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ホビット 思いがけない冒険

Thehobbit

かけこみレビューはこの先いっそうかけこむ予定なのですが、いったんお休みして先日観たばかりのホビットの感想を書こうと思います。
忘れないうちに書くことが大事!(いまさら)

ホビット 思いがけない冒険 公式サイト

『ロード・オブ・ザ・リング』三部作の前日譚を、ふたたびピーター・ジャクソンで映画化。
確か当初二部作とアナウンスされてた気がするけど、やっぱり三部作なのね。
それってますます、某スペースオペラでいうところのEpisode1的な位置付け。

お正月映画の中でも目玉商品だと思うんだけど、映画館で予告を観るたび気になったのは、絵面があまりに地味すぎること。
だって画面のほとんどを占めるのがロン毛でヒゲのむさ苦しいおっさんなんですよ。(↑ポスター参照)
旅の仲間は、ドワーフ13人とガンダルフとビルボ・バギンズ。
若かりし頃のビルボを演じるのは『銀河ヒッチハイクガイド』や最近ではTVシリーズ『シャーロック』でワトソンを演じているマーティン・フリーマンで、個人的には嬉しいキャスティングだけど特にイケメンじゃなしやっぱり地味。
いくらLOTRという手堅いコンテンツに連なる作品とは言え、大丈夫かと。
ちょっとマニアックすぎるのではないかと。
で、実は私、そんなにLOTRファンというわけでもなく、三時間という長丁場に耐えられるのかちょっぴり心配だったのでした。

でね、案の定、日本の興行成績は芳しくないみたいなのですが、映画はしっかりおもしろかったです。
ビルボの家にドワーフがどんどん集まってきて宴会になって、なんか映画のテーマ曲にもなっている歌をドワーフたちが低音で歌い始めたあたりはウトウトしてたんだけど、そのあと頭に鳥の巣があって右半分が鳥の糞だらけの魔法使いが出てきたあたりからはパッチリ。
死にかけのハリネズミ超かわいいし。
そこからはもう、トロールやらオークやらストーンジャイアントやらゴブリンやら、次から次へといろんなクリーチャーが出てきて一難去ってまた一難、飽きさせない展開が続く。
ストーンジャイアントあたり、すごくデルトロっぽくてわくわくしました。

LOTRファンでなくても、LOTRの登場人物やアイテム、場所等出てくるとやっぱり上がるしね、特にゴラム登場シーンはゴラムの顔芸がハンパなさすぎて笑いが止まりませんでした。
もうゴラムってば、ぜんぶ持ってく!ニクイぜゴラム!

ゴブリンパートのアクションシーンの見せ方も巧くて、まるでゲームで画面をスクロールしているかのよう。
最近は迷わず2D上映を選ぶんだけど、3Dならアトラクション的に楽しめたんだろうなーと思われるシーンがたくさんありました。

ロン毛でヒゲのむさ苦しいおっさんばかりと上に書きましたが、よく見ればドワーフの王子であるトーリン始めキーリとかイケメンもいるし、さすがに13人すべてのキャラクターを描き分けるのは無理としても、もはや「13人のドワーフというキャラ」で成り立っている。

ファンとしてはギレルモ・デル・トロバージョンも観てみたかったけど、やはりピージャクさんがしっくりくるなーと思いました。

三時間かけてようやく見えてきた目的地、まだまだ遠っ。
まだあと二本あるんだもんね。たのしみです。

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コメント

こんばんは。
ずっと楽しみにしていた作品なので、初日にいそいそと出かけていきました。
最初に予告を見たときに、「ワトソンだ…」と呟いてしまったマーティン・フリーマン。ビルボにピッタリでしたね。
おなじみのキャラクターも何人も出てきて懐かしかったです。
ビルボが旅立つときにサムによく似たホビットがいたけど、サムのはずはないので多分気のせいでしょう。
確かに、地味なメンバーではありますけど、ドワーフにもかっこいい人いるんだなぁ…と思っちゃいました。
フリーマンの話だと、今回は姿しか見せなかったドラゴンの声を、「シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチがやるんだとか…第2部も楽しみです!

投稿: ユーリ | 2012年12月23日 (日) 21時18分

ユーリ様

こんにちは!
『シャーロック』は実はまだ最初の方しか観ていないんですが
すごくおもしろかったので近日中にどっぷりハマって観たいと思ってます。
マーティン・フリーマンはほんとビルボにぴったり。
おなじみのキャラクター出てくるとやっぱり嬉しいですよね〜
サムによく似たホビットがいたとは気が付きませんでした。
また観る機会があればチェックしてみます!

ねー、ドワーフにもかっこいい人いた!おっさんばかりかと思いきや。
ドラゴンの声ベネディクト・カンパーバッチがやるんだ!
それはとっても楽しみ♪できれば声だけでなくお顔も出してほしいくらいですがcatface

投稿: kenko | 2012年12月24日 (月) 12時50分

三部作とな!原作を夢中になって読んだのは三十五年以上前・・・。
「犬マユゲでいこう」というゲーム漫画で取り上げられていたんですが
このパーティってRPGでいうと魔法使い一名、ドワーフ戦士十三名、
ホビット盗賊一名というバランス的にどうよ、な構成なんですね。しかも頼りの魔法使いがしょっちゅう戦線離脱するという・・・。
ゴラムさんは魅力的だそうで良かった!竜のスマウグの造形などうかしら?


投稿: 奈良の亀母 | 2012年12月25日 (火) 14時55分

奈良の亀母様

三部作なんですって!いつのまに。
原作はLOTR含め全く読んだことないんです。
そうそう、『ホビット』はパーティとしてかなりバランス悪い(笑)
しかしそのマニアックさが魅力でもありますね。好きな人にはたまらない感じで・・・
しょっちゅう戦線離脱する魔法使い、魔法の力でもっと効率よく旅をすすめられそうなのに
そういう手助けはなしなんでしょうかねぇ・・・

ゴラムさんの魅力爆発してました!
竜のほうは今回はまだ全貌は明かされずでしたbearing
でも素敵な目をしてたからきっと・・・♡
次作たのしみです♪

投稿: kenko | 2012年12月27日 (木) 14時21分

また映画レビューを書いて下さって嬉しいです。
御主人のラムさん写真も癒されますがkenkoさんの
文章も大好きなんです。
ホビット、三部作全部がレンタルされてから一気に観るんだい!
と誓っていたのに我慢できずに観てしまいました。
スマウグさんは影とか尻尾とか瞳だけで、はっきりと全身が
見えないのが心憎い演出!はなれ山や谷間の町の、在りし日の
栄えた姿を実際に見ることができて感動しました。原作では
歌に謡われただけなんです。映画ならではですね。
あとトーリンがビルボに並ぶ第二の主人公になっていて驚きました。
憂いを秘めた渋いイケメンに・・・。原作は頑固ジジイって感じなのに。
亡き故郷を想い、祖父の敵のアゾグと闘い、仲間を守ってしんがりを
勤め、勇気を示したビルボに今までの態度を詫びる、真の王子ですね。

投稿: 奈良の亀母 | 2013年9月17日 (火) 13時59分

奈良の亀母様

亀母さーん!!お元気ですかー!
せっかくコメントくださったのに何ヶ月も放置して
今更書き込んでもご覧になることはないかもしれませんが・・・
文章が好きと言ってくださって、本当に嬉しいです。ありがとうございます!

ホビットの二作目、もうすぐ公開されますねー!
私は原作をまったく読んでないのですが、たのしみです!
予告編で竜の声聞けましたけど、確かにカンバーバッチの声で萌えましたヽ(´▽`)/

パソコンを新調して快適になりましたので、今年はもうちょっと更新できたら・・・と思っています。

投稿: kenko | 2014年1月26日 (日) 21時11分

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