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悪の法則

The_counselor

ひさしぶりにログインしたら書きかけの記事がありましたので加筆修整して投稿。2013年11月鑑賞。

リドリー・スコット監督、豪華キャストでとてもたのしみにしていた作品。
マイケル・ファスベンダーとペネロペ・クルスがカップルとか最強すぎるだろー!!と期待しまくっておりました。

が、観てみて、うーん?
洗練されたインテリアや衣装、ゴージャスな登場人物を眺めてるだけでも楽しいっちゃ楽しいんだけど、ぶっちゃけ何の話してるんだか分かんない場面が多くてもやもやしました。
輪郭が見えない、でもなんとなく核心に触れているっぽい会話劇。
その話とその話はどうつながるの?てかあんた誰?とか首をかしげながら観てるうち、ファスベンダーとハピエル・バルデムの新しいお仕事もろくに始まってもいないうちに、ファスベンダーは危機的状況に陥ってしまう。

何もかも手に入れているように見えるのに、欲に目がくらんだイケメン弁護士はいったいどこで道を誤ったのか。
ブラピとかいろんな人が、「あんた気をつけなさいよ」と怖い話を交えて再々警告してくれていたのに、「俺はやるよ」と余裕の表情。
賢そうに見えて実はアホなんか!とうっすら思いましたけども、いやこれは、とうの昔に悪魔と契約してしまった男の話なんだと考え直しました。
選択肢なんてとっくにない。
けれど、本当に最悪のことが起きてしまってからでないとそのことに気付かない。
残酷な結末が冗談でしかない世界に、彼は最初からいたのです。

最近ハマった海外ドラマ『ブレイキング・バッド』をちょっと連想する内容でもあったけど(ハンク出てるし!)ブレイキング・バッドの方が百倍おもしろい。
でも『ブラック・レイン』を想起させる豪快な首チョンパシーンとか、コメディエンヌでないキャメロン・ディアスの擬人化した肉食動物みたいな圧倒的ビジュアルとか、見どころはたくさんあり、全体的には釈然としないけど、それゆえ後からいろいろ考えてしまう映画ではありました。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

『ブレイキング・バッド』はこの後ラストシーズンまで観て、愛してやまない特別な作品となりました。
『悪の法則』も観た直後の感想はイマイチっぽいけど、振り返ってみて、そういや終盤大好きな映画『エンゼル・ハート』を連想したし、2014年のベストに入れた『マップ・トゥ・ザ・スターズ』観た際に思い出したりしたので、やっぱりけっこう好きなのかもしれません。
珍しく感想残してるくらいだし。地獄巡り映画が好きなのかも。(2015年1月26日)

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