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キッズ・オールライト

The_kids_are_all_right

ママがふたりのゲイ夫婦、それぞれが人工授精で産んだ娘と息子、そして精子提供者である遺伝子パパ。

キッズ・オールライト 公式サイト

監督自身レズビアンなんだそうで、やたらリアリティあるレズピアンカップルの描写は興味津々で観ちゃうし、一般的な家族構成とは違う家族の物語であるがゆえに、これまでのホームドラマにはない奇妙な笑いが生じておもしろい。

たとえば、ママたちの寝室で息子が「男同士の」アダルトビデオを見つける。
息子がママたちに「女同士のを観たらいいのに」と言うと、「女同士のはストレートの女が演じてるから嘘くさいのよ」と。
なるほど・・・そういうものですか(笑)
お父さん的立場のニックは亭主関白で、まるでひとむかし前の頑固オヤジのようなんだけど、妻の浮気を発見する際の勘の良さは、怖いくらいに女性的だったり、とかね。

やがて浮き彫りになってくる、家族の絆という普遍的なテーマ。
子を持つ親、立派な大人であっても、人間である限り間違いをおかすことも。
それは思春期の子供に決定的な傷を与えてしまうかもしれないけれど、そのことからけして逃げずに、ちゃんと向き合って誠心誠意思いを伝えれば、きっと伝わる。きっと大丈夫。
だって愛する者同士、まったく傷付けあうことなくやっていくのはとても難しい。
そういうのふまえてかけがえないのない存在、それが家族で、親も子供も、辛い出来事を乗り越え成長しながらなんとかやっていくのだ。
なんて書くとなんだかクサイですが・・・そういうことかなと。

ジュリアン・ムーアのコメディエンヌっぷりがとても良くて、クビにされた庭師のおじさんとのやり取りには笑わされました。激しい濡れ場も、なんか笑えた(笑)
まるで『それでも恋するバルセロナ』のハピエル・バルデムなみのモテキャラ、遺伝子パパ役マーク・ラファロもよかった。
いくらジュールスのことを本気で好きになったからって、結果として人妻に手を出した彼は自業自得・・・
とはいえ、悪人ではないだけに気の毒だけど、いつかまた家族の団らんに加えてもらえる日がくるんじゃないかと思います。
『アリス・イン・ワンダーランド』では微妙に人気なかったミア・ワシコウスカ、やっぱりかわいい。
好きな女優さんです。

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