱えていたからにほかなりません。

犯人は意外な人物ではありますが、ミステリ小説よろしく犯人はオマエだ!的な派手な演出はもちろんない。
静謐で美しいけれど鬱々とした印象もある映像や、時折チグハグにも感じられる大胆な音楽が、浮き彫りになっていく人生の悲劇性を象徴しているようにも思えました。

事件を通じ、サンツィオは厳しい現実を受け入れるための一歩を踏み出すことができた。
それだけでも、かろうじての希望・・・と言えるのかな。

知ってる俳優はアンジェロの母親を演じたヴァレリア・ゴリノくらいだったけど、サンツィオ役のトニ・セルヴィッロはじめ渋い役者が揃っており、皆さん名演。
この映画を観てからずいぶん経ちますが、今でも時々、村人たちの哀しみの表情が心に滲みます。

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幸せはシャンソニア劇場から

Faubourg

『湖のほとりで』とどっちを観るか迷ったんだけど、なんとなくハッピーな気分に浸りたくてこちらをチョイス。
『コーラス』(未見)のクリストフ・パラティエ監督、製作には『ニュー・シネマ・パラダイス』で大人になったトトを演じたジャック・ペランが名を連ねていたりする、フランス、ドイツ、チェコ合作映画です。

<あらすじ>

1936年。パリの下町で30年間愛されてきたシャンソニア劇場もついに閉鎖に。
裏方として劇場と共に人生を歩んできたピゴワル(ジェラール・ジュニョ)は妻にも去られ、仕事もなく飲んだくれていた。
息子のジョジョ(マクサンス・ペラン)はアコーディオンを弾くことで健気に家計を支えていたが、警察に見つかってしまう。
ピゴワルは保護者失格とされ、息子は別れた妻と暮らすことに。
ピゴワルは息子を取り戻すため、劇場再建を決意する。

幸せはシャンソニア劇場から 公式サイト

けしてつまらないとかじゃないんだけど、なんかフツーに良い映画、って感じでした。
予告を観た時はかなりグッときそうな映画だ!と思ったんだけど。
ジャック・ペラン製作ってだけで、『ニュー・シネマ・パラダイス』的エモーショナルを勝手に期待してしまっていたみたいsweat02

<シャンソニア劇場>が<下町>でいかなる存在か、そこで働く人々がどんな人物かよく分かんないまま劇場閉鎖されちゃって、シャンソニアにも登場人物にもあんまり感情移入できないままあれよあれよと劇場復活で、お話に入り込むタイミングをなかなか掴めず。。。

でも終盤ラジオ男が復活して、2度目の正直でシャンソニア完全復活の際のレヴューはすっごく楽しかったnotes
それまでのショボい演目はいったい何だったのか。
急にハリウッド黄金期のミュージカル映画(大好きheart)みたいになるのね。

それからなんと言っても、歌姫ドゥースを演じたノラ・アルネゼデールがとにかく魅力的。
シャンソニアの舞台にぽつんと立ち、自信なさげに歌い始める女の子。
けれど歌っているうちに、彼女の感情と才能はどんどん溢れ出し、キラキラと光り輝き始める・・・というシーンにはワクワクしました。
フランスでは今最も期待される若手スターなんだそう。
彼女の登場、退場、そして再び・・・で、物語は動いていきます。

Noraarnezeder 美しいshine

ジョジョ坊やもとっても可愛かった。
ジャック・ペランの息子くんか。言われてみればちょっと似てるかな。
最後は『リトル・ダンサー』のごとく、アコーディオンを弾くジョジョの成長した姿が見られるのかな?と思いきやそうはならず、シャンソニアの前でポツネンとするピゴワルで終わるってのも、なんだか予想外に叙情的なラストで味わい深かったです。

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みんなのうた♪

NHK<みんなのうた>で、8月9月に放送していた『ひよこぐも』chick
今更ながらハマってしまいました。

か、かわええ・・・
なんですの、この反則的なかわゆさ。ひよひよほー♪てhappy02
歌っているのは『パコと魔法の絵本』に出てたアヤカ・ウィルソンちゃん。
<みんなのうた>は2ヶ月ごとに曲が一新されるので、『ひよこぐも』の放送はもう終わっちゃいましたけども、今後ジワジワ人気が出そうです。

同時期に放送されていた『かつおぶしだよ人生は』もなかなか良いcat
ひよひよほー♪の方が好きだけど、大人気子役・加藤清史郎くんが歌っているこちらの方が紅白の可能性は高いかしら。

さかなクンが歌っていた『コイシテイルカ』(なにげに切ないお話で泣けるweep)、ハル&チッチ家族『アロハえだまめ』(なぜにアロハで枝豆なのか分かりませんが、一度聴くと耳から離れない)も、お気に入り。

あと、栗コーダーカルテット&UAの『PoPo Loouise』も、<みんなのうた>の中では異色かもしれないけど、不思議な魅力のある曲で大好きでした。
ちょっと大きいお子さん向けかな?絵も曲もUAの歌声もシュール。郷愁を誘います。

呪文みたいな歌詞がどうしても覚えられんsweat02

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