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2010年7月

インセプション

Inception

ハンス・ジマーの音楽が印象的に使われている予告篇が鳥肌が立つほどカッコよく、この夏いちばん楽しみにしていたクリストファー・ノーラン監督の新作。
なんてったって『ダークナイト』の人だもの。おもしろくないはずがない。

<あらすじ>

コブ(レオナルド・ディカプリオ)は夢の世界に潜入し、他人の頭の中にあるアイデアを盗み出すプロとして暗躍する男。
しかし今や妻モル(マリオン・コティヤール)殺害の容疑者として指名手配されており、母国にいる子供たちとも会えない日々が続いていた。
ある日コブはサイトー(渡辺謙)という男から、アイデアを盗むのではなく植え付けること=インセプションを依頼される。
それはかつてない危険な行為だったが、過去の犯罪歴を消し子供たちとの生活を取り戻すためコブはサイトーの依頼を受け入れる。

インセプション 公式サイト

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シドニアの騎士3巻

アフタヌーンで連載中の弐瓶勉最新作!
『シドニアの騎士』3巻shine 出ましたよん。
表紙は男でも女でもない科戸瀬イザナくん。

Sidonia3

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借りぐらしのアリエッティ

Karigurashi

ジブリ最有望株のアニメーター、米林宏昌氏の長編初監督作品。
宮崎駿の存在は偉大だけれど、いずれは誰かがジブリというブランドを受け継いでいかなければならない。
今回、企画脚本は宮崎氏、監督演出は・・・麻呂やってみな!(ジブリ内でそう呼ばれているとか)とゆう感じでしょうか。
ファンにとっても、米林氏の手腕がいかなるものか興味津々。

<あらすじ>

アリエッティ(志田未来)は郊外のある屋敷の床下に住む小人の女の子。
小人たちは人間の道具をこっそり借りて慎ましく暮らしていた。
ある晩、父ポッド(三浦友和)についていった初めての “借り” で、屋敷に越してきた12歳の少年・翔(神木隆之介)に目撃されてしまう。
小人たちには人間に見られてはいけないというルールがあった。
見られた限りは住処を出ていかなくてはならないが・・・

借りぐらしのアリエッティ 公式サイト

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エアベンダー

The_last_airbender

シャマラニアン(シャマラニスト?)ってほどじゃないけど、『シックスセンス』以降劇場鑑賞は欠かしてないですし、一般的に評価の低いシャマラン映画ものきなみ気に入っているので、まあ好きなほうかと思います。
シャマランと言えばドンデン返し、オバケや宇宙人、それからマンガやゲームなものへの愛。
リアルな世界とファンタジックな世界との混じり具合が奇妙に味わい深く、その独特の作風がクセになっちゃうわけだけど、今回はそのものずばり、どストレートにファンタジー。
シャマランめ・・・ついに本性あらわしたな!というのが、初めて予告を観たときの感想。
あとで知りましたが子供向けアニメの映画化なのね。
オリジナルでやってきたシャマランが原作付きってのも意外ですね。

<あらすじ>

気、水、土、火、世界には4つのエレメントが存在し、それぞれの国があった。
エレメントを操る不思議な力を持つ者をベンダーといい、また4つすべてのエレメントを操る者をアバターという。
アバターは世界に調和をもたらす存在であり、気の国で生まれたアバターが姿を消して100年、世界で争いが絶えることはなかった。
水の国のベンダー、カタラ(ニコラ・ペルツ)とカタラの兄サカ(ジャクソン・ラスボーン)はある日、氷の中に閉じ込められていた少年を見つける。
少年の名はアン(ノア・リンガー)。彼こそは、100年間行方不明だったアバターだった。

エアベンダー 公式サイト

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ケンタとジュンとカヨちゃんの国

Kentajunkayochan

安藤サクラさんは気になる女優さんのひとりなので、この映画も気になっていたのだけど、どーーんと重たい予感もして観るのを躊躇しておりました。
が、上映最終日に、ようやく決心して観てきました。
やっぱりどーーんだったけど、観てよかった。いい映画です。

<あらすじ>

施設で兄弟のように育ったケンタ(松田翔太)とジュン(高良健吾)。
解体現場でひたすら壁を壊す“はつり”という仕事をしていたが、賃金は安く環境は劣悪。
ケンタは職場の先輩である裕也(新井浩文)に理不尽なイジメを受け、賠償金と称して毎月金を払わされていた。
ある晩、二人はある計画を実行する。
事務所をめちゃくちゃに荒らし、裕也の車をハンマーで壊し、会社の軽トラを盗んで逃げるのだ。
二人はケンタの兄がいる網走を目指す。
ジュンがナンパした女の子、カヨちゃん(安藤サクラ)もついてきた。

ケンタとジュンとカヨちゃんの国 公式サイト

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フローズン・リバー

Frozenriver

これまたずいぶん前に観たやつなのに、放置しておりました。
つまんなかったとかじゃないのだけど、なんとなく感想を書きづらいときがある。
てゆーか、書くことがない・・・
でも今年は映画館で観た映画の感想をぜんぶ書くと決めているので、とにかくなにかしらを書くのだ!
という自己満足です。

<あらすじ>

舞台はニューヨーク州、カナダ国境近くの町。
レイ(メリッサ・レオ)は家族とトレーラーハウスに住んでいる。
ある朝、ギャンブル好きの夫が蒸発していることに気付く。
夫が乗っていったと思われる車には、新居用に貯めたお金を入れていた。
レイはワンダラーショップで働いてはいるが、その給料は二人の子供を養うにはじゅうぶんではない。
レイはビンゴ会場の駐車場で夫の車を見つける。
しかし車を運転していたのは夫ではなく、モホーク族の若い女だった。
女=ライラ(ミスティ・アッパム)に銃を突きつけ問い質すレイ。
ライラは、車はバス停に乗り捨てられていたのを拾った、また車を仲間が買うかもしれないと言う。
凍ったフローレンス川を渡り、カナダ側のモホーク族保留地から不法移民を入国させるのに車が必要で、その報酬は一人当たり1200ドル。
白人であるレイなら国境警察を欺きやすいと、ライラは違法行為にレイを誘う。
新居のためお金が必要なレイは、ライラの誘いに乗ることに。
またライラは死んだ夫との間にもうけた子供を義母に奪われていた。

フローズン・リバー 公式サイト

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星匠

Hoshijo

『夢師アリス』といっしょにジャケ買いしたマンガ。
こういう深々としたメルヘンの世界を愛でるモードも確実に私の中にあり、スクリーントーン画というものに興味を惹かれたのもあって購入してみました。

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プレデターズ

Predators

エイリアンさんが好き。でもプレデターさんはもーーーっと好きheart
しかもロドリゲスさんだなんてたまんない。

<あらすじ>

男(エイドリアン・ブロディ)は落下中に意識を取り戻し、危機一髪パラシュートを開いて転落死を免れた。
着地した場所は鬱蒼としたジャングル。なぜ自分がそこにいるのか、状況を把握できない。
男は同じように落ちてきた人間数名に出会い、みな戦闘能力に長けた殺しのプロであることに気付く。
彼らはジャングルを歩き、そこが地球ではないこと、自分たちは異星人が狩りを楽しむために地球から連れてきた獲物であることを知る。

プレデターズ 公式サイト

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夢師アリス

Yumeshialice

<昭和の絵師>とうたわれた故・上村一夫氏の作品を読むのはこれが初めて。
妖艶な女性のイラストは、どこかで見たことはあったけれども。

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9<ナイン>9番目の奇妙な人形

9

『第9地区』『NINE』に続き、今年3番目のナイン。
05年のアカデミー短編アニメーション部門にノミネートされた11分の作品に、ティム・バートンはじめ製作陣が惚れ込み、80分の長編劇映画にスケールアップしたというCGアニメーション。

<あらすじ>

古びた研究室で目覚めた一体の人形。
ボディは麻布でできており、背中には数字の<9>が書かれていた。
自分が何者かも分からず外へ出てみると、あたりは一面の廃墟。
そこでナイン(イライジャ・ウッド)は自分と似た姿で、背中に<2>と書かれた人形に出会う。
ツー(マーティン・ランドー)はナインの言語機能を修復し、自分たちは仲間だと話す。
そのとき凶暴なマシン<ビースト>が襲ってきた。

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フィールド・オブ・ドリームス(午前十時の映画祭)

Field_of_dreams

“If you build it, He will come.”
それを作れば、彼はやってくる。はう・・・懐かしいこのフレーズ。
ケビン・コスナー演じるレイ・キンセラが聞いた声。それは心の声。
本当は誰もが一度は聞いたことのある声なのかもしれない。
真摯に耳を傾けるか、聞かなかったことにするかはその人次第。

1990年公開ってことは中学生だったか。
ワタクシの生涯ベストムービー上位に確実にランクインする特別な映画。
アメリカ野球の歴史なんて当時も今もぜんぜん知りませんが、とにかく猛烈に感動し号泣しまくった思い出深い作品です。
アメリカの良心ともいえる野球をモチーフに、家族の愛を描いた珠玉のファンタジー。
どっかいっちゃったけど、ビデオもわざわざ買ったんだよね。

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渇き

Thirst

復讐三部作で有名なパク・チャヌク監督のヴァンパイアムービー。
2月くらいからずーっと待ってた作品。
ミニシアター系と思ってたら、ひっそりとシネコンで上映されてるし。

<あらすじ>

神父サンヒョン(ソン・ガンホ)は、病院で重病患者を看取るばかりで救うことができない自分の無力さに絶望し、アフリカにある研究所で行われている死のウイルスの実験台になる。
発病したサンヒョンは一度心臓停止するが、まもなく奇跡的に生き返る。
サンヒョンは救世主扱いされ、人々は救いを求めて彼のもとを訪れるようになった。
あるときサンヒョンはある女性から、癌になった息子のために祈ってほしいと頼まれ、病室に行ってみたところその息子は幼馴染みのガンウ(シン・ハギュン)だった。
ガンウには義妹テジュ(キム・オクビン)がいたが、成長したテジュはガンウの妻になっており、夫と義母にこき使われて暮らしていた。
テジュに惹かれるサンヒョン。やがてサンヒョンの身体は吸血鬼へと変わっていく。

渇き 公式サイト

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マイレージ、マイライフ

Up_in_the_air

ずいぶん前に観たのにほったらかし。さすがに地元での上映もとうの昔に終わっています。
『ジュノ』のジェイソン・ライトマン監督、ジョージ・クルーニー主演で、アカデミー各賞にノミネートされた作品。

<あらすじ>

ライアン・ビンガム(ジョージ・クルーニー)はアメリカ中を飛び回るリストラ宣告人。
気ままな出張生活を楽しむライアンの目標は、マイレージポイントを1000万マイルためること。
あるときライアンが所属する会社の新人社員ナタリー(アナ・ケンドリック)が、出張費用カットのためにインターネットを利用してリストラ宣告することを提案する。
ライアンは、ネット越しにマニュアル通りにやってうまくいくような仕事ではないことを上司に訴え、ナタリーに説明するが納得してもらえず、新人研修を兼ね出張にナタリーを同行させることになる。

マイレージ、マイライフ 公式サイト

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ショーシャンクの空に(午前十時の映画祭)

The_shawshank_redemption

これまたいまさら語るべくもない。傑作中の傑作でございます。
これをベストワンに挙げる人って『ニューシネマパラダイス』に負けずとも劣らず多いでしょうね。

いいものはいいのです。おもしろいものは何度観たっておもしろい。
自分が今いる場所が映画館であることを忘れるほど引き込まれてしまう映画なんて滅多にないもの。
やっぱり脚本が圧倒的に優れているし、改めてフランク・ダラボンの演出も冴えてるなと思う。
アンディの自殺をこれでもかとほのめかしておいて、ためてためてどーーーん!!ってとこ(なんのことやら)、盛り上がるよね。
観る人を選ばず、物語が心の中にすんなり入ってくる。
エンタテイメントたる映画として、ほんとうによくできた作品だと思います。

役者さんもそりゃもうすばらしくて、ティム・ロビンス、モーガン・フリーマンはもちろんのこと刑務所仲間の連中もみんないい。
実はそれぞれのキャラクターをそこまで丁寧に掘り下げているわけでもないんだけど(ブルックスはまた別)、少しずつシワが増え、髪に白いものがまじってくる彼らを見ているうちに、映画そのものは2時間半というわずかな時間であるにもかかわらず、ショーシャンクで彼らが過ごした何十年という月日の積み重ね、そこで培われた友情がきちんと感じられる。
味わい深い佇まいの役者さんばかりなのです。所長や刑務官もね。
特筆すべきはもちろん、昨年2月に亡くなった、ブルックス役のジェームズ・ホイットモア。
50年ぶりのシャバをトボトボとたよりなく歩くあの姿・・・たまりませんですよ。

この映画は希望ばかりじゃない、どうしようもない悲劇も描かれる。
レッドは「希望は危険だ」と言う。それが現実だろうと思う。
でもそれでも、どんなに絶望的な状況だったとしても、希望を失わない限り人の心の自由は誰にも奪えないし、いつか本当の自由を得ることだってできるのだ。ということを、素直に信じられる。
後味の悪い映画ばかり好んで見がちだけど、希望を与えてくれる映画ってやっぱりいいもんだな。

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