劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル
卵から◯◯◯◯で、ざわめく劇場内。前回ヒヨコだったもんね![]()
<あらすじ>
中森翔平(佐藤建)という若者が上田次郎(阿部寛)を訪ねてやってきた。
翔平の故郷である万練村では、村を守ってきた霊媒師カミハエーリが亡くなり、次のカミハエーリを選出するために全国から霊能力者を集め戦わせるらしい。
翔平も候補者のひとりなのだが、実は翔平の能力はただのマジックだった。
だが村人たちは翔平がホンモノだと信じて疑わない。
霊能力などこの世に存在しないことを証明し、無益な争いをやめさせるために、翔平は上田に村にきて霊能力者たちのトリックを暴いてほしいという。
一方、売れないマジシャン山田奈緒子(仲間由紀恵)はあいかわらずの貧乏暮らし。
遊園地の興行主に万練村の話を聞いた山田は、霊能力者になりすまして村人からの貢ぎ物を得るため村へ向かうのだが・・・
トリックシリーズの大ファンですが、劇場版第3弾をやると知ったときは「まだやるの!?」と正直あきれました。
だってドラマも3までやってですよ。
映画もテレビスペシャルもやって、大好きなのでもちろんその全てに付き合いましたけども、とうの昔に『トリック』は、上田&山田およびトリック世界のおかしな住人たちによるお決まりのギャグを笑い、くだらない小ネタを笑うだけのものでしかないんです。
トリックはもういいだろう、もうじゅうぶんやったよ!というのが正直な気持ち。大好きだけど。
とか言いつつ、映画の宣伝以外のなんでもないスピンオフドラマ『警部補 矢部賢三』をしっかり毎週たのしみ(生瀬さんもよくやる)、おかげであまり乗り気じゃなかった気分もあっさり乗っちゃって、映画も初日に観に行ってしまったチョロくて律儀な私なのであった。
そこそこ笑えればいいやという程度の期待でしたが、前作に比べ原点回帰というか、初期トリックに近いノリが感じられて思ったよりも良かったです。
上田&山田コンビが、偽能力のトリックを暴くという基本に戻ろうとしているし、佐藤健と夏帆というかわいい二人のあまりにも残酷すぎる、悲劇の結末は、小ネタの応酬だけにとどまらない初期シリーズのテイストを思い起こさせました。
山田奈緒子が対決する霊能力者を、戸田恵子、片瀬那奈、藤木直人、松平健が演じてますが、ラスボスはもちろん松平健。
なんてったって山田は時代劇好きの暴れん坊将軍好きですから、満を持しての登場と言っていいでしょう。
松平健が松平健というキャラそのままに『トリック』に出演している。それだけで笑えるのに、暴れん坊ネタもサービス満点で楽しませてくれます。
予告でも流れてるけど、独特の言い回しで「霊能力者、バトルロイヤル!」とキメるだけで映画的に非常に盛り上がる感じはさすが。
しかし!そんな松平健が演じた鈴木玲一郎という男。
死んだ恋人と交信したくて本物の霊能力者を探してたらしいけど、だからってなんで、いたいけな少女の命を奪う必要があるの?やりすぎでしょうよー
お馬さんでかっこよく走り去ってんじゃないよ!佐藤くんがあまりに救われない。
鈴木にはもちょっと罪を悔い改めるとかなんとかしてほしかったです。
てゆーか、愚かな風習にとらわれて未来ある若者に悲劇をもたらした村人もどーなんだ!と、いつになくマジメにつっこみたくなったのでした。トリックなのに。
あとアダモちゃん全編にわたって出すぎ(笑)一度でじゅうぶんだから。
いろいろ文句を言いましたが15日のスペシャルも楽しみです!
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