ウルヴァリン:SAMURAI
ウルヴァリン関連の作品はまず、ブライアン・シンガー監督作に始まるX-MENシリーズ三部作があって、次にウルヴァリンスピンオフ第一弾の『ウルヴァリン X-MEN ZERO』、それからマシュー・ボーン監督のリブート版でX-MENビギンズ『ファースト・ジェネレーション』とあり、それぞれ描かれる時代が違ったりするので、あれ?今回のは時系列的にはどこからの続きだっけ?と最初ちょっぴり戸惑いましたが、ジーンが出てきた時点で、ああ三部作の後かーと分かりました(遅)
てかジーンの顔、修正されすぎてて怖い・・・
アジアンビューティーなヒロイン・マリコの地味だけど透明感ある美しさを惹き立てちゃってたね・・・
あー言っちゃった・・・
今回のは、地元に近い広島県福山市の鞆の浦というところでロケされてたりして、ミーハーなわたくしヒュー様にひとめお会いしたくてロケ現場に駆けつけたりしたのもいい思い出!
ウルヴァリンの姿のヒュー様と握手したんだからー!ひゃー
鞆の浦という極めてローカルな場所にアメコミヒーローが佇んでいる光景というのは、それはもう現実とは思えない奇妙なものでしたが、映画本編も期待を裏切らないあんな日本、こんな日本、日本人の誰も知らない日本!がたくさん出てきて、そこでお馴染みのウルヴァリンさんがいつものように戦ったり苦悩したり、なにこれどっからつっこめばいいの?!ねえどっから?!と心の中で絶叫しっぱなしでした。
結論から言えば、鋼の男の百倍おもしろかったです。
もうね、かわいいの!ウルヴァリン!もといクズリ!
クズリというと『ぼのぼの』のウンコたれクズリくん思い出すんだけど。
何度も泣き笑いましたけども、いちばんは矢志田家で着物姿のおばちゃんにお背中流されてるとこかなあー
ラブホテルで火星探検も最高すぎました、あの受付のおばちゃん(笑)
ヤクザに外人!外人!言われたり、ご飯にお箸立ててマリコに怒られたり。
新幹線の上でのバトルも爆笑!
列車の上で戦うってアクション映画でよくあるけれど、今回の新幹線バトルは相当フレッシュでしたわよ。
てかウルヴァリンとほぼ互角に戦うヤクザ強すぎだよ?
とまあ随所で笑いが止まらなかったんですけども、冒頭の長崎にて日本人(矢志田様)をウルヴァリンが救うシーンなんて、それはもう胸熱だったんですよ。
いわば敵同士。だけどこんな友情あってもいいじゃない!
なので最後魔界城にて、矢志田様の裏切りには日本人としてなんだか申し訳ない気持ちになりました。
どうして、矢志田様(;д;)
でも最初ウルヴァリンに渡そうとした例の刀にも、よく見ると不老不死とか書いてあったしね。
最終的に不死を望む悪役というのも一周回ってこれまた新鮮とも言える。言えない?
てかウルヴァリンVSヤクザ、VSニンジャ、VS・・・ってどんだけ〜!!
しゃべると残念なニンジャの人はちとかわいそうでした。
ファニーフェイスなユキオもよかったです、日本語がちゃんとしてて好感持てました。
変わった喪服着てると思ったら、アクションシーンに備えてかよ!次回作出るのかなー
ヴァイパーは脱皮のシーンで先日読んだばかりの『ブラックホール』を思い出しました。
もちろん真田様も、戦国武将みたいなセリフがキマってたよ!
そしてエンドロールにて、これまた期待を裏切らない、あの方のお姿が拝見できただけでもう胸いっぱい。
やっぱりプロフェッサーはマカヴォイよりピカードだー!!
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コメント
うお、本当に書いてたw
私も同じ日に見たんですけど、やっぱあんま母性本能とかがないから、後ろ向きなスーパーヒーローはもういいかなあってw(アイアンマン3で見た)
でもウルちゃんに握手されたら、私も「きゃ~」ってなって親衛隊に入隊していたかもw
これってやっぱり『007は二度死ぬ』ですよね。勘違いしている日本を楽しむ映画!
投稿: ゴーダイ | 2013年9月14日 (土) 09時27分
ゴーダイ様
ほんとに書きました(笑)
私も後ろ向きな悩めるヒーローよりアイアンマン1作目やアヴェンジャーズのような
スカッとするヒーロー像の方が最近は好きですが、
これはほとんどコメディとして観たので、そのへんは全く気になりませんでした。
あんまりかっこつけてやられるともうゲンナリするんですけどね。
ウルヴァリンに握手されたら、キャー!!ってなるよ!絶対(◎´∀`)ノ
で、007は二度死ぬ、は観てないんですが、ほんと今どき珍しいくらいの
勘違い日本描写がすごく楽しかったです!
投稿: kenko | 2013年9月14日 (土) 18時45分