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2010年1月

『Kick-Ass』trailer

またまたキニナル予告篇。

アンジェリーナ・ジョリー主演で映画化された『ウォンテッド』の原作者、マーク・ミラーのコミック『Kick-Ass』が実写映画化。

なかなか面白そうじゃんか。ありそでなかったガキンチョヒーロー!
しかし蜘蛛に噛まれたわけでも、特殊な能力があるわけでもない主人公くん・・・
いかにも手作りなコスチュームはダサいし、空も飛べないけど、ケツを蹴ることはできます!?

どちらかというとコメディなノリが好き。ケイジも出てるし。(ケイジはアメコミが好きね)
アクションシーンはかなりキテますよ!
紫おかっぱヘアの女の子、ヒットガールがカッコイイheart

原作のアメコミ『Kick-Ass』は、2008年から出版されている新しいコミックで、なんでも過激な暴力描写がウリなんだとか。
しかしこの予告篇を観るかぎり、そんなにバイオレンスじゃない。
やっぱり子供メインってことで、映画の暴力描写は控え目にしたのかしら・・・
と、思いきや!!

年齢制限付きの凄まじいバージョンをハッケンしてしまいました。
(自己責任でお願いします)

http://www.youtube.com/watch?v=CjO7kBqTFqo

これは・・・・・・日本での公開はムリなのではsweat02
こうゆうの好きな自分の中でも、これってアリかナシか・・・ギリギリです。
でも観たいなぁ。やっぱりヒットガールがステキすぎる!!

KickassKickasscomic

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のだめカンタービレ 最終楽章 前編

Nodame

マンガののだめも、ドラマののだめも大好き。
ドラマはマンガ原作ものとしては出色のデキだったと思います。
と言いつつ、飽きっぽく薄情な私。スペシャルの放送から時間も経ち、いまさら映画も別になあ・・・と最初は乗り気じゃなかったんだけど、映画館で予告を観たとたん気が変わりました。
大画面、大音響のオーケストラっていいかも。それにやっぱり、のだめ&千秋先輩が好きだ!
てなわけで、ようやく観てきました♪

<あらすじ>

指揮者コンクールで優勝した千秋(玉木宏)は、かつてシュトレーゼマン(竹中直人)も指揮を務めたという<マルレオケ>の常任指揮者となる。
喜ぶ千秋だが、伝統あるマルレオケの現状は資金不足、団員は次々と辞め、まともな演奏もできないという散々なものだった。
演奏会の日が近づくが、オケは準備不足なまま。千秋は急遽チェレスタをのだめ(上野樹里)に頼むのだが・・・

のだめカンタービレ 最終楽章 前編 公式サイト

『最終楽章 前編』は主に、指揮者コンクールで優勝したあとの千秋先輩が常任指揮者となる<マルレオケ>のお話。

ドラマ『のだめ』はまずキャスティングが素晴らしく、上野樹里、玉木宏をはじめとした原作イメージ通りのキャストはもちろんのこと、外国人キャラにおいては竹中直人、片桐はいりなど、原作のイメージからはかけ離れてるけど役者さんのぶっ飛んだ役作りがおもしろすぎるのでOK!なキャストも最高shine
新顔としてなだぎ武が出てるのを予告でチラ見してはいましたが、まさかマルレのマネージャー・テオ役だったとは(笑)
完全に竹中直人組に連なるキャストで、まあビバヒルディランなんだけどcatface
コメディにもシリアスにも長けた皆さんの奇跡のアンサンブルは健在で、やっぱりのだめって面白い!と思いました。

外国人キャストのセリフを日本語吹き替えにするなど、基本的にコメディだからできることではあるものの、原作の魅力を損なうことなく、実写ドラマとして無理のない方法をきちんと見定めたうえでの演出は大正解!と思います。
日本語の達者な人にはちゃんとしゃべらせてて、バソンのなぜか関西弁フランス人には笑っちゃいましたが吉本の芸人さんなんだとか。

原作のギャグを驚くほど正確に再現したかと思うと(コヤギちゃん)、映画オリジナルのギャグも随所に盛り込まれていて、それはそれで面白かったり、微妙にスベってたりsweat02
号外のシーンは楽しみにしてたんだけど、ちょっとCG使いすぎで引いてしまいました。

やっぱり目玉はマルレオケの演奏シーン。
クラシック音楽なんて『のだめ』に出会うまで見向きもしなかった私。
当然のことながら音の出ないマンガでは、曲そのものを知らない人間にとっては想像しようにも限界があったりするのですが(それでもマンガの構成や解説によって、いかに素晴らしい演奏であるかが伝わってくる)、映像&音楽の力ってやっぱりスゴイ。否応なしにドーン!と迫ってきます。
クラシック音楽って・・・素晴らしい!!『のだめサントラ』を購入すべく、速攻でCDショップへ走らせるその力。(買いました。3枚組)
こころなしか千秋先輩の指揮っぷりも以前にも増して気合いが入っているように見え、そんな千秋の演奏に涙するのだめに毎度のことながらもらい泣きなのですweep

しかし・・・好きな人の成功を素直に喜んでばかりいられないのが、才能ある二人の関係の難しいところでもあり。
指揮ならいい。でもピアノとなると・・・
音楽と正面から向き合い始めたのだめだからこそ、気持ちは複雑なのね。
まあ千秋先輩はほっといても大丈夫と思うけど、問題はのだめちゃんなのです。
どうやら後編では、マンガのクライマックスまでをきちんとやるつもりらしい。
いつまでもドンチャン騒ぎなら幸せなのに、二ノ宮先生は心を鬼にしてのだめの成長を描き切ったんじゃないかな・・・と思ってるんだけど、はたして映画はどうなるか。4月が楽しみです。

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シャキーン!『おべとも学園』と『るるるの歌』

NHK教育テレビの子ども番組『シャキーン!』の中のアニメ『おべとも学園』がお気に入り。


ええ話やweep
絵も音楽もストーリーもかわいくって大好きheart
おべともちゃんたちの「ウィーウィー」という声もツボです。DVDほしい!

『シャキーン!』は平日朝7時からの番組ですが、水曜よる7時25分と土曜深夜に大人ターゲットで『シャキーン!ザ・ナイト』という翌週分のダイジェストをやってまして、私が観てるのはこの夜のシャキーンの方。

「子ども番組だと思って甘くみるとヤケドするぜ!」
番組進行ジュモクさん(声はラーメンズ片桐仁)がおっしゃる通り、どのコーナーも斬新なアイデアとクリエイターの方のセンスが光りまくっており目からウロコ。
むかしフジテレビでやってた『ウゴウゴルーガ』とか思い出します。

これもおもしろい。シャキーンミュージック『るるるの歌』

哀しいメロディとシュールなアニメーション。ちょっと怖いんだけど不思議とハマってしまう。
『るるるの歌』には続きのお話があり、星新一ショートショート的な思わぬ展開に。

るるるの歌 おとこオオカミ篇
るるるの歌 未来篇

一応ハッピーエンドでしょうか。最後はやっぱり「ほえる」のね。

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かいじゅうたちのいるところ

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原作の『かいじゅうたちのいるところ』は特別思い入れがあるわけではないけど、子どものころ読んだことのある絵本。
1分もあれば読み終えてしまうようなとっても短いお話です。
まさかこの絵本が、スパイク・ジョーンズ監督のもと実写映画化される日がくるなんて。
予告をチラ見しただけでも、多くのちびっ子映画とは一線を画す素晴らしい仕上がりで、今月いちばん楽しみにしてましたが実際観てみてやっぱり素晴らしかった!
なんてかわいい美しい映画。観ているあいだ涙が止まらなかったです。

<あらすじ>

8歳の少年マックスは、最近あまり相手をしてくれない姉に腹を立てていた。
母は仕事が忙しく、新しい恋人もいてあまり自分を見てくれない。
孤独といら立ちをつのらせたマックスはある晩、母に反抗して家を飛び出す。
森の奥にあったボートに乗り込み、辿り着いた場所はかいじゅうが住む島だった。

かいじゅうたちのいるところ 公式サイト

シンプルな物語を2時間の映画として成立させるため、キャラクターの設定や心理描写を掘り下げてはあるけれど、世界観を損ねることはけしてなく、監督がいかに原作を尊重しつつこの映画を撮ったかがひしひしと感じられました。
ちゃんとスパイク・ジョーンズの映画なのに、絵本の世界そのままのようでもある。
絶妙なコラボレーション!

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CG全盛の時代にあえて着ぐるみというのも素晴らしい。
大自然の中にかいじゅうたちが佇むシュールな光景は、どこを切り取っても詩的で美しくてこのうえなくラブリーで、『ネバーエンディングストーリー』のファルコンや、『ハリーとヘンダスン一家』のハリーや、映画じゃないけどセサミストリートや・・・子どものころ大好きだった着ぐるみのかいじゅうたちを思い出し、ノスタルジーで胸がいっぱいになってしまったのでした。

特にマックスとキャロルが砂漠をトボトボと歩くシーンがお気に入り。ただの犬も最高heart

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表情だけCGとはいえ、かいじゅうたちはあくまでも、原作の挿絵からそのまま抜け出してきたかのようなぬいぐるみ的ビジュアルなのに、確かにそこに存在している、というリアル感がスゴイです。
マックス君の奔放かつ繊細な奇跡の演技にも、CGではないかいじゅうたちの存在が少なからず影響しているのではないでしょうか。

子どもの世界へ、観る側をあっという間に引き入れる演出も見事。
子どもってあんな風にひとり遊びをするよね。
すっかり忘れていたけれど、自分にだって子ども時代があったのでした。
子どもの想像力は素晴らしい物語を紡ぎます。大きなビルに噛みつく吸血鬼の話とか。
子どもの世界は狭いようで、逆にどこまでも果てしなく、オトナにはけして行けないところまで広がっているとも言える。
マックスを見ているだけで、泣けてくるのはなぜなのでしょう。

原作をさらりと読んだだけでは、ただのワガママ小僧としか思えないマックス君だけど、映画では彼が家出をすることになった理由が丁寧に描かれます。
大好きなお姉ちゃんは同世代の男の子とばかり遊ぶようになり、自分とはあまり遊んでくれなくなった。
パパとママは離婚した?ママには新しい恋人がいる。
誰も自分を見てくれない。幼いマックスが感じている不安と孤独が、痛いほど伝わってくるのです。
マックスがもっと小さかった頃は、世界は今よりシンプルだったはず。
複雑さを帯びてくる日常がマックスには耐えられない。
心のどこかで分かり始めてはいるけど、受け入れられない。

かいじゅうたちのいる島は、マックスの心、マックスの現実が反映されたもの。たぶん。
かいじゅうたちはマックス自身のようであり、ママでもあり、お姉ちゃんでもあり。
もしかしたら今はいないパパだったり、ママの恋人でもあるかもしれない。
かいじゅうたちの島は、現実から逃げてきたマックスにとって理想の場所であるはずだったけど、そこでもやはり心と心はぶつかり合ってしまう。
誰かが幸せだと、誰かが不幸。みんなで重なり合って眠りたいだけなのに。
それでも好きなひとと一緒にいたいなら、相手を許し、受け入れ、思いやる気持ちが必要なのだ。
なんて、オトナ目線で語るのもなんだかおこがましいくらい、マックスのささやかで大きな成長が心に沁みました。

センスのいい音楽も最高。大切にしまっておきたい宝物みたいな映画でしたcrown

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仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010

Ridermovie

思いっきり途中で終わったディケイドの完結篇と、現在放送中のダブル誕生の秘密、豪華二本立て!
上映最終日にやっと観てきました。

<あらすじ>

ついにライダー大戦が始まった。士は人が変わってしまったかのように、次々とライダーを倒していく。そんな士に夏海は心を痛めるが、ついにはキバーラの力を借り士に向かっていくのだった。

クリスマスの夜。鳴海探偵事務所に人気歌手・睦月安紗美が現れ、死んだはずの姉を探してほしいと依頼する。風都では死者が現れる現象が相次いでおり、翔太郎のところにも死んだはずの鳴海荘吉が現れた。翔太郎とフィリップは、二人が初めてダブルになった夜のことを思い出す。

仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010 公式サイト

まずはディケイド。
ディケイドが夏海ちゃんの夢の通りライダー相手に戦うことになったのって、結局どういう流れでだったっけ?
テレビ放送の最終話から時間が経っていることもあり、初っ端から私の思考停止状態ですsweat02
もともとあんまり整理できてなかったのだけど、夏の劇場版のお話ともこんがらがってもーなにがなんだか。ぐちゃぐちゃ。
大体ユリコって誰さ。ストロンガーのサブキャラであるタックルを登場させたかったのは分かるけど、ガクトさんのライダーマンに負けないくらい唐突ですよ。
一瞬、前回出てきた士の妹かと思いました。

でも「俺は世界の破壊者だ。運命を受け入れただけだ」そう言って戦い続ける士を見てたら、だんだん悲しくなってきて・・・
キバーラの力で変身した夏海ちゃんはカッコよかったけど、なんで士と夏海までもが殺し合わなくてはならないのか。
本気で可哀想になってしまったのでした。

結局のところ、ディケイドの旅を導いたキバこと紅渡くんの言葉を受け入れるしかないの?
「ライダーの物語は忘れられていく運命だった。だがディケイドと戦うことによって新たな物語をつむぐことができ、人々の記憶に残った。ディケイドそのものに物語はない」
おっしゃる通り・・・昭和ライダーも含め、ちびっ子たちの記憶に留まることができたと思うもの。
でもそれじゃあなんだかディケイドが可哀想。お話ぐちゃぐちゃだし。半年クールだし。

だけどみんながディケイドのことを覚えていれば、ディケイドは存在できるんだ!
忘れないよディケイド!負けるなディケイド!!
・・・と盛り上がったところでまたいきなり終わったー!!Σ( ̄ロ ̄lll)
ざわめく劇場内のちびっ子たち。「ディケイド終わり?」「ディケイドは?」
そして始まるダブル。「あ!ダブル!」「ダブルだ!」
切り替えの早い子どもたちよ・・・

いやーダブルって面白い!テレビも映画も脚本がすごくしっかりしてますね!
長らくの謎だったダブル誕生の夜<ビギンズナイト>の秘密をあますところなく描いてくれてかなり満足!

で、ビギンズナイトと言えばおやっさん。
まさかおやっさんが・・・・・・吉川晃司だったとは!!(≧∇≦)
おやっさんというからにはもっとおやっさんな風貌の人を勝手に想像していたのですが、鳴海荘吉こと仮面ライダースカルの想定外の渋さに興奮しまくってしまったのでした。モニカ!
ハーフボイルドな主人公・左翔太郎だって負けてなくて、素手でスカルを殴るシーンとかキマってたし、フィリップくん(好きheart)主導のファングはカッコよかったし、ちゃんとそれぞれに見せ場が用意されてました。
今後テレビの方を楽しむにも重要なエピソードだと思うので、ギリギリ観ることができて良かったです!

敵を追ってるうちにいつのまにかディケイドとダブルが合流してしまうのは強引だけど、案外うまいまとめ方だったかも?
一番のサプライズは「イカとビールでイカデビル〜!」がガイアメモリだったことだけどね(笑)
二人は仲良しだったのか。そこは妙に納得でした。

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『Daybreakers』trailer

たまーにUPするキニナル映画予告篇。

以前ベニチオ・デル・トロが狼男になる映画の予告を載せましたが、今度は吸血鬼!

監督・脚本は、オーストラリアの低予算ゾンビ映画『アンデッド』(未見)のマイケル&ピーター・スピリエッグ兄弟。これが本格的ハリウッドデビューなんだそう。
出演は、イーサン・ホーク、ウィレム・デフォー(好きheart)、サム・ニールなど。
メインのヒロインらしきクローディア・カーヴァンは知らない女優さんだけど、『トランスフォーマー/リベンジ』のスピーシーズな女子大生役で鮮烈な印象を残したイザベル・ルーカスもちょろっと出演しているようです。

吸血鬼映画は数あれど、この映画がちょっと変わってるのは、謎のウイルスにより<全人類総バンパイア化>しているところ。
バンパイアによる、バンパイアのための世界。
お好みの血液型をセレクトできる血液バーがあったり。
ふいの日光に備え、車の窓は瞬時にして遮光モードになる仕様。
わずかに残った人間はバンパイアの食料となるべく捕えられ生きたまま保存されている?血液牧場?(ここのビジュアルはマトリックスっぽい)
闇夜に隠れてこそこそと・・・ではなく、みなさんバンパイアとして普通にシティライフを送っている感じがなんか新鮮。
醜悪かつ凶暴なバンパイアの最終形態や、全体的に近未来なビジュアルも好みです。

あちらでは先週末より公開中ですが、日本での公開はこれまた未定sweat02
なんで観たいと思う映画っていつも未定?やってくれると信じてますが。

DaybreakersDaybreakers2

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まとめて感想メモ

新年あけまして、まだ映画館に行けてません!うわーんcrying
ほんとは今日行きたかったのだけど、今朝起きたらまたしてもドッサリと雪!
どこにも行けないよぅ〜
なんなのこの雪国は・・・kenkoは今に気が狂う!

Shining2 うがー(#`Д´)映画観させろーい

Redrum レッドラーム!レッドラーム!

Rum 呼んだ?

Shining1 ちーーーんsnow

とかなったりしてね。(既に狂いはじめています)

えー・・・そんなこんなで、昨年映画館で観たもののレビューしてない映画の感想でもまとめてメモしとこかなと思います。今更ながら。
せめて2009年ベストの前にやっときゃ良かったな。

Chepartone チェ 28歳の革命

スティーブン・ソダーバーグ監督、ベニチオ・デル・トロ主演<ふたつのチェ>前半の方。
2009年頭の話題作でした。
『別れの手紙』を観てから感想書こうと思いつつ、結局観ないままほったらかしに。
キューバ革命をドラマティックに盛り上げる、なんてことはせず、記録映画のように淡々とゲバラが革命を成し遂げるまでが描かれておりました。
観てて退屈というほどではないけど、映画として面白いという感じでもないなぁ・・・というのが率直な感想ですが、なんせ後半を観ていないのでなんとも言えません。
機会があったらDVDで見直したいと思います。

Curiouscaseofbenjaminbutton ベンジャミン・バトン 数奇な人生

年老いて生まれた子供が成長するにつれ若返っていく・・・なんて、ちょっと不気味なSFホラー?フィンチャーだし?と思いきや、シビアな現実をきっちり描きつつの人生讃歌で心に沁みました。
手塚治虫『火の鳥 宇宙篇』を連想させる物語。
あれは怖い結末だったけど、こちらのラストシーンはじんわり暖かい。
雷に何度も打たれたオジサンの話がなぜか印象深いです。

Doubt ダウト〜あるカトリック学校で〜

ちょっと期待していたのと違って最後はモヤモヤしちゃいましたけど、メリル・ストリープとフィリップ・シーモア・ホフマンの演技合戦は見応え満点でした。
真実がいかなるものであるにせよ、疑うことをやめられず、結局何も報われないシスターアロイアシスが気の毒。

Milk ミルク

試写会で観ました。
ハーヴィー・ミルクという人物のことをほとんど知らなかったので勉強にはなりましたけども・・・正直言ってあまり好きな映画ではなかったかもsweat02
ミルクを暗殺したダン・ホワイトはどういう人だったの?なんでそこまで思い詰めたのか。気になります。

Frostnixon フロスト×ニクソン

これを観た日は寝不足で前半ウトウトしかけていたのだけど、フロスト対ニクソンのバトルが始まるやいなやギンギンに。
もっと堅苦しい映画かと思ったら、きっちりエンタテイメントで面白かったです。
フランク・ランジェラのニクソンは必見。
もとはイギリスの舞台劇だそうですが、脚本を担当したのが『クイーン』『ラスト・キング・オブ・スコットランド』の人と知り納得。
実在の人物を題材に、物語として面白く構成するのが上手な作家さんなんですね。

Thelifebeforehereyes ダイアナの選択

エンドロールでしばらく呆然。何が起きた?
<モーリーンを選んだ>ダイアナが、事件のトラウマと罪悪感に苛まれながらその後を人生を生きている、てっきりそういう話だと思って観ていたけど、どうやら違いました。
今思い返して浮かぶのは、滲む花の色と、揺らぐ水のイメージ。
哀しい目をした美しいダイアナ。瑞々しくて残酷な17歳の日々。
その瞬間、ダイアナは何を思ったか。
考えれば考えるほど、後からジワジワくる映画。もう一回観たいです。

Thereader 愛を読むひと

ケイト・ウィンスレットの体当たり演技は圧巻。
前半のハンナの態度は謎めいていて、彼女のことを一途に想うマイケルの側からすれば時に残酷ですが後半で急展開。物語は思いがけない方向へ。
そうまでして秘密を守ろうとするハンナの気持ちは、現代の私たちにはなかなか理解し難いものがあるけれど、時代、戦争、環境、周囲のあらゆるものが彼女の心を追い詰めたのかと想像しました。
月日が流れ、マイケルが獄中のハンナにした行動は、もはや一括りに愛とは言えないなと思ったり。
スティーブン・ダルドリー監督の映画は『リトル・ダンサー』が好きだけど、このなんとも言えない読後感は『めぐりあう時間たち』に似てるかも。

This_is_it マイケル・ジャクソンTHIS IS IT

マイケル追悼というだけでなく、舞台裏ものとしても非常に見応えのあるドキュメンタリー。
直後に亡くなったなんて信じられないほど、歌い踊るマイケルの姿はパワフルかつ感動的で、そんなマイケルを中心に超一流のスタッフやダンサーたちが、とてつもない規模の舞台を作り上げていく過程は観ていてワクワクしました。
一曲一曲に盛り込まれるイマジネーションがとにかく多彩で斬新。
熱心なファンではない私でも知らない曲はないし、ジャクソン5までやろうとしていたなんてサービス満点。
スリラー3Dとか最高♪
マイケル・ジャクソンの愛とメッセージがいっぱい詰まった作品でした。

以上!
感想を書かなかったからといってけしてその映画がダメだったわけじゃなく単なるタイミング。
たまたま忙しかったとか。
どんな映画にせよ、映画館で映画を観ること自体が幸せなので、せっかく縁あって出会った映画のこと、その映画を観て自分が何を思ったかをなるべくなら書きとめておきたい。忘れないうちにね。
2010年はもれのないようにしたいです。

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2009年劇場公開映画☆ベストテン

過去のベストはこちら↓

2006映画ベスト
2007映画ベスト
2008映画ベスト

早いものでもう4回目。2007年あたりがいちばん張り切ってたわ・・・(遠い目)
2009年は前年よりもさらに鑑賞数が減ったような気がしていたのですが、数えてみたら66本で10本くらい増えてました。
なんだかんだで4月からヒマしてたからなー
まーボヤキはほどほどにして、とっとといきます!

第10位!
Kukiningyo

空気人形

業田良家の短編マンガを是枝裕和監督が実写映画化。
まるで映画全体が一編の美しい詩のような見事な作品。
持ってはいけない心を持ってしまった人形を演じるペ・ドゥナちゃんのトリコ。

第9位!
Martyrs

マーターズ

衝撃度はフレンチホラーの中でも群を抜いてます。
過激な内容ですけども、勇気を出して観てみてほしい新しくて面白い映画!
パスカル・ロジェ監督の次回作が楽しみ。

第8位!
Inglouriousbasterds2

イングロリアス・バスターズ

出たー!イングロ!!
キャスト最高!音楽最高!タラちゃんの映画愛ここに極まれり!
上位の人も多いでしょうね。

第7位!
Thewrestler

レスラー

ミッキー・ローク完全復活を祝して。涙なしには観られません。
ミッキー次回作『アイアンマン2』が早く観たい!

第6位!
Watchmen2

ウォッチメン

これもハマった!
ノーパン大将といい『アバター』といい、2009年はなにげに青い人が活躍しましたね。

こんなのもあるよ↓

Watchmenpeanuts Watchmen×Peanuts カワイイheart

第5位!
Makinami

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

観た直後はダントツ1位か!?ってなくらい興奮しましたけども、冷静になった今このくらいの順位に落ち着きましたsweat02
単なる描きなおした絵の総集編じゃない。これは新たなる伝説です。
『Q』を観るまで油断は禁物だけどねん。

第4位!
Spok

スタートレック

長寿と繁栄を!!
スポックーー!!うわーんcrying
JJエイブラムスの現代的な感性と、スタトレの精神が見事に融合。
ファンのツボをガンガンについてくる新生スタートレックにスタンディングオベーション!!

第3位!
Hellboygoldenarmy

ヘルボーイ2/ゴールデン・アーミー

ヘルボキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ギレルモ・デル・トロのやりたい放題クリーチャー祭り!
本来ならば優勝作品なのだけど・・・
ギレルモっち〜 1位じゃなくてごめん!

Guillermodeltoro「かまへんかまへん!」(師匠)

第2位!
Grantorino

グラン・トリノ

イーストウッド監督の映画は外せません。ゼロ年代にも入れました。
『チェンジリング』も素晴らしかったのだけど、こちらが入賞ってことで。

そして第1位は!
Mother

母なる証明

おかーーーん!!!
これまでほとんど観てこなかった韓国映画、2009年はけっこう観ました。
悩んだけど・・・・・・うーん!今回はおかんに完敗!韓国って業が深い。

2009年は良作、傑作が本当に多かったです!
以下、惜しくもランク外となりましたが、明日になったらベストの作品と入れ替わる可能性大いにアリ(気分屋sweat02)のお気に入りムービーたち。

チェイサー
 おかんベスト入りってだけの理由で外しちゃいました。

サマー・ウォーズ
 仮想空間OZのビジュアルが好き。

チョコレート・ファイター
 ホワチョオオオオオ!!!!! ジージャー最高heart『マッハ弐』も楽しみだ!

ディア・ドクター
 これも確実にベスト入りムービーなんだけどな。
 
GOEMON
 ゴエモンの会の皆様に謝らなくてはなりません・・・ごめんなさい!
 キリヤンムービー、私は好きです!(←説得力無し)

罪とか罰とか
 「私が逆さまなんじゃない。私以外のページが逆さまなのよ!」

英国王給仕人に乾杯!
 変わった作風だけど、最後は不思議とハッピーな気持ちに。チェコビール飲みたい!
 
スラムドック$ミリオネア
 去年のアカデミー作品賞。
 これもベスト入りの予定だったんだけどなぁー(そればっか)

ファニーゲームUSA
 どす黒さピカイチ!心から好きとは言えないけれど、強烈に引き付けられるハネケ映画。
 
永遠のこどもたち
 ギレルモデルトロ製作のスペイン映画。心に沁みるホラーです。

チェンジリング
 農場のシーン怖すぎsad

少年メリケンサック
 ニューヨークマラソン♪

スペル
 お年寄りには親切に!
 
カールじいさんの空飛ぶ家
 ピクサー映画にハズレなし。

アバター
 2Dでじっくり観たい。

はふー
後半コメントがあきらかに手抜きだけどまいっか。
結局年末に『ライダー』も『のだめ』も観れなかったので、新年初ムービーはまず『ライダー』かな?

2010年もステキな映画とたくさん出会えますようにshine

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2009年に出会ったマンガ☆ベストテン

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(↑ラムちゃん寅バージョン。一応)

新年あけおめでございますfuji
昨年も仲良くしてくださる皆様のおかげで楽しいネットライフを過ごすことができました。
今年も引き続きよろしくお願いいたします!!

さて出遅れぎみではありますが、毎年恒例映画ベストの前に、2009年マンガベスト。
いってみたいと思います。
あくまでも、わたくしkenkoが2009年に出会ったマンガの中で決めるベストです。
選考対象となった作品の数はかなり少ないうえ、必ずしも2009年の話題作とか旬の作品とかではありませんので悪しからず。

2007マンガベスト
2008マンガベスト

第10位!林田球『魔剣X』
Maken1Maken2

『ドロヘドロ』の林田球が、ドリームキャストのゲーム<魔剣X>をコミカライズ。
1999年〜2001年にかけてマガジンZで連載された作品。
エンターブレインから2008年に出版された全2巻の再編集版を読みました。
ゲームを全く知らないので、ゲームとマンガを比較することができないのですが、わたくし林田球さんのぶっとんだ魔の世界が大好きなので、彼女の絵を眺めているだけで満足heart

第9位!アントンシク『ガゴゼ』
Gagoze3Gagoze

webコミックGENZOで連載されたマンガ。全5巻。
絵に惹かれてジャケ買いしました。
何千年も生き、人にも妖怪にも恐れられている大鬼・ガゴゼ。
第1話における陰陽師との戦いで妖気を吸い取られ、子供の姿になってしまう!
そのちびっ子ガゴゼがとってもかわいい♪
マニアックなようで、実は少年マンガの王道的ストーリーが妙に心地良く、久々にかなりイイ線いってたと思うのですが5巻で終了ってのはやっぱ打ち切りだったのかなぁ。
作者アントンシクは、今はゲッサンで『リンドバーグ』というマンガを連載中。
この方の描く絵はとても魅力的。アニメのキャラデザインにも向いてそう。

第8位!吉田秋生『海街Diary』
Umimachidiary1Umimachi

吉田秋生と言えば、むかし好きだった『BANANA FISH』
『YASHA』で挫折してからというものしばらく手に取っていなかったのですが、こちら夏休みに兄がくれたので読んでみました。(前からSGAさんオススメで気になってたし)
吉田先生はこういう繊細な人間ドラマ描かせたらやっぱピカイチですね。キュンキュンしますた。

第7位!西島大介『ディエンビエンフー』
Dien2Dien

小学館版の3巻までしか読んでないんですが。
舞台はベトナム戦争まっただ中のベトナム。
アメリカ従軍カメラマンのヒカルと、とてつもない戦闘能力を持つゲリラの少女(プランセスcrown)との運命的なラブストーリー。(と言っても、二人はなかなか出会わない)
シンプルでとてもかわいい絵なのに、戦闘シーンはバラバラ度かなり高めで容赦ないです。
そのギャップが他にはない感じで好き。
第一部がようやく終わり、第二部が始まったばかり?なのかな?

第6位!ウィスット・ポンニミット『ブランコ』
Blanco3Blanco4

あ、これも3巻までしかsweat02(中途半端だなー)
作者は日本のマンガ大好きなタイのマンガ家、タムくんことウィスット・ポンニミット。
他者の痛みを癒す不思議な力を持つクルクルくせ毛の女の子、ブランコが主人公で、舞台はちょっと未来?
一応続きものですが、一話一話読み切りのような印象もあります。
摩訶不思議なユルさに癒されるマンガ。
オマケのネコマンガ『ミョーちゃん』がラブリーすぎる。

第5位!久正人『ジャバウォッキー』
Jaba3Jaba4

これもほぼジャケ買い。だって見てこの表紙。カッコよすぎでしょうよ。
もしも恐竜が絶滅していなくて、人間のように進化した二足歩行の種族がいたとしたら?
そんな設定の19世紀末を舞台に繰り広げられる、ハードボイルドなスパイアクションマンガ。
歴史上の有名な事件や人物に、小説のキャラクターまで絡んでくるところが面白い。
(坂本龍馬、毛沢東、ガリレオガリレイ、モンテクリスト伯など)
大酒飲みのヒロイン・リリーの超セクシーな衣装の構造が気になります。(見えちゃいけないところがすっかり見えてない?)
恐竜と美女の恋ってステキすぎるよねぇ。
影絵のような切り絵のような、濃淡のクッキリした独特の絵柄は、ちょっとミラー先生『シンシティ』をも彷彿とさせる。

第4位!しりあがり寿『ゲロゲロプースカ』
Gerogeropooska

ゲロゲロは子供、プーは死、スカは未来。
1800円とはちとお高めですが、ネット注文して手元に届いた実物を見て納得。
この装丁はお金かかるわ。そしてそれも含めて素晴らしい。
カバーをめくった表紙のところから物語が始まっているとは斬新です。
合間に挿入されている子供が描いたような絵は、もしかしてしりあがり寿が子供の頃に描いた絵かな?とか思ってたんだけど、羽生生純氏のお子様が描いた絵らしいです。
子供が描くなんだか分からない絵。意味をなしていないかのような物語。
大人には解読できないだけで、もしかしたらこの世界の真理を語っているのかもしれない。

第3位!こうの史代『この世界の片隅に』
JoTyu

こうの史代さんのマンガってなんでこんなに素晴らしいの。
戦争の残酷さを伝えるだけじゃない。
物語が抜群に面白くて、キャラクターは生き生きとして魅力的で、素朴で美しい絵と、優しくて思わず笑ってしまうユーモア。大好きです。

第2位!朝倉世界一『デボネアドライブ』
Debonairdrive1Debonairdrive2

朝倉世界一さんのマンガは初めて読んだのですが、すごーく気に入っちゃいました。
元クラゲのエチゼンくん、オカマのモモヤマさん、美人サーファーのマリちゃんと一緒に旅している気分。海沿いを走るデボネアの風を感じます。
キャラクターが全部いい。このキャラやだなってのが一人もいません。
会長といつも一緒のネコちゃんも好き。

そして第1位は!弐瓶勉『シドニアの騎士』
Sidonia

今年も弐瓶だ!!
ブラム学園を経て進化した新たな弐瓶ワールドをご堪能あれ。
シドニアとはカンケイないけど、ステキすぎるサナカンのコスプレガールを見つけてしまったので貼っておきます。

Sanakanlovely

今年も面白いマンガにたくさん出会えますようにshine

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