« みんなのうた♪ | トップページ | 湖のほとりで »

幸せはシャンソニア劇場から

Faubourg

『湖のほとりで』とどっちを観るか迷ったんだけど、なんとなくハッピーな気分に浸りたくてこちらをチョイス。
『コーラス』(未見)のクリストフ・パラティエ監督、製作には『ニュー・シネマ・パラダイス』で大人になったトトを演じたジャック・ペランが名を連ねていたりする、フランス、ドイツ、チェコ合作映画です。

<あらすじ>

1936年。パリの下町で30年間愛されてきたシャンソニア劇場もついに閉鎖に。
裏方として劇場と共に人生を歩んできたピゴワル(ジェラール・ジュニョ)は妻にも去られ、仕事もなく飲んだくれていた。
息子のジョジョ(マクサンス・ペラン)はアコーディオンを弾くことで健気に家計を支えていたが、警察に見つかってしまう。
ピゴワルは保護者失格とされ、息子は別れた妻と暮らすことに。
ピゴワルは息子を取り戻すため、劇場再建を決意する。

幸せはシャンソニア劇場から 公式サイト

けしてつまらないとかじゃないんだけど、なんかフツーに良い映画、って感じでした。
予告を観た時はかなりグッときそうな映画だ!と思ったんだけど。
ジャック・ペラン製作ってだけで、『ニュー・シネマ・パラダイス』的エモーショナルを勝手に期待してしまっていたみたいsweat02

<シャンソニア劇場>が<下町>でいかなる存在か、そこで働く人々がどんな人物かよく分かんないまま劇場閉鎖されちゃって、シャンソニアにも登場人物にもあんまり感情移入できないままあれよあれよと劇場復活で、お話に入り込むタイミングをなかなか掴めず。。。

でも終盤ラジオ男が復活して、2度目の正直でシャンソニア完全復活の際のレヴューはすっごく楽しかったnotes
それまでのショボい演目はいったい何だったのか。
急にハリウッド黄金期のミュージカル映画(大好きheart)みたいになるのね。

それからなんと言っても、歌姫ドゥースを演じたノラ・アルネゼデールがとにかく魅力的。
シャンソニアの舞台にぽつんと立ち、自信なさげに歌い始める女の子。
けれど歌っているうちに、彼女の感情と才能はどんどん溢れ出し、キラキラと光り輝き始める・・・というシーンにはワクワクしました。
フランスでは今最も期待される若手スターなんだそう。
彼女の登場、退場、そして再び・・・で、物語は動いていきます。

Noraarnezeder 美しいshine

ジョジョ坊やもとっても可愛かった。
ジャック・ペランの息子くんか。言われてみればちょっと似てるかな。
最後は『リトル・ダンサー』のごとく、アコーディオンを弾くジョジョの成長した姿が見られるのかな?と思いきやそうはならず、シャンソニアの前でポツネンとするピゴワルで終わるってのも、なんだか予想外に叙情的なラストで味わい深かったです。

|

« みんなのうた♪ | トップページ | 湖のほとりで »

映画」カテゴリの記事

コメント

おはようございます。そろそろ台風上陸だそうで・・・ お互い気をつけましょう・・・

この映画はウチの地方でもかかってるんだけど、わたしは見なくってもいいかなーとcoldsweats01 これとあと『ロシュフォールの恋人』『シェルブールの雨傘』ほか一本を足して「フランス映画祭」なんて称してます。この程度で映画祭・・・ ささやかだ・・・

『ニューシネマパラダイス』は未だに熱心なファンが多い作品ですよね。こないだたまたま話した人もオールタイムベスト1にあげてました
トルナトーレ監督作品では『海の上のピアニスト』もけっこう好きです

ついでに書いちゃうとcoldsweats01最近気になってるおフランス映画はこれ

『ウェディング・ベルを鳴らせ!』
http://www.weddingbell.jp/
おお! いま広島で上映中!
こっぱずかしいタイトルですが、中味はわんぱく坊主の冒険譚のようで
うちでは来月ようやっとかかります・・・

あとリバイバル作品『地下鉄のザジ』
http://www.zaziefilms.com/zazie/
こちらには『ニューシネマ』で映写技師のおっさんを演じたフィリップ・ノワレ氏の若き日の姿が見られます。今調べたらもう亡くなってるんですね・・・

投稿: SGA屋伍一 | 2009年10月 7日 (水) 08時09分

SGA屋伍一様

来てますねー台風typhoon
とりあえずベランダに置いてるものは避難させました。

この映画はSGAさん的には確かにスルーかもですね。
ロシュフォールとシェルブールもかかってるんだ。
いいじゃないですか〜祭りは祭りです!

『シャンソニア』をやってた私がよく行く映画館では
先週『ニューシネマパラダイス』も1週間だけやってたんですよ。
すんごく行きたかったんだけど行けなかったweep
あらすじを思い出すだけで泣ける映画です。(それはそれでどうか)
『海の上のピアニスト』もいいですよね〜

そうそう!『ウェディングベルを鳴らせ!』は私も気になってた。
実は今週観たい映画があんまりなくて、あとは『空気人形』くらいかな。
来週以降は久々にシネコンにも行くかも。『カイジ』が観たいような気がして・・・
あと『エスター』っていうちょっとしゃまらん風のホラーも気になります。
どっちも当たり外れが激しそうな予感がしますがsweat02

『地下鉄のザジ』のリバイバルもこちらにも来るなら行きたいshine
ニューシネマの映写技師のおじさんが出てたんですね。知らなかったです。
しかも既に亡くなっておられたとは。。。

投稿: kenko | 2009年10月 7日 (水) 22時00分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/108178/31418827

この記事へのトラックバック一覧です: 幸せはシャンソニア劇場から:

« みんなのうた♪ | トップページ | 湖のほとりで »