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年末かけこみレビュー:おすすめヨーロッパ映画・韓国映画篇

おすすめヨーロッパ映画・韓国映画篇>は、以下の7本。

サラの鍵
ポエトリー アグネスの詩
おとなのけんか
少年と自転車
ミッドナイト・イン・パリ
私が、生きる肌
最強のふたり

ほんとに全部おすすめですけん。
『ミッドナイト・イン・パリ』はアメリカ映画ですが、舞台パリでパリに行きたくなっちゃう映画なのでここに入れちゃいます。

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サラの鍵』(2011年12月17日公開)

昨年12月日本公開の映画だけど、私が観たのは今年の3月なので・・・

ベストセラー小説を、クリスティン・スコット・トーマス主演で映画化したミステリ仕立ての感動ドラマ。
第二次大戦中にパリで起きたフランス当局によるユダヤ人迫害事件(ヴェルディヴ事件)を描いています。
少女サラのあのような状況での賢さ、健気さが胸に突き刺さる。
またしても名子役!とても重い内容ですが、観るべき映画。

Poetry_2

ポエトリー アグネスの詩』(2012年2月11日公開)

『シークレット・サンシャイン』のイ・チャンドン監督。
これまた韓国で実際に起きた女子中学生集団レイプ事件に着想を得た作品なんだそうです。
いろいろ思うことはあれど、うまく言葉にできない。すごい映画でした。
重苦しく行き場のない想いが、ラストのあの瞬間、ストンと腑に落ちた。
というか、解き放たれたというか。
ミジャの言葉が、誰にも顧みられることのなかった少女の心にシンクロする。

Carnage

おとなのけんか』(2012年2月18日公開)

涙流して笑った!ロマン・ポランスキー監督によるおとなのコメディ。
キャスティングがすばらしすぎます、上手い役者さんは総じてコメディもこなすよね。
まったくおとなのけんかってめんどくさい、でもなんだか楽しそうにも見えて、ささいなことで他人と言い争いたくなりました。
尺が短いのもいい。まったく無駄がない完璧なワンシチュエーション劇。

Legaminauvelo

少年と自転車』(2012年3月31日公開)

観ながら松本大洋『サニー』を思い出してた。
シリルと春男はよく似てる。
てゆーか、作風自体似てる気もします、ダルデンヌと松本大洋。
やはり自転車に乗る少年ってとても絵になるし映画的、走る少年もいいなーとしみじみ浸っておりましたところ、一緒に観た母「やっぱり身体を動かして汗をかくことが大切なのよ。5分程度じゃだめ、バスで移動するくらいの距離、時間でないと。自転車に乗ることで気持ちをクールダウンさせたのよ、あの子は」
まあそうかもしれないが、こんな切ない映画観て直後の感想がそれかい!

Midnight_in_paris

ミッドナイト・イン・パリ』(2012年5月26日公開)

オーウェン・ウィルソンが1920年代のパリにタイムスリップしちゃう話って、そんなファンタジーなウディ・アレン意外と最初は思ったけど、これがもうほんとうに素敵なロマンティックな映画でした。大好き。
タイムスリップといっても大袈裟なエフェクトで演出されるわけじゃない、深夜0時のパリでは当たり前のようにそんな不思議が起こりうるのです。
そしてオーウェン演じる脚本家ジルは、会えるはずのない憧れの人々と出会う。
ヘミングウェイ、フィッツジェラルド、TSエリオット、ピカソ、ダリ、ロートレック、ゴーギャン、ドガ。夢のひとときshine
ダリはエイドリアン・ブロディなんですけどね、めちゃ笑った。
いつの時代も、今に辟易としている人々にとって、過去はキラキラと輝いてみえる。
それも自分が生きた過去ではなくね。分かる気がします。

Lapielquehabito

私が、生きる肌』(2012年5月26日公開)

想像を絶するヘンな映画でした、いい意味で。さすがアルモドバル。
なんかムカデ人間連想しちゃった・・・ひいてはヤプーだ!
トラちゃん登場シーンに笑ってしまった。

Intouchables

最強のふたり』(2012年9月1日公開)

1本忘れてたsweat02ので、訂正追記・・・
実話を元にした感動のヒューマンドラマとか言われるとなんだか敬遠してしまいそうだけど、いわゆるあざとく泣かせる系とは違うのだ。
クチコミで評判が広がり地元の映画館も満員御礼でした。
こういう映画に人が入るのはいいことね。
めちゃ感動したー!という感じではないけど、じんわりいい映画。
あと音楽がよくて、ドリスといっしょに歌って踊りたくなります。

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コメント

私が生きる肌だけしか観ていないんですが
ビビッドな色彩が印象に残りました。
トラちゃんは女性にもてるんでしょうね。
このお話はファンタジーだと思いました。
ヒロインが本当に美しくて、特に髪を無造作にまとめて
ワイシャツをはおっただけの姿で朝食をバンデラスと
共に食べるシーンときたらもう。皮膚移植とホルモン剤で
これ程美しくなれるんなら、トライしたい女性も多いだろうなあ。

投稿: 奈良の亀母 | 2012年12月30日 (日) 21時39分

奈良の亀母様

お返事が大変おくれました!
あけましておめでとうございます!

アルモドバルの映画はいつも予想できない展開で驚かされます。
ファンタジーか。なるほど。
ヒロインは肌色の変な全身タイツ着てても美しいんですもんね、
ほんとにきれいな方でした。
本当にこのような技術があったなら、トライしたい女性は後を絶たないでしょうね〜。

亀母さん、今年もどうぞよろしくお願いします!

投稿: kenko | 2013年1月14日 (月) 21時29分

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