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年末かけこみレビュー:邦画篇

おひさしぶりです、kenkoです。
るろうに剣心から3ヶ月半、完全に放置しておりました。
いただいたコメントもそのままで、ほんとうに申し訳ありません。
やる気がないならやめりゃいいのに、決断できない優柔不断。
ほぼフェードアウトした体になってましたが、この期に及んでジタバタしようと思います。

「映画館で観て感想を書いていない映画」というのが数えてみたら44本ありまして(もしかしたら観たことすら忘れてるのもあるかもですが)、1本ずつ記事にするのは無理なので、勝手に項目分けして何本かづつ、一言二言でも書いていこうかなーーという作戦。
Twitterでの自分のつぶやきなど参考にしながら・・・
そこまでやる必要はまったくないけど自己満足です。

まずは下記の5本で<邦画篇
まとめるなんてもったいない良作、傑作も含まれます。

劇場版 SPEC~天~
ヘルタースケルター
夢売るふたり
鍵泥棒のメソッド
アウトレイジビヨンド

では公開順に、『SPEC天』(2012年4月7日公開)から。

Specten

これは今思い返してみても、たぶん今年観た中でいちばんダメな映画だったと思います。
ここまできっぱりダメと言える映画もあんまない。
てか、これが映画とは言い難いなあ・・・
そもそも『ケイゾク』の大ファンで、ケイゾクに繋がるSPECだからこそテレビドラマも喜んで観ていたわけだけど、映画公開の一週間前に放送されたテレビスペシャルも微妙でしたし、当麻と瀬文のキャラは大好きなんだけど、映画はその二人のキャラの描き方すら一貫していないように感じられた。
映画だからって大きな話にしたり、派手なエフェクトしなくていい。
キルビル=栗山千明さんはよかったです。

Helterskelter

ヘルタースケルター』(2012年7月14日公開)

りりこを演じる沢尻エリカの強烈な美しさは見てて飽きない。
最初からおっぱいポロンで、役に賭ける意気込みが伝わります。
いま日本の女優さんで、ここまでやれる人が他にいるでしょうか。
いろんな意味で当たり役ですが、ビジュアル的にはこずえ役の水原季子が岡崎京子のマンガの世界から抜け出してきたかのようでした。
原作に忠実であるがゆえに、大森南朋演じる検事があまりに詩人すぎてこんな検事おるかいな!と引いてしまうのが難点・・・でも原作でもそういう人なんだもんね。
マンガでOKなことを映画でやると変なことになるというアレと思いますが、詩人な検事さんだからこそりりこのことを突然「タイガーリリー」とか呼んでも違和感ないわけで・・・難しいね。
心も身体も痛いシーンが続きますが、りりこは残酷な運命をとことん生き抜き自分の力で伝説になった。
なんつーか「してやった」感があり、解き放たれるラストは晴れやか。

Dreams_for_sale

夢売るふたり』(2012年9月8日公開)

西川美和監督の新作ということで、楽しみにしていた1本。
女達を騙す男が、愛嬌のある顔立ちではあってもけしてイケメンではない阿部サダヲってのがまず絶妙。
どちらかといえば優等生なイメージの松たか子にあんなことさせたりとかですね、西川監督の作品はまず意外なキャスティング、そして役者さんたちのこれまで見たことのない演技にどきっとさせられることが多いです。
そしてやはり女性だからか、突っ込んだ描写が怖いくらいにリアルなのだ。
時にいじわるすぎるほどに。
いろんなことが分かってしまう、ちょっとした演出も巧い。
松たか子演じる里子は、夫の浮気を肯定することで自分を守りたかったのか。
この男を選んだ自分は間違っていないと。
でも結局、傷はくすぶり続け。それって愛?プライド?
夫婦で結婚詐欺なんて、ふつうに考えたら夫婦としてはとっくに壊れているように思われるけれど、長く連れ添ったふたりならではの互いへの思いやりが消えてしまったわけじゃない。
修羅場を越えて、別々の道を歩み始めたように見えても、やはりどこかで繋がっているように感じられる・・・のが、夫婦なのかなあ。私はまだまだ・・・

Keyoflife

鍵泥棒のメソッド』(2012年9月15日公開)

これも『夢売る〜』と同時期に公開で楽しみにしていた1本。
香川照之演じる殺し屋と堺雅人演じる自殺未遂男の人格が、「俺があいつであいつが俺で」的に入れ替わる話と思ってた私ってば、ひさびさにすっとぼけ。んなわけないじゃーん。
内田けんじ監督の作品の中ではいちばん好き。すんごくおもしろかった。
イチオシ劇団ヨーロッパ企画の面々がちらりと出演していた点もポイント高し!
広末涼子の好感度も上がりました。きゅーーんとしたいな。

Outrage_beyond

アウトレイジビヨンド』(2012年10月6日公開)

前作の感想いちおう貼っとくぜコノヤロー!!→『アウトレイジ

工夫を凝らした容赦のない暴力描写。荒ぶる男たち。
新メンバー投入、関西弁も飛び出して、今回もとことん罵り合います。
腕の立つ役者さんたちによる全力の口喧嘩は、はっきり言って超たのしいし、たのしそう。
若いもんにはついていけんとぼやきながらもまだまだヤル気の古株ヤクザさん、ヤクザ流の面接のシーンとか最高に笑えるし、ヤクザの世界もなかなか世知辛く、カタギの世界にも通じるものがあるように思われ共感したりもするのだけれど、最終的には命に関わってくるところがヤクザ。
笑ってばかりもいられません。
小日向文世さん演じる片岡は、てめえはいったい何がしたいんだコノヤロー!と罵倒したくなる質の悪さ。いちばん悪いよね。やっぱ仲間に入れてほしかったのかなあ。

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コメント

お待ちしておりました!
不定期でもお手隙のときでもいいので続けて下さいね、映画・DVD・漫画を観るときに物凄く参考にされていただいているので(^u^)

全く関係ないネタですいませんが、「この漫画が面白い」で男1位のテラフォーマーズがなかなか面白かったです。

今回の邦画ではアウトレイジビヨンドが観てみたいです~(^o^)丿

投稿: 猿吉君 | 2012年12月14日 (金) 13時35分

猿吉君様

嬉しいお言葉!ありがとうございます、励みになります〜!
ようやく今やる気が出てきたから、なんとかこれを続けられるように・・・と思っております。。。

今年も映画ベストだけでなく、マンガのベストも挙げるつもりですが
ぜんっぜん、読んでないんですよねぇsweat02
テラフォーマーズもタイトルすら知らず・・・チェックしてみますね!

アウトレイジビヨンドおもしろかったですよ!おすすめですshine

投稿: kenko | 2012年12月15日 (土) 01時00分

けんこさんお久しぶりですノシ

待ちに待ったアウトレイジビヨンド、個人的には前作の方が笑えたんですけど楽しかったです!
公開前からすっごい楽しみにしていた映画でした。公開日まだかなまだかなってドキドキしたの初めてかもしれません。

つーか片岡刑事は純粋に仲間に入りたくてあんなことやってたんすかw
なにやってるかわからないといえば、友人が指摘して気づいたんですけど「1」の関内会長も行動が謎でしたよねwこの手の狂言回しって言動の整合性釣ろうのが難しいんですよ。エヴァンゲリオンの親父さんしかり、まどマギのほむらさんしかり。

しかしこれで生きがいがひとつ減っちゃったなあ・・・あとは来年の怪盗グルー2が楽しみです、アル・パチーノが声をやるそうでw

投稿: ゴーダイ | 2012年12月17日 (月) 23時36分

ゴーダイ様

こちらではおひさしぶりでーす!やる気出してみました。

ゴーダイさんはそんなにドキドキするくらい
アウトレイジビヨンドが楽しみだったんですね。
それは私にとってのエヴァQくらいかも。

やっぱ片岡さんだけヤクザじゃないから、仲間はずれみたいな気持ちだったんじゃないかなーなんてcoldsweats01
そうそう、1作目では関内会長が片岡さんみたいなことしてましたね。
引っ掻き回すだけ引っ掻き回して、いったい何がしたいんだーという。
みんな死んじゃったら関内会長も困るんじゃないだろうかと思いました、そういえば。
エヴァのゲンドウさんと冬月さんも、観るたび画面に向かって「いったい何がしたいねん!」とつっこんでおります。
まどマギは観ていないから分からない・・・

怪盗グルーは公開時観てなくてレンタルになってから観ましたが、むちゃくちゃいいですよね。
私も続編たのしみです。アル・パチーノが出てるんですね!

投稿: kenko | 2012年12月20日 (木) 16時07分

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